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【レビュー】WKC「ねじねじ」
評価:4
WKCブランドの、ケーブルに取り付けるフレームプロテクター。カラーバリエーションが豊富です。最近はパルミースポーツというブランドでも販売されている模様。
購入動機
ハンドルを切ると、アウターケーブルとヘッドチューブが擦れて、塗装が剥がれたり、傷が付くことが有ります。
クロスバイクのヘッドチューブ部分の塗装の剥がれが顕著になってきたので、これ以上剥がれを拡大しないためにプロテクターを導入することにしました。
ちなみに、他の自転車はケーブルの交換時に店側が気を利かせてプロテクターを着けてくれるので、今までこの手のものを自分で買ったことは有りませんでした。
各社からアウターケーブル用のプロテクターは発売されていますが、「ズレやすい」「いつの間にか落としていた」という評判を聞いたものは避けました。
そんな中、見た目はイマイチだけど性能的には一番良さそうだと思えたのは、本製品でした。「ねじねじ」という、見たまんまネーミングも素敵です。
製品概要
1個辺りの実測重量は1g。2個1セット。
ブレーキケーブルとシフトケーブルの両方で使うためには2セット購入する必要があります。
通常、ケーブル用のプロテクターには「シフトケーブル用」「ブレーキケーブル用」の2種類がありますが(ケーブルの太さが微妙に異なるため)、本製品にはその区別はありません。
やたらカラーバリエーションが豊富で、フレームカラーと合わせるのも容易です。調べた限りでは、以下の色があります。
・イエロー
・ブルー
・グリーン
・ピンク
・レッド
・オレンジ
・ゴールド
・シルバー
・ブラック
・クリアー
・ラベンダー
・パープル
・ディープイエロー
使用感
クロスバイクのブレーキケーブルのアウターケーブルに付けて使用しています。使っている色はレッド。フレームの差し色とあわせています。
取付
材料はTPR(熱可塑性エラストマー)。見た目よりも柔らかく、アウターケーブルへの取り付けは簡単に行えます。
効果
既に傷のあるフレームに装着したのですが、新規の傷は増えていないように見えます。筒状のフレームプロテクターよりもフレームの保護効果は高いように感じました。
すぐにズレたりすることはありませんでしたが、長期間使用していると少しずつズレては来ます。
見た目
遠めで見た際に赤成分が増えたのは個人的に気に入っている部分。差し色を増やしたいときに有効な手段と言えるでしょう。
更に2本を互い違いに組み合わせることで、カラーコーディネートも可能とのことですが、やったことはありません。
寿命
室内置きで2年程度、室外起きで1年程度で柔軟性が無くなります。逆に傷の元になる可能性があるので、1年程度で交換するのが良いと思います。
余談
このクロスバイクはアニメ「ろんぐらいだぁす!」のキャラクター・葵のクロスバイクのモデルになっていますが、ねじねじも見事にアニメ(第1話)では描かれています。
先週の「ろんぐらいだぁす!」見返してて気づいたけど、「ねじねじ」まできちんと再現している所に驚きを隠せない。 pic.twitter.com/hjOU3fs8n0
— ばる (@barubaru24) October 13, 2016
気になる方は是非ご確認を。
まとめ
若干、おしゃれさには欠けますが、非常に軽量でフレーム保護性能も十分。ただ、柔軟性は徐々に失われるので、定期的な交換は必要です。
WKCがメーカーなのかブランドなのかは良くわからなかったんですが、台湾生産のようです。
評価
対象モデル: WKC「ねじねじ」
年式: 不明
定価: 616円(税込)
購入価格: 513円(税込)
公称重量: 2.4g/2個
実測重量: 2.0g/2個
価格への満足度
材料費からするとちょっと高いと思う。
総合評価
機能的には十分。ちょっと見た目はイマイチかもしれないが、差し色にもなる。
レビュアー情報
年齢: 36歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。