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【レビュー】Xpedo「CXR」
評価:2
ペダル専業メーカーXPEDOの両面ビンディングペダル。SPD互換です。
購入動機
ペダルの軽量性とカラーに惹かれて。SPD互換で両面で295gというのはかなりの軽さです。
XPEDOの日本代理店はAkiworldらしいですが、最近3Tの取り扱いが「あさひ」に変わったりと元気がありません。日本でもほぼ見かけず、ドイツの通販サイト「Bike24」で注文しました。
製品概要
実測重量は287g。付属クリートは2個で82g。
軸はクロモリ、ボディはアルミ製です。
使用感
ロングライド用ロードに取り付けて使用。比較対象は、SHIMANO XTR PD-M9000です。
重量
SHIMANO XTRペダルに比べて21g軽いです。ただし、クリートが片側で10g重いので、実質的な重量は変わりません。
取付
今時のペダルらしくペダルレンチは使えず、8mmアーレンキーで取り付けます。
脱着
ここが最大の問題でした。クリートの脱着が上手くいかないのです。しかも左だけ。一応、足を捻るとクリートがリリースされた感覚はあるんですが、何かが引っかかって外れてくれません。最初はそのせいでコケそうになりました。
何度かガチャガチャやると外れはします。が、固定力調整のネジをいくら調整してもこの現象は解消されませんでした。クリートをSHIMANOのものから付属のものに変えても全く挙動は同じです。
右側はそういった事は無いので、単純に不良品なのかもしれません。
スタックハイト
もう一つ違和感があったのはスタックハイト。
ペダルの厚みがPD-M9000に比べると随分と厚く、その分サドルが低くなったような違和感がありました。本製品はオフロードを想定された製品のため、恐らく泥づまりを防ぐためにあえてスタックハイトを大きくしているのだと思います。
特にこれがネガティブであるということではなく、単純に違和感があったのでした。
見た目
これは完璧でした。私のフレームのラグの色は濃い目のワインレッドにしているのですが、本製品も同系色。フレームには完全にマッチしたカラーです。
まとめ
結局、PD-M9000に戻してしまいました。
見た目はとても気に入っているのですが、クリートが外れないというのは致命的です。SPDのクリートで外れないならば仕方がないのですが、付属のクリートでもダメっていうのはちょっと。
前述の通りガチャガチャやれば外れるのですが、それにより足首や膝に違和感が残りました。たった40㎞程度で違和感が出ているので、これがロングライドともなると大きなトラブルに繋がるでしょう。
PD-M9000に戻したら、全くストレスなくリリースが出来ました。やはりご本尊が最強ということなのでしょうか。
一応、ダメ元で不良品ではないか問い合わせてみる予定です。
評価
対象モデル: Xpedo「CXR」
年式: 2017年
定価: 不明
購入価格: 12000円(税込)
公称重量: 295g
実測重量: 287g
価格への満足度
高級感はあるのに安い。
総合評価
クリートの着脱が困難であるため。
レビュアー情報
年齢: 33歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。