熱函ルート(沼津→小田原)

箱根の南側、熱函街道を使うルートです。

ルート概要

箱根を上まで登らず、南側の熱函街道を使うルートです。

頂上はトンネル(鷹ノ巣山トンネル)になっており、標高はわずか415mしかありません。箱根の国道一号最高地点は874m、箱根旧道でも最高標高は800mあるため、約半分の高さまでしか登らなくて済みます。ブルベではよく使われるルートです。

ただし、熱函街道の鷹ノ巣山トンネルから熱海までのダウンヒルはかなりの急勾配であること、熱海から小田原までのR135は地味にアップダウンが多くなっています。距離も箱根を通るよりは伸びます。

このルートは達成例があります。2019年、「おゆ」さんが強い南風の日にこのルートを選択。熱海から小田原まで強い追い風を受け、距離の短所を減らし、獲得標高の少なさを享受した形になります。このような限られた条件の場合は強みを発揮するルートと言えるでしょう。

・最高標高が低い(415m)
・獲得標高が少ない(箱根比で約250~300m少ない)
・距離が伸びる(箱根比で2~7km増える)
・鷹ノ巣山トンネルからの下りが急勾配
・熱海市街の後も小田原までアップダウンが続く

箱根周辺コースの各ルートの比較は、こちらの記事を参照してください。

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ポイント

迷いやすいポイント・注意すべきポイントの解説です。

西間門交差点

このルートへのエントリーポイントは色々考えられますが、一番短そうなルートをこの記事では選択しました。

沼津の西間門交差点からK380を外れ、K139に入ります。

岐れ道交差点

岐れ道交差点から熱函街道に入ります。ここから先は道なりです。

平均4%ほどの緩めのヒルクライムとなります。人によってはアウターのみで行けてしまうかもしれません。

鷹ノ巣山トンネル

熱函街道の頂上に位置するトンネルです。全長1268mあります。路肩はそこまで広いわけではないので注意して抜けてください。テールライトを点灯するのも忘れずに。

熱海市街へのダウンヒル

鷹ノ巣山トンネルから熱海市街へのダウンヒルはかなりの急勾配です。カーボンリムのリムブレーキ車では、途中に冷却休憩を挟んだほうが良いかもしれません。アルミリムでも手がかなり疲れます。

真鶴道路

夕方は非常に渋滞します。路側帯もほぼ無いので、渋滞に巻き込まれると悲惨です。17~18時に通るのは避けましょう。

 

(熱函ルート・完)


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間13分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)