伊賀越えルート(関~関目)

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鈴鹿峠を通らず、関から大阪までをほぼ一直線で結ぶコースです。R163~R25を使う、いわゆる非名阪と呼ばれるルートで、伊賀の里を越えます(ちなみに、主ルートでは甲賀の里を越えます)。

目次

ルート概要

距離の大幅な短縮を見込める上、車も少ないですが、アップダウンは多く道路の舗装も良くないのが特徴です。

特に、加太駅周辺の区間には二桁国道にも関わらず、未だダートが存在していることでも有名です。夜にこのルートを使うのは避けるのが賢明でしょう。

・主ルートより距離が20km短い。
・信号が少ない。
・交通量も少ない。
・名物、加太のダート。
・路肩が狭い&大型トラックが走っている。
・アップダウンが多い。
・補給所が少ない。

ポイント

迷いやすいポイントの解説です。

新所町交差点

関駅の前を過ぎて、R1とR25に分岐します。直進すると主ルート、左折すると伊賀越えルートの始まりです。ここから少しずつ上り始めます。

加太駅手前の踏切

JR関西本線の踏切を越えます。月に一度メンテナンスのため運休するほどの赤字路線であるため、可能性は低いですが、運悪く引っかかる可能性もあります。

ダート区間

関西本線の下を通るトンネルを越えてしばらく行くと、路面の状況が悪くなり、最後にはダート(※)になります。この近くには採石場があり、大きなダンプが走り続けて舗装が剥がれてしまったと言われています。

乗って越えることも不可能ではないですが、完全ダートの区間は約200mと短いのでパンクのことを考えると歩いた方が良いです。

※2015年5月に再舗装されたようですが、前述の通りダンプが常に走り続けている場所なので、既に舗装は荒れてきているようです。

伊賀IC付近

加太のピークから下り、昭和シェルの先でT字路に行き当たります。ここを左折した後、すぐ後ろに入り、そのままR25の旧道を行きます。

印代交差点~小田西交差点

伊賀上野駅の手前、「印代」でR25は左折しますが、そこを直進します。R25方面に行ってしまうと伊賀上野の中心部に行ってしまい、遠回りです。「小田西」(ローソンがあります)でR163に合流します。

月ヶ瀬周辺

小さいですが、丘越えが4連発します。その後も、清滝トンネルへの上りが残っています。体力配分に注意。

上狛四丁目交差点

「上狛4」で綾鷹で有名な京都福寿園を右手に見ながらT字路を左折します。すぐに木津川を越えます。

木津交差点

木津川を渡りきったら、木津交差点を右折します。道は細いです。「川ノ尻」でR163に合流します。

清滝トンネル前

2015年に、清滝生駒道路にバイパスが新設され、自転車通行不可の区間が出来ました。かつてのR163も残っており、こちらは自転車通行可能なので、基本的にはそちらを通ることになります。

「下田原ランプ」交差点を左折せずに直進します。その後、清滝トンネルの上を越え、若干引き返しながら下り、清滝トンネルに入ります。トンネル内の車道は自転車通行禁止なので、必ず歩道を通ってください。歩道の幅はかなり広く取られています。

清滝トンネル後

清滝トンネルを出て、しばらく下るとR163方面と清滝峠方面への分岐があります。R163は自転車通行不可となるので、側道の清滝峠方面へ行ってください。

楠公里交差点

「楠公里」を過ぎると、陸橋部分をアンダーパスで抜けられる箇所があります。青看板で「R163 大阪門真」と出ているので、ここを入ります。直進禁止の場所なので多分間違えないはず。

関目5交差点

「関目5」で左折し、主ルートに合流します。

 

(伊賀越えルート・完)

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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