主ルート(沼津→本宿)

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沼津→本宿間の注意ポイントを解説します。

目次

ルート概要

静岡のバイパス地獄は難しいので、一度試走しておくと良いと思います。

主ルートとしてはR1をひたすら走るルートを採用しました。近道や別ルートは他の記事で解説します。

沼津~由比

K380を通り、富士方面へ。バイパス地獄の始まりです。数々のバイパスを抜けて由比に至ります。

富士駅周辺

富士駅~新富士駅の間のR1の一部は自転車通行不可になっています。

K380の「檜」を直進し、R139へ。コジマ電機のある「蓼原」を左折し、東海道本線、東海道新幹線のガード下をくぐり、「宮島東」でR1に合流します。マクドナルドが目印です。ただこの回避方法は距離が長いので、別ルートをお勧めします。

新富士川橋~由比駅

新富士川橋自体は自転車通行不可ではありませんが(参考・静岡県 自転車通行禁止区間情報)、渡り切った富士由比バイパスには「自転車通行不可」の標識があります。

 

新富士川橋の自転車通行可能/不可能部分をまとめると上の画像のようになります。ちょっとややこしいです。

橋を渡りきる手前で歩道に上がるか(自転車を担ぐ必要あり)、予め歩道に入っておく必要があります。歩道部分から土手の下に降りる階段を下り、バイパスの下をくぐって「蒲原東IC東」に出ます。次の信号(セブンイレブン手前)を左折し、突き当りを左へ。

K396の旧東海道を直進し、東名高速の下をくぐったらY字路があります。これを右へ行くと旧東海道。左へ行くと、由比駅方面へ行きます。これはどちらを通っても由比駅を過ぎたところで合流するので、どちらを通ってもいいでしょう。自分は左へ行って由比駅周辺を抜けるルートを選びました。

由比~島田

由比からは富士由比バイパスには乗らず、太平洋自転車道を通り、興津へ。清水~静岡を抜けて宇津ノ谷峠を突破し、藤枝を経由して島田に至ります。

富士由比バイパス(寺尾~)

由比駅を過ぎると道が下り基調になり、「寺尾(現在は交差点が消滅)」で富士由比バイパスと合流します。

この区間の車道は実は自転車通行可能なのですが、一旦左に渡って「太平洋自転車道」に入ることをオススメします(参考: 富士由比バイパスルート)。東名高速道路と富士由比バイパスの間の狭い道です。砂が浮いてたり、雑草が生えてたりして正直走りにくいけど仕方ない。

新興津川橋を越えると、側道に下ろされます。バイパスの下をくぐって、R1に復帰可能です。

清水駅前

清水駅前の交差点では右折します。直進すると、焼津方面へ行ってしまいます。その後3つ目の「江尻大和」で左折。このまま道なりで静岡駅に到着します。

宇津ノ谷峠

旧道である「宇津ノ谷峠」へは行かず、「平成宇津ノ谷トンネル」で峠の下をくぐります。車道も自転車通行不可ではないですが、歩道も広く取られているのでそちらを通ってもいいでしょう。ライトは必ず点灯すること。

トンネルを出た後は側道に下ろされます。「廻沢口」前後でバイパスの下をくぐり、K208に合流。そのまま道なりに行くと「内谷新田」でR1に復帰します。

島田駅前(大津通り交差点)

R1はここを右折しますが、右折するとバイパスに突入してしまいます。K381を直進してください。「この先自転車通行不可」と大きい標識が出てるので間違えないとは思います。

島田~磐田

島田から大井川を越えると、中盤の難所・金谷峠が始まります。金谷峠を越えたら掛川・袋井のバイパスを回避し、磐田に至ります。

大井川橋

大井川橋の車道は自転車通行不可の表示はありませんが、路肩が大変狭いので歩道を通ったほうが賢明です。対面交通になっているので前から来る人や自転車に気をつけて。

袋井バイパス

袋井バイパスは途中まで自転車走行可能ですが、「久津部東」を過ぎると側道に下ろされます。そこから先は道なりにK413で袋井市内(旧東海道)を通過します。

磐田バイパス

太田川を越えると、袋井バイパスが終わって磐田バイパスが始まります。

この入口部分は、車道は自転車進入不可(になっていた気がする)。正確にはその先の「三ヶ野IC」より先のバイパス本道が自転車進入不可なので、下道を通ってR1の非バイパスに合流します。下道を通らずとも、R1バイパスの歩道を通っても合流が可能です。

磐田~本宿

磐田を越えると、浜松。天竜川を歩道でわたり、浜松バイパスへ。浜名湖を越えて潮見坂を登り、豊橋。ここからは微妙に登り始め、本宿で最高地点を越えます。

新天竜川橋

「池田入口」より先、新天竜川橋の車道は自転車通行不可です。ここは非常に広い歩道がありますので、こちらで天竜川を渡ります。

橋を渡りきったら、スロープor階段でK261へ降ります。そのまま西に進み、K312に入ります。

浜松バイパス

浜松バイパスは場所によっては自転車での通行が可能です。K312とR1の高架との合流点から、R1(浜松バイパス)に入ります。合流時には本道を走っている車に注意しましょう。暫くは浜松バイパスを直進。

潮見坂

浜名湖を過ぎて「大倉戸IC入口」でR1(左折)とR42(直進)が分岐します。R1方向は「自動車専用道路」の表示があるはずなので行かないように。R42を直進し、潮見坂を登ります。「一里山東」でR1に復帰します。

豊橋

「西八町」で右折し、北方向に進みます。また、豊橋の中心部は路面電車が走っているので、そちらにも注意が必要です。

この区間の別ルート

(沼津→本宿・完)

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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