この記事は約 4分で読めます。
OLIGHT RNシリーズにスイッチロック機能が追加
OLIGHTのフロントライト、RNシリーズ(RN1500・RN800・RN400)がアップデートされ、スイッチロック機能が追加されました。
スイッチロック機能の追加
先日、OLIGHTの担当者の方から連絡があり、RNシリーズにアップデートが加えられたことが分かりました。
アップデートの内容は、「スイッチロック機能の追加」です。
RNシリーズの問題点

すっかり人気のライトとなり、個人的にも愛用しているRN1500ですが、Amazonの口コミで気になるレビューが散見されました。
それは、「かばんに入れた際に、スイッチが勝手に押されてしまい、発煙した」というもの。
横から見るとRNシリーズのスイッチは若干出っ張っており、かばんなどに入れて力が掛かった場合にスイッチが入ることは考えられます。
個人的には「ライトをかばんに入れる機会ってどういう時だろう?」と思ったんですが、「RN1500はモバイルバッテリーにもなるから、かばんに入れて持ち歩くこともある」という方の話を聞いて納得しました。
2020年11月段階でOLIGHT側には「RN1500の改善要望資料」という全27ページの要望書を提出しましたが、その中でもこの件については触れていました。
Volt800のスイッチの周辺が一段凹んでいるのは意味があったんですね。よく考えられている製品だと思います。

便利アイテムを作成するサークル「ゆるふわーくす」さんからは、スイッチの誤動作を防ぐためにこんなパーツも発売されました。
RN1200へのスイッチロック機能追加
時は流れ、2021年7月。OLIGHTからRNシリーズの新製品「RN1200」が発売されました。
なるほど、こういう挙動か。
・スイッチオフ状態から5秒長押しでロック
・ロック中にスイッチを押しても起動しない(赤ランプ点滅)
・ロック中に5秒長押しでロック解除 pic.twitter.com/nBNGy9inW7— ばる (@barubaru24) July 9, 2021
RN1200の新機能として搭載されたのが、スイッチロック機能です。
私が提案した方式とは別の形でしたが、誤動作による発煙を防ぐ機能が搭載されたことになります。

RNシリーズの製造元であるMagicshineからは更に新製品の「RN3000」も8月に発売されましたが、こちらにもスイッチロック機能が搭載されていました。
RNシリーズ全てにスイッチロック機能搭載へ
そして今回、RN1200より前に発売されたRNシリーズにも、スイッチロック機能が搭載されたとのことです。
現在、OLIGHTの公式通販ではRN1500の在庫は全てスイッチロック機能搭載版に入れ替わっているとのこと。RN800とRN400は順次入れ替え中とのことでした。
現段階(2021年12月1日)では、RN800・RN400にスイッチロック機能搭載版とそうでないものが混在しており、順次入れ替え中とのことでした。
RN1500は全てスイッチロック機能搭載版に切り替わったとのことです。
Amazonの在庫の入れ替え状況は分かりませんが、現時点では製品説明に下記の文言が追加されています。
*重要:使用する前にまずスイッチのLEDが赤点滅から緑になるまで5秒間ぐらい長押ししてロック状態を解除してから使用してください。
こちらの文言を読んでも分かるように、出荷時点では「スイッチロック: ON」の状態になっています。
これは恐らく、配送中の誤動作を防ぐためだと思われます。使う前に、まずロック状態をOFFにする必要があることにご注意ください。
まとめ
RNシリーズへのスイッチロック機能追加のお知らせでした。
発煙は結構レアケースであると思うのですが、顧客の要望を受けて製品を改良できる企業姿勢は素晴らしいと思います。それなりにコストの掛かる変更な気はしますが、お値段は据え置きというのも嬉しい点です。
私は新バージョンのRN1500はまだ入手していませんが、遠征に備えてロック機能追加版を買ってしまおうかなーと思っています。
普段はまずライトをかばんに入れることはないのですが、最近は飛行機輪行が厳格になったこともあり、確実にかばんの中に格納する必要が出てきます。そういった時に備えて新しいバージョンを持っておいても良いかなと。
著者情報
年齢: 37歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。