東京→大阪? 大阪→東京?

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キャノボはルートが自由ですが、東京と大阪のどちらをスタートにするかも自由です。

 「どちら向きでも同じなんじゃ?」

と思えるかもしれませんが、実は全然違います。この記事ではその辺りについて書きます。

目次

スタート地点の違い

東京発(西向き)と大阪発(東向き)、単刀直入に言えば東京発のほうが難易度が高いです。

理由は風向き

東京~大阪間に吹く風は西向きであることが多いもの。これは偏西風の影響であると言われています。西風は、大阪発なら追い風ですが、東京発なら向かい風。東風の日も無いわけではないのですが、決行しようと思った日に東風が吹く確率は低いです。

 参考: 東京管区気象台|管内の風配図

「とにかく達成したい」のであれば、大阪発の方が勝算は大きいと言えます。逆に、東京発で達成したい場合には慎重に風向きを見極める必要があるでしょう。

東京発(西向き)の特徴

【長所】
 ・前半に箱根が来るので、後半楽。
【短所】
 ・向かい風の確率が高い。

大阪発(東向き)の特徴

【長所】
 ・追い風の確率が高い。
【短所】
 ・400km走った後の箱根が辛い。

(完)

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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