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24時間営業の「ゆうゆう窓口」が無くなる
郵便局宛に荷物を送り、そこで荷物を受け取れる「局留めサービス」というものがあります。

つい先日までは、地域の本局の「ゆうゆう窓口」で24時間荷物を受け取ることができたのですが、どうやら今年の4月から不可能になったようです。
24時間営業休止へ
クロネコヤマトなどの宅配便にも、「営業所留め」で荷物を送ることはできますが、受け取り時間は営業所のオープン時間に限られます。
これに対し、郵便局の本局は24時間荷物が受け取れる「ゆうゆう窓口」が存在します。正確に言えば、「していました」。既に国内の郵便局に、24時間営業の「ゆうゆう窓口」はありません。

理由はこちら。「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため」ということで、2020年4月22日から、全国すべての24時間営業窓口の営業時間が短縮されています。
キャノボのゴール近くにあって私自身も何度か利用した「神田郵便局」「日本橋郵便局」も24時間営業はなくなり、朝7時からの営業となりました。
この先どうなるのか
営業時間短縮の理由を見れば「コロナの感染拡大防止」なので、コロナの感染が収まれば24時間営業は再開されるようにも思えます。
しかし……
こちらの記事にもあるように、コロナ拡大以前から徐々に24時間営業の局は減り続けています。10年前には各県に複数箇所は普通にあったのに、今年初めには各県に1箇所程度に減っていました。トドメを刺したのはコロナですが、既に営業時間の短縮は既定路線だったということです。
このことを考えると、「ゆうゆう窓口」の24時間営業はこのまま再開されない可能性も大いにあると思います。
代替手段の検討
ロングライダーにとって、24時間営業の「ゆうゆう窓口」が有り難かったのは、着替え等をコース上や目的地近くの郵便局に送り、出先で荷物を回収出来ることにありました。私は「セルフドロップバッグ」と呼んでいます。
しかし、営業時間の短縮によって、昼間しか荷物が回収できなくなったということです。
これをどうにかするための代替手段を書いておきます。
手段1: ホテルを使う
コース上に仮眠を取る予定のホテルに荷物を送るという手があります。

往復宅急便というサービスを使えば、不要な荷物をそのままホテルのフロントから送り返すことができます。
確実に宿泊するホテルが決まっているのならば、これがベストな方法でしょう。
手段2: 到着時間を調整する
「ゆうゆう窓口」も昼間は空いているので、昼間の間に通過できる郵便局への局留め荷物送付はこれまで通りに可能です。
手段3: 営業所留めサービスを利用する
各宅配便サービスも営業所で荷物を受け取れるサービスを実施しています。
営業時間は現在の郵便局と変わりませんが、受け取れる場所の候補が増えるので頭に入れておいても良いと思います。
不可能な手段たち
検討してみたのですが、代替にはなりえなかったサービスも紹介しておきます。
NG1: コンビニ受け取り
Amazon等で買った商品をコンビニで受け取れるサービスがあります。
これを利用すれば、出先でも荷物を受け取れるのでは……と思いましたが、個人の宅配便を直接コンビニ宛に送付することはできないようです。
あくまで、通販等の配達のみで選択できる手段のようでした。
NG2: 駅の宅配ボックス受け取り
最近、駅に設置されるようになった、コインロッカーのような形状の宅配ボックス。アレが利用できないか?と検討しました。
これも同様の理由で駄目でした。調べたのはPUDOというサービスだけですが、恐らく他のサービスも同様だと思われます。
まとめ
ゆうゆう窓口の24時間営業の休止と、その代替手段について述べました。
24時間営業の局への局留めサービスを使った「セルフドロップバッグ」はかなり便利な手段だったのですが、今後は使うことが難しくなりそうですね。
コロナが収束したら再開要望のメールくらいは出してみたいと思っていますが、コンビニの24時間営業すら減ってきているこのご時世だと厳しそうです。健全な世の中に近づいているということかもしれませんが。
追記・コンビニ受取方法がありました
詳細はこちら。

著者情報
年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。