PBP攻略のためのToDoリスト

この記事は約 73分で読めます。

本記事は、ロードバイク Advent Calendar 2023の6日目記事となります。


2027年のPBPに挑戦する方々向けに、認定完走のために必要なことをまとめました。

3ヶ条くらいにしたかったんですが、リストアップしたら全46ヶ条になってしまったのでページを分割しています。

目次

はじめに

本記事は、次回2027年PBPの参加を考えている方に向けて、認定完走を得るために重要なポイントについて解説することを目的としています。

この記事の目的

コロナ禍で開催が危ぶまれた2023年のPBPは無事に開催され、終了しました。4年後の2027年もよほどのことがなければ第21回のPBPが開催されるはずです。

PBPスタート直後の区間

私は2015年/2019年/2023年と、3回のPBPに参加しました。2015年と2023年は時間内に認定完走、2019年は時間外完走でした。それらの経験を通して、「何をすれば完走に近づくか」「何をやってはいけないか」が大体見えてきた気がしています。

「PBPは一番完走しやすい海外ブルベ」とも言われたりしますが、決して簡単なものではありません。出場までに必要な手続きも多く、現地での動き方のイメージがつかない方も多いと思います。

本記事では、PBP完走のための重要ポイント46点を以下の6つの時期に分けて、時系列で解説していきます。

  1. 大会前年まで
  2. 大会当年: 準備期(1~6月)
  3. 大会当年: 直前期(7~8月)
  4. 大会当年: フランス入り後
  5. 大会当日(スタートまで)
  6. 大会中

今から四年後までにどんなことをすれば良いのか、是非イメージしながら読んでみて下さい(非常に長いですが……)。

PBPに限りませんが、長距離移動を伴う海外ライドは普段の国内ライドと違って、いわゆる「デバフが掛かった状態」になります。少しでも能力低下を抑えるように動くことが重要です。

なお、書いた動機の半分は、次回自分が出場する時に使うためだったりします。記憶が新鮮なうちにこういうものを作っておくと後々役に立つんですよね。

注意事項

本記事をお読み頂く上での注意事項です。

  1. 本記事は2023年大会までの情報を元に構成しています。2027年大会では規約・サービス・日程等が変更される可能性があります。
  2. 本記事はもっとも参加者の多い90時間部門の参加者向けの内容となっています。
  3. 本記事は「時間内の認定完走」を最優先目標としています。そのため実践すると観光面では味気ない内容になる可能性が高いです。
  4. 本記事は著者の経験から推奨する内容を一覧化しています。絶対的な正解ではないので、一つの意見として御覧ください。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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