12/4(日) 「東京自転車歴史フォーラム」開催

  • 2022年11月24日
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12月4日に行われる「第1回 東京自転車歴史フォーラム」で、発表を行います。

テーマは、「自転車による東京大阪間ノンストップチャレンジの歴史と考察」です。

第1回 東京自転車歴史フォーラム

12月4日、港区の物流博物館で「第1回 東京自転車歴史フォーラム」が開催されます。

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2022年12月4日(日)、「東京自転車歴史フォーラム第1回」が、港区の物流博物館で開催される。「自転車フォーラム」は、…

自転車歴史フォーラムとは

「自転車歴史フォーラム」は、自転車のモノづくり・競争・自転車遊び全般における歴史研究会です。

主宰は、伝説のフレーム職人と言われる梶原利夫氏。ツール・ド・フランスで区間優勝した日本産で初のフレームを作った人です。

数多くのフレームビルダーを育てた方としても有名で、下記のブランドの創業者は梶原氏の教えを受けています。

・KALAVINKA
・FUTABA/QUARK
・LEBANT
・ELAN
・LEVEL
・VOGUE
・YANAGISAWA

梶原氏は現在、産業遺産学会の評議員としても活躍されています。

その梶原氏が、元サイクルスポーツ編集部員の松本敦氏と共に今年から始めた研究会が「自転車歴史フォーラム」となります。

イベント概要

自転車歴史フォーラムの初イベントが「第1回 東京自転車歴史フォーラム」です。下記の次第で実施されます。

開催日:2022年12月4日(日曜)
場所:物流博物館会議室(東京都港区高輪 4-7-15)
時間:13時〜17時(予定)

募集リアル聴講:10人(参加費500円)

二部構成となっており、スケジュールは以下です。

挨拶(5分)
  東京自転車歴史フォーラム代表 梶原利夫氏
第一部(50分)
  井桜直美さん(日本カメラ博物館学芸員)「日本最初のボーンシェーカー」 
休憩(10分)
第二部(50分)
  baruさん「自転車による東京大阪間ノンストップチャレンジの歴史と考察」 

ということで、今回は第二部で50分間の発表を行わせて頂きます。

今回の発表について

今回のフォーラムにおける私の発表について軽く紹介します。

発表に至る経緯

そもそも何故、歴史フォーラムで私が発表することになったか。

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今年1月に行われた「ハンドメイドバイシクル展」で、東京自転車歴史フォーラムの発足イベントであるトークショーを観覧しました。

イベント後に、フォーラムの事務局を務める松本氏(写真左)と会話をしました。

かつて松本氏はサイスポの読者投稿レポートコーナー「輪な道」の担当者で、私は3回ほどそのコーナーに掲載されたことがあります。メールベースでのやり取りも何度かしたことがありました。

その流れで、「”東京大阪を自転車で走る”個人チャレンジの歴史を研究しています」と話した所、ご興味を持って頂けたようで今回の話に繋がりました。

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私としても、過去数年に渡って当事者へのインタビューを行いつつ調査した「東京大阪TTの歴史」を形に残すチャンスだと思ったこともあり、発表についての話をお受けすることになりました。

発表のテーマ

今回の発表テーマは「自転車による東京大阪間ノンストップチャレンジの歴史と考察」です。

イベント公式ページでは下記のようにご紹介頂きました。

1960 年代に隆盛をみた東京—大阪ノンストップ TT と、21 世紀になり隆盛をみた東京—大阪を駆け抜ける自転車遊びを対比させ時代変遷を検証。

「東京~大阪間をノンストップ(無宿泊)で駆け抜ける」というチャレンジには約60年の歴史があります。

私としては、その60年間は「東京大阪タイムトライアル」期と、「東京大阪キャノンボール」期という、2つの期間に分けられると思っています。

前の挑戦者が出した最速レコードを塗り替えることを目的として、サポートカー付きのチームで取り組んでいた「東京大阪タイムトライアル期」。

インターネット時代となり、サイクリストがソロチャレンジとして24時間以内の走破を目指すようになった「東京大阪キャノンボール期」。

今回、その2つの期間についての歴史をそれぞれ紹介し、両者の相違点を抽出、その上で何故その相違点が生まれたのかについての考察内容を論文として纏めました。その内容を発表する予定です。

まとめ

論文の作成に取り掛かったのは8月からで、月に数回は目黒の「自転車文化センター」に出向き、古い自転車雑誌を片っ端から調査しました。

「東京大阪をノンストップで走る」という試みは予想以上に昔から行われており、その情熱に驚きと共感を覚えました。

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なお、初の「東京→大阪」24時間切り記録と目される1969年の藤田氏のチャレンジで使われたフレームの作者は梶原利夫氏です

そして、私が今乗っているQUARKのフレームを作った細山さんのフレームビルダーとしての師匠も梶原利夫氏。

浅からぬご縁を感じていた梶原氏の主催する今回のフォーラムに登壇出来ることは非常に嬉しく思っております。

なお、今回はごく少数ですが、聴講者を募集しております。希望者の方は、上記URLに記載されているメールからお申し込みください。

著者情報

年齢: 38歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。

 


この記事を書いた人
ばる
ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019年の2回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)