東京→大阪キャノンボール ②箱根→静岡

まさかの一桁気温

国道1号最高地点から芦ノ湖に降りると、すっかり辺りは明るくなっていた。が、しかし・・・寒い!! 気温はなんと2度。GWの気温とは思えない。思わず、

などと呟いてみる。一応真冬用の長袖インナーを来てはいるが、その上にジャージを一枚着ているだけ。歯の根が合わないくらい寒い。荷物を減らすためにウインドブレーカーを家に置いてきたことを少し後悔した。

トラック暖房

5時50分、箱根峠からのダウンヒル開始。箱根の静岡側はダウンヒルの苦手な自分でも気持ちよく下れる数少ない峠。

前回同様、朝日の中の爽快ダウンヒルとなるかと思っていたら・・・後ろからトラックに思いっきり煽られる。終いにはクラクションまで鳴らされたので、先を譲ったが、今度は目の前に蓋をされてしまった。嫌がらせのような走り方に少々ムっとしたが、トラックの後ろは排気ガスの影響で温かい。健康にはすこぶる悪い暖房だが、寒いよりはマシ。結局、凍えることなく三島にたどり着くことができた。

三島から沼津に降りても相変わらずの向かい風。ただ、下り基調なので時速30km巡航は続けられる。

富士では、前回の大阪→東京キャノボですれ違った戦友・261さんから伝授された近道を使用した。檜交差点を左折し、吉原駅前を抜けることで約2kmのショートカットが可能となる。使って損は無い近道だ。蒲原~由比のバイパス地獄も既に4回目なので難なく切り抜ける。

伝説のランドヌーズとの邂逅

清水駅前まで来ると、前方に反射ベストの集団が。もしかしてブルベ中? 追い抜きざま声をかけてみる。

ばる「ブルベですか~?」
女性「はい、今日は試走ですが~」

と、白髪の女性ライダーから答えが帰ってきた。・・・あれ、今の人ってもしかして井手マヤさん? 井手さんは日本にブルべを持ち込んだ人。東京~糸魚川ファストランにも毎回出場していて、一度だけお話させて頂いたことがある。こんな所で再会するなんて人の縁とは面白いものだ。

なお、コースと時期から推測すると、AJ神奈川の定番コース「興津600」の試走だったと思われる。580km地点といった所か。実は井手さんたちはキャノボより長い距離を走った後だったことになる。この年はPBP開催年で、3ヶ月後の本番では井手さんも見事に完走を果たしている。

ガンダム、消失

東静岡駅ではガンダムとの再開を楽しみにしていたが、公開期間が終了したらしく跡形もなく消えていた。なんとも殺風景になっており、残念。

8時34分、予定より1分早く静岡駅前のローソンに到着。少々予定通りすぎて怖いくらいだ。購入した補給食を食べつつ、入念にストレッチ。ここまでの走行距離は180kmを超えているが、まだまだ全行程の1/3に過ぎない。少しでも限界を遅らせるために、やれることはすべてやっておかないと。

 

次のエピソード

遠州の空っ風 毎度のことだが、静岡駅を過ぎると向かい風が強くなる。 この日も例外ではなく、宇津ノ谷峠のトンネルを出た途端に強烈な向かい風を浴びることとなった。藤枝の市街地を抜ける途中、道に立っている幟は全てこちらの方向を向いている。[…]

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