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東京→大阪キャノンボール ⑥大津→梅田新道
痛恨のミスコース
大津の駅前を通り過ぎると、京都へと抜ける「逢坂の関」を通過する。
ゴール前の最後の大きな上り・・・といっても精々50mしか登らない。潮見坂のほうがよっぽどキツい。そんなに苦労せずにダウンヒルへ突入。途中で事前に調べた近道に入るはずだったのだが・・・
入る場所を間違えた。Edge705はもう少し先で曲がる指示を出しているのに、なぜかその手前で左折。試走の記憶から「確かここだった!」と思って曲がってしまったのである。機械の方が正しいはずなのに。判断力が鈍っていることが伺える。結局2kmほどロスしてしまった。まぁ、この程度ロスしたところで達成濃厚であることは変わらない。焦らず先に進むことにする。
もう一つ想定外だったのは、近道として使ったK36が夜中でも交通量のある道であったこと。夕方は交通量があるのは試走で分かっていたが、夜中になると交通量は減ると計算。しかし当てが外れた。恐らくK117の方が得策である。
ルート復帰
観月橋駅にたどり着くと時刻は22時41分。大津のコンビニ時点では6分あった貯金が9分の遅れに。この一区間でなんと15分もロスしてしまった。たった20kmしかない区間なのに。少し余裕を持ちすぎてたかもしれない。
ここで少し気を引き締めることにした。Twitterにも、
訂正。0時0分は無理そう。0時20分くらい?
— ばる (@barubaru24) April 30, 2011
とお詫びを入れる。
観月橋駅から抜け道を使ってR1に復帰する。あとはひたすら、この京阪国道を進むだけ。残り時間2時間10分で、39km。大阪市内の道路混雑を鑑みても余裕はある。
雨に捕まる
時刻が23時を回ると、ついに雨がふりだした。
まぁこれまで追い風の影響をさんざん享受したわけで、これくらいの雨は仕方ない。気にせず走る。しかし、この京阪道路と、そこからつながるR170は信号の間隔がちょっとひどい。信号が青になって次の信号に行くとまた信号に引っかかるというのが何度も繰り返された。試走のときはこんなにひどくなかった気がするのだけど。深夜だから信号のパターンが変わってるんだろうか?
枚方、寝屋川、守口を抜け、ついに大阪市に入る。この頃には雨も上がった。残り8km。時刻はちょうど0時を回ったところ。なんとか0時20分には到着できるか!?
リベンジ達成
蒲生4丁目の信号を右折すると、ラスト4kmは直線となる。
ここでまたしても想定外の出来事が起こる。タクシーの台数が試走のときよりも断然多い。それもそのはず、時刻は土曜日の24時。飲み会帰りの人たちが街にあふれる時間。
それにしてもここまでとは・・・銀座よりもひどいんじゃないのか? ここで接触でも起こそうものならすべてが水泡と帰すわけで、慎重にタクシーの横を進んでいく。
そして、いくつかの交差点を越えて、見えた「梅田新道」の文字。豊橋で勝利を確信してから実に10時間49分。0時20分にGPSの計測をストップ!
23時間18分に及ぶ挑戦が終わった。