ワクチン(1回目・ファイザー)を接種

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もう一週間前になりますが、新型コロナウイルスのワクチン(1回目)を接種してきました。

自転車乗り目線でどんな影響があったか、私の体験内容を書き残しておきます。あくまで私の場合のレポートなので、一般的な内容ではないことをご了承願います。

目次

接種申し込みまで

最初は川崎市の大規模接種会場での接種をする予定でしたが、最終的には地域の医院で接種することになりました。

川崎市の状況

私の住む川崎市は、比較的早い段階(6月初旬)でワクチン接種に関する発表が出されていました。

私は現在36歳なので、この告知によれば6/28には接種券が送られてくることになります。

この分だと夏休み前には接種出来るかと考えていたのですが……。

接種予約開始が意外と遅かった

宗谷岬600を走り終えて7/5に帰宅すると、接種券が届いていました。

接種券に書いてある「券番号」があれば川崎市のワクチン予約システムから予約できると聞いていたので、IDを取得してログインしようとしたのですが。

「接種券番号またはパスワードが一致しません」

というエラーが出ました。接種券番号は打ち間違えていないし、パスワードも指示されたものを打っています。何故?

調べてみると、どうも年齢で制限が掛けられているらしいことが分かりました。12~39歳までの年代は、7/31にならないとシステムにログインすらさせてもらえないようです。もうちょっとエラーメッセージの内容を考えて欲しいとシステムエンジニアである自分は思いました。

市内に設置される大規模接種会場も、同様に7/31までは予約不可とのこと。

大規模接種会場が定員に

仕方ないので7/31の受付開始と同時に大規模接種会場へ予約を入れようと考えていたのですが。

「川崎市の大規模接種会場での接種は8/1で終了」

とのアナウンスが7月初旬段階で出されていることに気づきました。

えっ、7/31予約開始で8/1に会場が閉鎖ではどうやっても予約は無理なのでは……? 30代以下は仲間外れ?

後に10/10まで会場の閉鎖が延期されることが発表されましたが、この文章を書いている時点で最終日までの予約はすべて埋まっているそうです。川崎市、現役世代に厳しすぎる。

接種場所を自力で探すことに

この段に至って、「口を開けて待っていても接種出来ない」ということにようやく気づき、7/17から自力で接種場所を探すことにしました。

まずは、TLで多くの自転車乗りが接種している自衛隊開設の大規模接種センターに予約を試みましたが、全然空きが出ませんでした。

次に当てにしたのは職域接種。しかし、うちの会社は7月中旬段階では「やる」というアナウンスはあったものの、詳細な日程の案内がありませんでした。

最後に探したのが、地域の医院です。厚生労働省の特設サイトから、ワクチン接種を行っている医院や医療施設を検索することが出来ます。こちらのシステムは川崎だけではなく、日本全国の情報が集まってます。

整形外科や眼科といった、あまりワクチンとは関係無さそうな個人医院がワクチン接種会場になっていたりします。

こういった医院は、予約に空きがある&接種券を持っていれば、接種の予約を行うことが出来ます

片っ端から確認していくと、運良く数件目で私と妻の分の予約を取ることが出来ました。医院によって、予約手段が電話だったり、独自の予約システムだったりとまちまちなので根気は必要になりますが、意外と予約枠は探せば開いている印象があります。

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こんな記事を以前書きましたが、この時の経験がちょっと生きました。やはり自分から動かないとダメってことですね。

接種&その後の体調変化

夫婦で同日の予約も考えましたが、夫婦そろって副反応が強く出るケースも考えられたので、2日ズラして予約を取りました。私が先に接種し、妻が2日後に接種する流れです。

7/19、先んじて私が1回目の接種を受けました。ファイザーのワクチンです。

接種

実は接種予約をした当日に接種を受けることになりました。急遽キャンセル枠が出て、そこに飛び込めた形です。17時からの枠でした。

仕事を早退して接種に向かいました。「上腕のかなり上の方に打つ」と聞いていたので、ノースリーブのシャツに、袖がルーズなTシャツという格好です。

接種までの流れはかなりスムーズで、会場の医院について15分ほどで接種完了となりました。

接種自体は2秒ほどで終了。「結構痛いのかな」と思ってましたが、全然痛くなかったです。健康診断の採血の方が痛いですね。注射担当の人が上手かったのかもしれませんが。

 

こちらが1回目の予防接種済証。待合室で15分ほど待機して何事もなかったので帰宅となりました。

体調変化など

様々な症状が出るとは聞いていましたが、私の場合は「接種部位の痛み」のみでした。発熱やダルさはなし。妻はダルさが出ていたようです。

接種部位は三角筋であるわけですが、針を刺した部分の上下3cmほどに、筋肉痛のような痛みが出ました。筋肉に注射をしてそこが痛むわけで、文字通りの筋肉痛ではあるのですが。「超ピンポイントな筋肉痛」といった感じ。

接種後5時間ほどして痛み始め、翌朝が痛みのピークでした。多くの人が言うように、「腕が上がらない」という状態です。

三角筋は腕を上げる時に動く筋肉です。炎症を起こしている場所が引っ張られるので、痛みがより強く出てしまうということですね。

その痛みも接種翌日の夜にはほぼ無くなっていて、接種翌々日の夜には完全に痛みが消えました。一週間経った現在は、どこに打ったかも分からない状態になっています。

自転車乗り特有の悩み

個人的にこの接種部位の痛みで一番困ったのが、「バックポケットに入れたスマホを取れない」ということでした。

私は古いサイクルジャージを普段着にしていて、外に出る時は左のポケットにスマホ、右のポケットに財布を入れていることが多いのですが。接種翌日に何となくバックポケットのスマホを取ろうとして悶絶しました。

このバックポケットの中の物を取る動き、どうも三角筋が動くようです。「腕を上げる動きだけを避ければ良い」と思っていたのですが、それ以外にも痛みが出る動きは他にもあったわけですね。

バックポケットの中の物を取る動きは自転車乗り特有の動きなので、自転車乗りの方は翌日以降にご注意ください。念のため、接種翌日くらいまでは自転車に乗るのは避けたほうが良いと思います。

私は、接種翌々日の夜から自転車の夜練を再開しました。

まとめ

自転車乗り目線のワクチン接種レポート(1回目)でした。

ファイザーの場合、2回目の接種は1回目の3週間後となります。既にそちらの枠も予約は取れており、8/9に2度目の接種を受ける予定です。

1回目は大したこともなく終わりました。ただ、どうもTLを見ていると2回目の方が高熱を出している方がかなり多いように見えます。

幸か不幸か、夏休みのド真ん中に接種することになるので、仕事の心配はありません。大きな副反応が出ないように願いつつ、鎮痛剤などを用意して万全の体制で迎え撃とうと思っています。

著者情報

年齢: 36歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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