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サコライドNewYear210 【転】
さて、西新井大師を出るとまもなく埼玉。試走ではここから向かい風に苦しめられた。今回は少しでも空気抵抗を減らそうと、ハンドル低めのLAPIERREさんを出してきたのだが。
アレ、ほとんど風がない……
確かに、風向き予報を見て北風の弱い日を選んだ。しかし若干拍子抜けしてしまった。「そんな事言っても、川口過ぎて周りに何も無くなったら風が強くなるんでしょ?」と思っていたが、川口を過ぎても微風のままだった。うーむ、こんな日もあるのか。――ならば、ここで借金を取り戻すしか無い。
ここから巡航速度を少し上げる。35km/hで縛っていたが、37km/h程度に。路肩も広く、車もそれなりに流れているので走行風で勝手に加速する。浜名湖辺りを走っている感じだ。
岩槻では、またも推奨ルートから外れる。加倉北の交差点を右折してすぐに左折すれば、蓮田岩槻バイパスを使える。自転車が走れるかどうかストリートビューでもよく解らなかったため、現地確認。どうやら進入禁止の標識はない。……しかしこれは失敗だった。とにかく路肩が狭い。イメージとしては、千葉の湾岸道路である。大型トラックがいるので生きた心地がしない。ここを使うのは非推奨だ。
蓮田を抜けると、ほぼ左右に何もない場所を走ることになる。ここに来ても微風。ツイてる。ここらで走行距離は70kmを突破。そろそろ休憩……ということで、試走でも寄ったファミリーマートへ。
ファストランの休憩は慌ただしい。コンビニに入る前に、ある程度買うものは考えておく。店に入ったら即トイレを済まして、買うものを買ってEdyで会計。食べる時も、ストレッチやTwitterへの書き込み等、基本「並行作業」である。多分、ロングを速く走る人は基本こんな感じだと思う。酔猫庵さんもそうであった。お互い、示し合わせたようにヘルメットを付けて出発。停止時間は7分ほど。次の休憩は70km先だ。
加須~羽生をひたすら35km/h巡航で抜け、群馬へ凱旋。前回はこの橋で吹き飛ばされそうになったものだけど、穏やかそのものだった。館林駅前を通過し、暫く行くとついに佐野市内へ。
16:40、最終CP・佐野厄除け大師!出発から5時間40分で123km。Ave21.7km/h。ついに達成ペースに乗って来た!帰りは若干追い風になることを考えると、多少の余裕はある。
「せっかくだから、おみくじを引いて行きませんか?」
おみくじ引くのなんて、何年ぶりだろう。そして結果は……
吉!だけど、結構良いこと書いてある。酔猫庵さんも同じく吉であった。近くの木に結んで、帰路へと自転車を向ける。大師前の佐野ラーメン屋に後ろ髪を引かれつつ、目指すは下北沢のゴール!
残り距離、90km。残り時間、4時間10分。さて、間に合うか!?