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ヤマト運輸 往復宅急便
評価:5
ヤマト運輸の宅配便サービス。ロングライド時のセルフドロップバッグの活用法としての紹介です。
利用動機
ランドヌ東京開催の1000㎞ブルベ「いってこいビワイチ」の参加にあたって使用。
今回のコースは山梨の石和健康ランドを出発し、名古屋を経由して琵琶湖を一周、再び名古屋から石和健康ランドまで帰るものとなっています。330㎞地点と660㎞地点で名古屋を通過するため、今回はセルフドロップバッグを試してみることに。
セルフドロップバッグとは、宿泊先のホテルに必要な荷物を送ることを指します。1000㎞ブルベとなると丸三日間走ることになるため、着替えを持って走ると大変な量になります。かといって洗濯乾燥を行う時間は睡眠に回したい。と言うことで、着替えをあらかじめホテルに送っておくわけです。今回は2回名古屋を通るので、同じホテルを2連泊で予約しました。
今回利用したのは、ヤマト運輸の提供する「往復宅急便」サービス。元々はゴルフ場に荷物を送るためのサービスの模様。往復の伝票が一つづりになっており、伝票の記入が一回で済むのが特徴です。また、復路の発送時にもホテルの受付に荷物を預けるだけで支払いが発生しないのも良い点です。時間が節約できます。
サービス概要
宿泊2~3日前までに、ヤマト運輸の事業所やコンビニからホテルに向けて発送すると、ホテルで荷物が受け取れるサービスです。往路と復路を別々に手配するのに比べて100円安くなります。
今回は80サイズで利用し、支払った配送料は1946円でした。

使用感
1000㎞ブルベでの使用感を述べます。
発送
事前に近所のセブンイレブンで往復宅急便の伝票を入手。記入後、80サイズの段ボールに荷物を入れてセブンイレブンに持ち込みました。入れたものは以下の通り。
・着替えセット(3日目分)
・マッサージボール
・サプリメント類
・ライトの電池類
・ガムテープ
先述の通り、配送料は1946円。発送は、宿泊予定の3日前の夜でした。普通の宅急便より少し早く発送する必要があるようです。
あと、一応送付先のホテルが往復宅急便に対応しているかは確かめたほうが良いでしょう。私は電話で聞きました。
ホテル受取
ブルベ2日目のホテルに到着して荷物を受け取ろうとすると、「既にお部屋に運んであります」とのこと。部屋に入ると、荷物が置かれていました。机の上に置かれているのがそれ。
ホテルは2連泊で予約してあるので、まずは2日目用の着替えセットを取出し。1日目に着ていた服はホテルのコインランドリーで洗濯して部屋干しの状態にしておきました。ライトの電池類も取り換えて充電時間を節約。そして寝る前には愛用のマッサージボールで凝った筋肉をほぐしました。
翌日は荷物を部屋に置いたまま2日目の行程を遂行。部屋に戻ってきたら3日目用の着替えセットを取出し、2日目に着ていた服をビニール袋に密封。臭いが漏れないように衣類用の圧縮袋に入れています。部屋干ししていた服も回収してビニール袋に密封。翌朝はすぐに返送できる状態にして就寝しました。
返送
ブルベ3日目(ホテル2泊目)の朝に、ガムテープで荷物を再梱包し、フロントで荷物を預け入れ。これで返送の手続きは終わりです。伝票の記入も料金の支払いも無いので早くて良いですね。
自宅受取
ブルベ終了の当日の夜に荷物を受け取り。返送から自宅受取まで約2日と言うことになります。
タイムテーブル
今回のタイムテーブルのまとめです。
- 10/2(火) 夜: セブンイレブンから名古屋に荷物を発送
- 10/5(金) 朝: ブルベスタート
- 10/5(金) 夜: 名古屋のホテルで荷物を受取
- 10/7(日) 朝: 名古屋のホテルから自宅に荷物を返送
- 10/8(月) 朝: ブルベゴール
- 10/8(月) 夜: 自宅で荷物を受取
まとめ
非常に便利なサービスでした。
他社にも似たようなサービスはあるのですが、「ゴルフ専用」だったりすることが多いのです。ヤマト運輸は送り先もゴルフ場に限らず、ゴルフ以外の荷物でも受け取れるのがメリットです。
着替えやバッテリー類などを持って走るとなると相当な重さになるし、かといって着替えが無いと臭いor洗濯時間で睡眠時間が削られるので、こういった荷物を送れるサービスは有難いですね。今後とも1000㎞以上のブルベでは活用して行こうと思いました。
評価
対象サービス: ヤマト運輸「往復宅急便」
サービス費用: 1946円(税込)
価格への満足度
往復別にするよりも安い。
総合評価
非常に有用なサービス。セルフドロップバッグとして。
レビュアー情報
年齢: 34歳(レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。