BRM509興津600 ④PC3:飯田~塩尻

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18:54、PC3: サークルK 東かなえ店(279km地点)に到着。ほぼ同時に入ってきたRIDLEYの方には見覚えがあったが、どこで会ったかは思い出せなかった。

PC2で25km/hを越えていたAveは21km/hまで低下していた。ここから塩尻までの距離は80km。しかも、途中には善知鳥峠が控えている。PC2までは、塩尻に22:00には着けると考えていたが、今や23:00も危うい。ホテルまでノンストップで走るため、多めに補給食を買い込み出発。

ここから善知鳥(うとう)峠までは緩い登り。450mまで下がった標高を、再び900mまで押し上げる。

伊那市に入り、伊那本郷のあたりでルートミス。伊南バイパスに入りそうになってしまった。慌てて戻ってR153に復帰。このあたりにも工事予告の看板が合った気がするが、詳細は覚えていない。

駒ヶ根を抜け、伊那の中心部に入る。伊那は免許合宿で2週間だけ暮らしたことのある場所だ。その時暮らした自動車教習所の前を通れるかと思ったが、ルート上には存在せず。ただ、かつて仮免教習で走った風景は見られたので懐かしかった。

伊那の中心部を過ぎると、善知鳥峠への登り。斜度は緩く、アウターでも回していける範囲。ピーク直前で少し斜度がきつくなったが、あまり苦労することなく善知鳥峠を通過。時刻は22:47、気温は10度だった。

ここまではアップダウンばかりだったが、ここから塩尻の街までは一直線のダウンヒル。残り6km、13分あれば問題なく辿り着ける!

23:00、ホテル ルートイン塩尻(360km地点)に到着。余裕を持って23:00チェックイン予定としたはずが、ギリギリになってしまった。

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フロントに顔だけ出して、ホテル向かいの松屋で牛丼を食べる。久々に座ってご飯が食べられて嬉しい。

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23:15、ホテルにチェックイン。ルートインは、タイヤの泥などを野外で落とせば、部屋の中に自転車を持ち込ませてもらえることが多い。塩尻も例外ではなく、部屋に自転車を持ち込むことが出来た。輪行袋を使わなくて良いのはありがたい。

着ていた物を全て脱ぎ、ファブリーズを噴射。本当は洗濯をしたかったが、今は睡眠時間が惜しい。少しでもニオイを抑えるための工夫だ。

浴衣に着替えて風呂。ルートインは大浴場も備えている。本当に自転車旅行向きのホテルだ。しっかりと筋肉をほぐし、マッサージを行う。冷水で筋肉の炎症を鎮めてから風呂を出る。

24:00、予定通りに就寝。ものの数分で意識が落ちた。

(つづく)

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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