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BRM405 いってこい伊豆修善寺300 走行編② PC1:逗子~PC2:伊東(140km)

PC1-PC2の間隔は約100km。距離も長いですが、イベントも色々ありました。
PC1:逗子~PC2:伊東(140km)
ブルベ参加者でごった返すPC1に到着。

PC1、到着
8:23、PC1: ファミリーマート逗子渚橋店(47km地点)に到着。
前述の通り、こちらのコンビニは200/300/400/600kmブルベの共通の第一PC。必然、激混みになります。これが分かっていたので手前のコンビニで買物とトイレを済ませておいたのでした。
このPCは写真のみで良いというお達しがあったので、写真だけ撮影して即離脱。滞在時間2分。
絶景は警戒の合図
PC1を出発すると国道134号線で湘南の海岸線へ。しばらくは海を左手に見ながらの走行になります。

ブルベ開催日は素晴らしい快晴かつ空気が澄んでおり、富士山がくっきりと見えました。……しかし、この時点で少し不吉な予感を感じていました。経験上、こういう富士山が綺麗に見える日は少し警戒を強めないとならないのです。
この区間の国道134号線は路肩が狭く、常に車が横を通り抜けていくような道。なかなか前を走っている自転車を追い抜くことは出来ません。
このタイミングでは、前にブルベ参加者が2人走っていました。こういう道で人の後ろを走るのはリスキー。どこかで追い抜くタイミングを伺っていましたが、車が途切れずに流れている状況。諦めてこの2人の後ろを走行。しばらくすると、私の後ろにも1人のブルベ参加者が接続。私はトレインの真ん中に挟まれる格好になりました。
稲村ヶ崎公園を過ぎたあたりで、前の二人組がキョロキョロし始めました。あっ、これは警戒サイン……と思ったら、間もなく二人組が急停車。そう、彼らは富士山の撮影場所を探していたのです。そう来るだろうと予期していた私もすかさず停車したのですが。
ガッシャーン
背後から奔る衝撃。後ろの人が止まりきれずに追突した音でした。
硬いもの同士がぶつかった音がしたのでフレームが破損したのかと思い、自転車から降りて確認。しかし、フレームには傷は発見できず。ホイールのリムにもコレと言った傷は無し。ではタイヤ同士での接触だったのか……イマイチはっきりしなかったので気持ち悪かったのですが、とりあえず走行継続に問題はなさそうです。
ブルベでも「無言ツキイチ」の人はそれなりにいます。別に風よけにしてくれる分には構わないんですが、せめて前が停車した時に止まれるくらいの車間は取った上で、常に集中して走ってほしいですね。それが出来ないならば人の後ろにピッタリ付くものではありません。
予感した通り、「交通量の多い路肩の狭い道」+「絶景」の組合せは危険の前兆でしたね。今回はきっかけが自転車でしたが、車も急に停車することがあるので絶景ロードは注意が必要です。
ソロ走行にシフト
前の2人組はそのまま富士山を撮影。後ろの人はさすがにこれ以上私の後を付いてくるのが気まずかったのか、付いてくることもなく。それからしばらくは海岸線をソロ走行となりました。
恐る恐る走り出しましたが、特に問題はなし。あれだけの音がしたのに走れてしまうことに疑問を覚えつつも走行は継続することにしました。江の島を過ぎるとそれなりに路肩も広くなるので、前を走るブルベ参加者がいても基本的には全員パス。後ろに付くことはしません。
大磯から国道1号線。ここも走り慣れた道なので特に何も考えずに走行。小田原城を過ぎたら早川口の交差点で左折して伊豆半島へ。伊豆半島の海岸線も本日は「交通量の多い路肩の狭い道」+「絶景」の組み合わせになっているので注意をしながら走っていきました。
真鶴で休憩

約100km地点、真鶴駅前のセブンイレブンでトイレ休憩。200kmブルベの参加者の方たちはここで折り返しのようです。
この日はいつもブルベで持ち歩いているアミノバイタルプロを忘れてしまったので、「即攻元気」を購入して代用。この日は即攻元気を3本は飲んだはずです。
5分ほどの休止でリスタートしました。
湯河原~熱海~伊東
これまたいつもの道で伊豆の海岸線を走行。

湯河原と熱海の間の登りでは、序盤にお会いしたGE-110の女性の方が爽快に坂を登っていくのが見えましたが、背中がどんどん遠ざかりました。速い。

熱海の先のトンネル迂回ルートでは停車して写真撮影。ちょっと雲が出てきました。
網代・宇佐美・伊東と走り、伊東駅前で海岸線を離れて内陸部へ。実はこの少し前から昼食を食べるところを探していたのですが、なかなか良さそうな店に出会えず。

内陸部に入った所で、良さそうな定食屋を発見。寄っていくことにしました。夜は居酒屋業態のようですが、ランチタイムは幸い禁煙。

刺身定食。今回のブルベはちゃんと地のものを食べられて良かったです。前回も前々回も妥協してラーメンだったので……。
奥野ダムまでのクライム
昼食を食べた直後ですが、ここからは冷川トンネルに向けてヒルクライムが始まります。食後に強度を上げるのは良くないので、ゆっくりと登坂開始。
復路ではPCになるセブンイレブン前の坂がかなりキツかったですが、そこを抜けると平和な斜度になりました。しばらく走ると左手への分岐からブルベ参加者が出てくるのが見えました。どうやらここが奥野ダムのようです。
分岐から出てきた人に挨拶をしつつ、ダムのチェックポイントを目指しました。
