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BRM405 いってこい伊豆修善寺300 まとめ編

2025年3本目のブルベを無事(?)完走しました。
新アイテムの感想
今回のブルベは、Campagnolo「SHAMAL CARBON DB」、R250「サイクル反射ベスト ポケット付きロング」、CATEYE「NANO60」という3つのアイテムを新規導入しました。
実際ブルベで使ってみてどうだったか? 簡単に感想を述べておこうと思います。
Campagnolo「SHAMAL CARBON DB」
今年初めからの中華カーボンホイールの連続レビュー依頼が一段落し、ようやくブルベに投入出来たシャマルカーボン(私物)。Panaracer「AGILEST FAST」+Guee「Aerolite(TPUチューブ)」で走りました。
今回のコースは大きめの峠はなく、標高370mの冷川トンネルがもっとも高い場所。ただ、小さい丘はいくつも越えるコースレイアウトになっており、平坦区間もそれなりに長いです。

このホイールの本領は平坦区間で発揮されます。とにかく良く転がって失速しにくい。足を止めて休んでいても割と進んでくれるのでかなり脚を温存出来ました。1590gほどと、カーボンホイールにしてはかなりの重量級。リムもその分だけ重いはずですが、それが良い具合に慣性となって働いている印象です。
横風にも強かったです。シャマルカーボンは前輪35mm、後輪40mmとハイトを変えた設計ですが、実にこれが絶妙。風の強い区間を走っていてもハンドルの操舵に気を使う必要がなくストレスがありません。
登り。重量は重いので軽快さはありませんが、シッティングでリズムを取りやすい感触があり、長距離のクライムをマイペースで登るのに向いています。
総じて、標榜する「エンデュランスホイール」をしっかり体現できているホイールであると感じました。ブルベ用ホイールとしてレギュラーメンバーに採用です。
R250「サイクル反射ベスト ポケット付きロング」

ブルベに参加するために必要な反射ベスト。今回はR250の反射ベストを初投入してみました。


このベスト、胴回りのサイズ調整が可能になっています。ただ、私のように胴回りが太いとマジックテープの凸側が多く露出する形になり、これがウェアとくっついて毛羽立ちの原因に。これを防ぐため、マジックテープを別に購入し、凹側を貼り付けて露出しないようにしています。

後ろを走っていた方に聞いた限りでは、被視認性はかなり高いようです。やはり前傾姿勢になった時でも隠れない位置に多く反射材が付いている効果が大きいのでしょう。
また、背中に付いているポケットも便利でした。バックポケットが2つ増える形になります。ポケットの入口はバックポケットより少し上に来るので出し入れは少し大変。使用頻度は高くないけど、体積の大きめなものを入れておくのに良いですね。
弱点としては、少々暑いことでしょうか。今の時期だと適正でしたが、もう少し暑くなると辛そう。その場合は埼玉ベストに戻ると思います。
CATEYE「NANO60」

発売したばかりのCATEYEのテールライト「NANO60」。
R東京のローカルルールではヘルメット以外のテールライトの点滅は認められていないため、今回のブルベ中は「点灯(Low)」モードで常時点灯させていました。
スタートからゴール、その後帰宅するまで17時間以上は点灯しっぱなしでしたが、余裕の完走。後に点灯時間の計測を行ったところ、23時間持つことが判明しています。速い人ならば400kmブルベでも最初から最後まで持ちますね。
充電式のテールライトとしては、ブルベにおける実用度がかなり高い印象でした。
まとめ
初参加の300kmコースでした。

基本的には走りやすいルートだと思うのですが、4本同時スタートはちょっと序盤のPC&道路の混雑が辛いな、と感じました。少しでもルートの違いやスタート時間の差があればもう少しバラけるとは思うのですが、そうするとスタッフの方が大変でしょうし、悩ましいですね。
一時期は飽きるほどに走っていた伊豆半島ですが、最近はほとんど走っておらず。新鮮味を持って走ることが出来ました。修善寺駅も行ったことがなかったので、今回立ち寄れて良かったです。最後の区間、一緒になった方がブルベデビューのために当サイトの記事を活用してくれた話が聞けた点も収穫でした。
最後に、本ブルベを主催いただいたランドヌ東京の皆様、ありがとうございました。また参加させて頂きます。
走行データ
通算距離: 303.0km
走行時間: 15時間34分(ネット: 13時間06分)
平均時速: 19.4km/h(ネット: 23.1km/h)
獲得標高: 2098m