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川越~直江津ロングファストラン 2026 ①川越~碓氷峠(110km)

走行編のレポートは3区間に分けて書いていきます。まずは、スタートの川越から、最高標高地点となる碓氷峠まで。
スタート前
雨対策のためにスタートを30分早め、4:30に変更。当日の起床時間は3:45でした。
ホテルで朝食
今年のホテルも去年と同じ。去年宿泊した際に、廊下に電子レンジがあるのを見つけていたので、今年は昨夜の内に弁当を買っておきました。

天丼&うどん弁当。朝にはちょっと重かったかもしれない。ただ、カロリーは750kcalと、しばらく動き続けるには十分。一応栄養バランスも考えて野菜ジュースも飲んではいます。
食後は着替え。プロテクトJ1をたっぷりと塗り、薄手のビブタイツを着用。去年は塗り忘れたUVリップクリームも忘れずに塗っておきます。
ジャージは、準備編に書いた通り長袖のCastelli「Perfetto RoS3」。今回の気温ならば、これで最初から最後まで持つはず。

テレビを見ると現・日本橋の歴史番組をやっていたので気になりましたが、時間なので泣く泣くテレビを消して部屋を出ました。
ホテルを4:15にチェックアウト。今回はスタート地点であるショップ「レーシングスポーツフジタ」に自転車を預けておいたので、徒歩でショップに向かいました。
ショップ前からスタート

いつもだとスタート時点で結構明るいんですが、今年は薄暗い。30分違うと結構景色が変わるものですね。途中、外国人が自販機にくっついた状態で寝ていたのを見て、「自販機の隣は暖かいから仮眠に最適」とか言ってた人がいたことを思い出しました。もう10年以上前に聞いた話ですが。

ショップに到着し、自転車を受領。藤田さんにご挨拶してスタート!……と思ったのですが、100mほど進んで補給食を取り出し忘れたことを思い出し、店にリターン。
補給食を取り出して、4:34に川越をスタートしました。
川越~碓氷峠(110km)
5度目の「川越~直江津」がスタート。今年もこの時間にスタートするのは私一人でした。
腰の具合を見ながら
昨年と違って風は強くありません。ほぼ無風。
とはいえ、今年は自分の側に問題があります。3月末に腰を痛め、少し良くなったかと思われた2週間後に300kmブルベに参加して悪化。そこから2週間は大人しくしていたものの、果たして300km近いこのコースで持つかどうか。
踏みすぎないようにすれば何とか腰は問題なさそう。ただ、序盤は平坦。問題は中盤にそびえる碓氷峠と、終盤の坂中峠。2週間前のブルベでも、ヒルクライムで腰の痛みが悪化した実績があるので、油断はできません。
スタートしてすぐに日の出を迎え、周囲は明るくなってきました。
どこのブルベ?
神流川を越える神流川橋を走っていると、対向車線に反射ベストのライダーが。あれ、ブルベかな……と思っていたら、また後ろから反射ベストライダー。これはブルベだな。

なぜか毎年撮影している気がする「堀口恭司 誕生の地」看板を過ぎても、数kmごとにすれ違うブルベっぽい人たち。一体どこのブルベだろう? 時刻はまだ7時前後。「早朝にこのあたりを走るって、そんなブルベあったか?」と考えていたんですが、どうやらAR中部の「山葵1000」だったようです。

該当区間のルートを重ねてみる。青がAR中部、赤が川越直江津。かなり被ってます。
ブルベを長年走っていると分かるんですが、群馬のこの辺りを西から東に向けて朝7時頃に走るブルベというのは中々違和感があります。群馬発の200kmブルベなら逆方向に走っているはずだし、他の地域の200kmブルベならこの時間にここを走ることはない。300kmブルベなら、この時間は通常ゴールしていて走っていない。400kmブルベならギリギリありえる。600kmブルベだと、2日目のリスタート直後としては半端な場所。一体何のブルベか……と考えていましたが、1000kmなら合点が行きます。
第一休憩

80kmほど走って最初の休憩。毎年停車している、富岡のセブンイレブンです。
トイレを済ませて、入念にストレッチ。まだ腰の痛みは出ていないものの、この先はすぐに碓氷峠が始まります。果たして乗り切れるのか。
松井田を過ぎて国道18号に入ると、ようやく他の参加者らしき人を見かけました。今年は9人しか参加していないようなので、出会うだけで結構大変。
問題の碓氷峠
横川駅を過ぎ、松井田の街中を抜けると碓氷峠が始まります。

いつもよりギアを落として、なるべく腰に負担をかけないように……と思っていましたが、やっぱり痛みが出始めました。うーん、最後まで持つだろうか。
碓氷峠は基本的に5%以下の緩い斜度ばかりなんですが、距離はそれなりにあります(約11km)。私はヒルクライムを尻の筋肉で登るタイプなんですが、いつものように登っていると尻と腰の筋肉に痛みが出てきました。仕方なく立ちこぎを織り交ぜていくものの、それが長持ちすることはなく。
碓氷峠のカーブは183箇所あるわけですが、100箇所を過ぎたあたりから痛みが痺れに変化。そして痺れが尻~脚の外側~足の指先に伝播していくのを感じました。これはちょっとヤバいかも……ということで何度か停まって休憩&ストレッチを入れながら登っていきました。
そして登っている途中に思い出したのが「輪行袋を持ってきていなかった」ということ。
川越直江津ファストランではゴール後に直江津に宿泊、そこからハイエースに自転車を積み、2台の車で川越まで戻ります。大抵の参加者の方は川越近辺にお住まいなので自走で帰っていきますが、私は50km離れた川崎に住んでいます。さすがに自走は辛いので輪行で帰るわけですが……そのための輪行袋を忘れました。スタート前日の川崎→川越の移動が自走だったので、輪行袋のことがすっかり頭から抜けていたのです。
川越に戻った後に藤田さんのお店で輪行袋を買うことも考えましたが、果たしてディスクロード用の輪行袋とエンド金具があるかどうか。ちょっとそこが分からない。そうなると、ルート上に存在するショップで輪行袋を調達する必要があります。ただ、輪行袋はショップによって力の入れ具合がかなり異なり、欲しいものが売っていない可能性が高い。

そこで思いついたのが「モンベル」という選択肢。モンベルは2年ほど前にディスクロードにも使える超軽量な輪行袋を出していたはず。品揃え的にも、どの店舗も大体同じ。そして恐らく今回通過する長野市内には1店舗くらいは存在しているはず。アウトドアレジャーの拠点に、モンベルが進出していないはずがないので。
そんなことを考えながら峠を登っていきました。

10:35、碓氷峠に到着。
頂上に到着した時には相当厳しい状態で、通過を確認していた藤田さんの息子さんの車の席にしばらく座らせてもらって休憩をしたほど。しかし、ここまででまだ110km。残り150kmあります。
ここから90kmは下りと平坦ですが、問題は残り60kmにそびえる黒姫高原。そこまでに少し回復できると良いのですが……「今回は厳しいかもしれない」と考えていました。
そして、藤田さんの息子さんに「藤田さんの店って輪行袋は置いてましたっけ?」と尋ねると、「あることはあるでしょうけど、多分最近のものはないですね……」とのご回答。やはり途中で買うしかない。Googlemapで検索すると、長野市内のルート沿いにモンベルを発見。ここに寄ることに決定。
腰は痛いですが、何とか車の後部座席から立ち上がって、リスタートしました。
(つづく)

