この記事は約 4分で読めます。
【レビュー】BBB「ウォーターフレックス BWS-03」
評価:4.5
BBBのレインシューズカバー。靴底はベルクロ留めになっており、MTB用シューズにも対応します。
購入動機
2018年冬に購入しました。
冬場でも走るサイクリストには必需品であるシューズカバーですが、MTBシューズ用のシューズカバーってあまり売ってないんですよね。私は普段からMTBシューズにSPDペダルなので、結構困っていました。
大抵のメーカーはロード用シューズのためのシューズカバーは出しているんですが、靴底が凸凹しているMTB用シューズはあまりシューズカバーの選択肢がないのです。
日本メーカーだとパールイズミがMTB用シューズカバーを出していますが、かなり高価です。
SHIMANOもMTB用シューズカバーを出していますが、かつてよりも随分種類は減りました。それでも2種類は残っているのですが。
他にMTBシューズ用のカバーを出しているメーカーは無いものか……と思っていた所に見つけたのがBBBでした。
BBBはシューズカバーの展開が豊富で、2020年1月現在で10種類ものシューズカバーを販売しています。うち4種類はMTBシューズにも対応。なかなかこんなメーカーはありません。
ペラペラのレインシューズカバーだと思っていたのですが、手元に届くと裏起毛で中々暖かそう。
そこで、冬用のシューズカバーとして使ってみることにしたのでした。
製品概要
実測重量は、左右で121g(43/44サイズ)。
外側は2mm厚のWaterFlex素材、内側はマイクロフリースを貼り付けられた構造になっています。かかと・つま先には補強入り。
一応、耐水を謳っていますが、耐水圧や透湿性に関する記載はありません。
製造は台湾、ジッパーはYKK製です。
使用感
初冬の防寒用シューズカバーとして使用しています。雨天では使用したことがありません(冬の雨天は走らないので)。
重量
121gは、冬用シューズカバーとしてはかなり軽い部類に入ります。私のサイズ(EU43)だと、160g以上が相場。
感触
かなり柔軟性が高い素材を使っており、伸びます。着脱はかなりしやすい部類。
靴底はベルクロ留め。ズレることもありません。
しなやかであるためか、締めつけ感もなく、ペダリングもしやすいです。
防寒性
特に冬用とは明言されていないのですが、裏面はフリース素材を採用しており、見た目よりも暖かいです。
8℃くらいまでは、薄手の靴下とセットでも爪先が冷えない程度の暖かさがあります。5℃を切ってくると少々厳しいですね。
防水性
冒頭にも書いたように、雨天では使っていないので防水性は未知数。ただ、裏面の縫い目は全てシームテープを貼られており、ある程度は雨も耐えてくれそうです。
被視認性
かかと側のベルクロの「BBB」ロゴや、表面に貼り付けられた各種ロゴテープが全て反射素材を採用。夜間でも目立ちます。
寿命
2018年の冬から使い始めて4シーズン目ですが、さすがに爪先がボロボロになってきました。
まぁこれだけ持ってくれれば御の字です。
まとめ
薄手でしなやかながら、初冬であれば十分役立つシューズカバー。
型番としてはBWS-03ですが、どうやら今回レビューした製品は2世代目のようです。
現在は3世代目となり、型番はBWS-23となっています。残念ながら日本では未発売。ライトウェイさん、是非販売をお願いします!
さすがに4年使ってボロボロになったので、最近こちらのシューズカバーを買いました。BBBをリピートです。
貴重なMTBシューズ用のカバーを出し続けてくれるBBB。これからもぜひ継続してほしいものです。
評価
対象モデル: BBB「ウォーターフレックス BWS-03」
年式: 2018年
定価: 不明
購入価格: 3800円(税込)
公称重量: 不明
実測重量: 121g
価格への満足度
適価。
総合評価
しなやかかつ暖かいシューズカバー。耐久性も悪くなかった。
レビュアー情報
年齢: 36歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。