PBP 2019 パスポートの携帯方法

この記事は約 3分で読めます。

PBP中のパスポートの取り扱いについての話です。

目次

海外でのパスポートの扱い

海外でのパスポートの扱いについて説明します。

常に身に着けるべきもの

海外においては、パスポートを原則常に携帯するものとされています。外務省のサイトにもそのような記載があります。

パスポートは世界で通用する身分証明書であり、国外にいる間の日本人としての証明書として、常時携帯している必要があります。

私は海外旅行中は常にパスポートを身に着けています。PBP走行中も同様です。

何かの理由で身分確認を求められた時、誰であるかを証明するためのものとして必要であることが理由になります。

身分確認の求められるシーン

例えば、以下のようなシーンで身分確認を求められる可能性があります。

  • 警察の職務質問を受ける
    質問を受けた例。コピーでは駄目だったとのこと。
  • 事故に遭い、本人の意識がない場合
    → 誰であるかの確認のために必要です。

レアケースではありますが、備えておく必要があるでしょう。

旅慣れた方の中には、「コピーさえあればOK」という人もいます。職務質問の場合、語学が堪能ならば説明することも可能でしょう。説明に自信がなければ常時携帯したほうが私は良いと思います。

ということで、この記事では「走行中も常に携帯する」ことを推奨します。

パスポートの携帯方法

私の場合の形態方法について説明します。

ブルベカードケースに入れる

人によって違うとは思いますが、私は受付時にもらえるブルベカードケースに入れていました。

もちろんブルベカードも一緒です。

IMG_3146.jpg

ケースの大きさはこれくらいです。

今回も同じとは限りませんが、大体似たようなものになるでしょう。防水性はなさそうなので、ブルベカードやパスポートを入れる場合はジップロックなどで守る必要があります。

IMG_3147.jpg

ブルベ団体・ランドヌ東京がスタート地点で頒布しているケースも同じくらいの大きさです。こちらはメインコンパートメントが防水になっています。

中身が見えてしまって心配な方は、こういったケースを使うのも手でしょう。

注意点

ただ、これらのケースにブルベカードとパスポートを入れると、結構な重さになります。首から下げて1200kmを走ると、首や肩に痛みが出る可能性は高いと思われます。

前回のPBPで、私は序盤の200km地点で首への負担を感じ、以後はたすき掛けにすることにしました。

結構、PBP公式が提供するブルベカードホルダーは紐が長かったので、たすき掛けにすることも出来たのです。一緒に小銭なども入れていましたが、特に首に痛みが出ることもなく完走することが出来ました。

サドルバッグやフロントバッグにパスポートを入れるのも手ですが、その場合はPCでもかならず持って歩くことをオススメします。

まとめ

PBP中のパスポート携帯方法について述べました。

走行中のみならず、前後の観光の際にもパスポートは肌身離さず携帯したほうが良いでしょう。いつ必要になるか分かりませんし。

ただ、パリはスリが多いのも事実なので、そういった人から狙われにくい場所を考えて身につけることをオススメします。

重ねて書きますが、受付時にもらえるブルベカードホルダーを使う場合、防水対策と、「たすき掛けにする」ことを忘れないでください。ロングライドにおいて、首への負担は可能な限り減らすようにしましょう。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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