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BRM1012 喜多方600 まとめ編
最後にまとめ記事です。新アイテムの感想についても書きます。
新アイテムの感想
本ブルベには3つの新アイテムを投入しました。
実際ブルベで使ってみてどうだったか? 簡単に感想を述べておこうと思います。
Hutchinson「BLACKBIRD CL 28C」
喜多方600の3週間前に参加した霧立400では、「BLACKBIRD チューブレス 30C」を使用しました。少し登りで重さを感じたこともあり、喜多方600では「BLACKBIRD クリンチャー 28C」に変更しました。
クリンチャータイヤの中では性能は全方位優秀だと思います。ただ、道の荒れた福島の農道では「30Cのチューブレスは楽だったなぁ」と思いながら走っていました。TPUチューブを使ったこともあるかもしれませんが、28Cクリンチャーと30Cチューブレスでは突き上げの具合は歴然と違いましたね。
あと、チューブレスではダウンヒルに路面が荒れた場所があっても鼻歌交じりで突っ込んでいけますが、クリンチャーだとそれなりに気をつけないと挙動が乱されます。
パンクした後のリカバリーの難しさを考えてクリンチャーに戻しましたが、チューブレスの効果を感じた600kmにもなりました。今後どうするかはもう少し考えます。
なお、600km走行後、前輪は傷なし。後輪は1箇所だけ5mmほどの傷がありましたが、耐パンクベルト手前で停まっていました。600kmを走ると一箇所くらいは傷が出来るのは普通のこと。パンクもありませんでしたし、新開発のトレッドの丈夫さは体感できました。
BRISAMARINA「アスリートプロ UVリップクリーム」
1日目と2日目のスタート前にリップクリームを塗りました。
本来は日に数回塗り直したほうが良いのですが、時間の余裕があまりなくて朝に1回塗っただけ。それでもゴール翌日の唇の皮剥がれは発生せず。唇の日焼けを十分に防いでくれたようです。無香料で、ベタつかないのも良かったですね。
今回のブルベは10月半ばとしては27℃まで上昇するなど日差しが強く、暑い2日間でした。長袖ジャージで最初から最後まで走るつもりだったんですが、あまりに暑くて腕まくりをして走っていました。
結果、前腕部はかなり日に焼けてしまい、数日後に皮が剥がれました。肌の日焼け止めも必要でしたね。このことがあったので、こちらのリップクリームの日焼け止め能力の高さを思い知ることになりました。
今後のレギュラー決定です。
東京メディカル「ディスポインナーウエア」
会津若松のホテルで使用しました。
ホテルで寝る時、レーパンで寝ると締付けが気になる。かといって浴衣にノーパンで寝るのは気持ち悪い。なので、ホテル泊を挟むブルベでは布パンツを1枚サドルバッグに入れています。
今回投入したのは、介護用の不織布パンツになります。
通常の布パンツを持ち歩くよりは小さいのですが、劇的に小さくなるわけではなく。使い捨てと言いつつも数回は洗って使えるだけの強度を持っているので、厚みがそれなりにあるためだと思います。
履いた感触は締めつけ感もなく悪くはなかったです。
ただ、1枚あたり約380円とそれなりに高価で、そんなに小さいわけではない……ということから、次からは普通の布パンツに戻そうと思ってます。もう少し薄くて小さくなる、安い使い捨てパンツがあればそちらを導入してみるかもしれません。
まとめ
1年半ぶりの600kmブルベでしたが、苦労しながらも完走することが出来ました。
道中悩まされた腹痛ですが、後から考えると溶連菌を退治するために飲んでいた抗生物質が原因だったようです。
抗生物質は菌を退治する薬ですが、善玉だろうが悪玉だろうが区別はしません。結果として腸内細菌もやられてしまい、お腹が緩くなる……というメカニズムのようです。抗生物質を飲み終わっても数日はその状態が続くんだとか。ブルベが終わって数日経って、ようやく解消されました。
これを書いている現在はようやく強度を上げて自転車に乗ることも出来るようになっています。早い所、体力を以前のレベルまで戻したいものです。
ラーメン好きとしては、佐野・喜多方・白河という土地を巡りながら一杯もラーメンを食べられなかったのはちょっと心残り。ただ、秋の鬼怒川・福島の雰囲気は良かったですね。鬼怒川から南会津に向かう道は初めて走りましたが、旅情のある道でした。ラーメンは後でゆっくり食べに行くことにします。
今回のブルベを主催頂いたR東京の皆様、ありがとうございました。
走行データ
通算距離: 602km
走行時間: 39時間34分(ネット: 28時間03分)
平均時速: 15.2km/h(ネット: 21.5km/h)
獲得標高: 4369m