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アリエクで「クリックバルブ対応」の口金を買ってみた話
Aliexpressで「クリックバルブ対応」を謳う口金を見つけたので買ってみました。ロックあり版とロックなし版を両方買っています。
購入まで
まずは購入までの流れを書いていきます。
中華界隈にクリックバルブ対応の兆しが
今年の初めに、紙の男さんがこんな製品を紹介していました。
この中華電動ポンプ、いつのまにかクリックバルブ標準対応を謳いはじめてる… pic.twitter.com/3UOqkv2BKw
— 紙の男 (@John_Doe_0774) January 1, 2026
クリックバルブ対応を謳う電動ポンプ。当時既にクリックバルブに(ほぼ)移行を完了していた私としては気になった製品でした。
ただ、家には沢山電動ポンプはあるし、ポンプごと購入すると結構良いお値段です。口金だけあれば良いんですが。
そう思ってアリエクで口金だけ検索してみるも、この時点では見つかりませんでした。
口金だけの販売を見つける
それから数カ月後。またアリエクをさまよっていると、今度は口金だけの販売を見つけました。


ロック機構なしのバージョンと、ありのバージョンがあるようです。どちらも1個1000円ほどと安かったので両方買ってみました。
QIUDANOW「4 in 1 ポンプアダプター(ロック有/無)」

買ってみた、クリックバルブ対応を謳う口金(2種類)のファーストインプレッションです。ブランド名は書かれていませんが、商品説明の動画によると「QIUDANOW」というブランドのようでした。
製品概要
まずは製品の概要を見ていきます。
両方とも、「米式口金の先端に取り付け可能」「パーツを組み替えることで、4種類のバルブに対応可能」という点では共通しています。
ロックなし版


ロックなし版。使用する際は差し込むだけ。パッキンのグリップのみでバルブを保持します。
ロックあり版


ロックあり版。使用する際は、差し込んでロックレバーを倒します。

ロックレバーを倒した状態はこちら。
重量
重量も一応確認。


ロックなし版が8.0g。ロックあり版が10.6gでした。クリックバルブのアルミ口金が6.2gなので、それよりは重いことになります。
素材がイマイチ分かりませんが、それなりに密度感のある樹脂ではないかと思います。金属っぽくはない。口金の先端部分はアルミだと思います。
口金の組み換え
本製品は、口金の2つのパーツの向きを変えることで、4種類の口金に対応することが可能になっています。

一番上が、「Presta(仏式)」「Dunlop(英式)」に対応。真ん中が「Clik(クリックバルブ)」対応。一番下が、「Schrader(米式)」対応です。
この手の組み換え式口金で、仏式と米式に両対応することは珍しくないんですが、クリックバルブに対応したというのが面白い点。果たして、実用的なのか?
クリックバルブへの使用
まずは一番のテーマであるクリックバルブ仕様に組み替えて使ってみました。

クリックバルブ仕様とした場合、この赤丸を付けたパーツの突起が、クリックバルブのピンを押し下げてエアルートを開きます。

クリックバルブのコアだけを取り出して、口金を接続してみました。エアルートが開いていることが分かります。
クリックバルブは圧力差だけでも弁が開くようになっていますが、それだと一押し目がかなり重くなります。ピンを押し下げてエアルートを開いたほうが使い心地としては良くなるはず。


なお、クリックバルブのクリック感は、クリックバルブ専用口金の中の4つの鋼球が、バルブ先端の窪みに入ることで生じます。今回の口金は鋼球が入っていないので、接続時のクリック感はありません。
ロックなし版

電動ポンプで空気を入れるのに使ってみましたが、3気圧を越えたあたりで口金がバルブから外れてしまいました。パッキンによるロックが内圧に負けてしまったようです。
これでは使い物になりません。Aliexpressを見ても同じことをレビューで書いている人がいたので、個体差ではないと思います。
ロックあり版
こちらも電動ポンプで使ってみましたが、少なくとも6気圧までは外れずに空気を入れることが出来ました。着脱時の空気漏れもほとんどなし。
やはりロック機構の有無は大きいようです。
仏式バルブへの使用
続いて、仏式バルブに対しても使ってみました。
ロックなし版
少々口金の角度が傾きますが、6気圧まではきちんと空気が入りました。ただ、結構着脱に力が必要でした。
ロックあり版
こちらは全く問題なく6気圧まで空気が入りました。

R250の口金の先端部分を外し、そこに取り付けても良い感じに使えます。レバーの上げ下げで指を挟む可能性はありますが……。
余談
こちらは台北ショーでの1枚。

Responseというブランドの展示ですが、これらの電動ポンプに付いているのは今回紹介した口金だと思われます。
ロックなし版は仏式であれば実用的でしょうが、クリックバルブに使おうとしたら終始手で抑えてないと本体ごと吹っ飛びそうです。
まとめ
アリエクで売っている、クリックバルブ対応口金の使用レポートでした。
サマリとしてまとめると、以下のような感じ。
| クリックバルブ | 仏式バルブ | |
|---|---|---|
| ロックなし | × | ◯ |
| ロックあり | △ | ◯ |
米式・英式は試していませんが、恐らく普通に使えるんじゃないかと思います。クリックバルブ機能は後から付けたのでまだまだ調整不足なんでしょう。
個人的には、「ロックあり版は実用に堪えるが、ロックなし版は実用には厳しい」という印象。高圧で外れてしまうのは困ります。
ロックあり版であれば、「出先での電動ポンプの仏式口金として」の用途や、「フロアポンプの仏式口金として」使うこともアリだなと思えました。R250の仏式口金では上手くロックできなかった仏式バルブもロック出来たので。安い割には優秀だと思います。
著者情報
年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。
