【アンケート結果】ロードバイクの所有フレームブランド調査

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目次

いよいよTOP3の発表です。

1位と2位は最後まで激戦でした。

3位: GIANT (349票)

3位は台湾の「GIANT (ジャイアント)」でした。

得票数は349票。台湾の「巨人」が安定した人気を示しました。

スローピングの概念をロードバイクに持ち込んだGIANT。現在でもTCRシリーズはオールラウンドバイクとしてラインナップされ続けています。2024年には第10世代のフレームが発売されました。

他にエアロロードの「PROPEL」、エンデュランスロードの「DEFY」をラインナップし、幅広いユーザー層をカバーしています。

近年は傘下にハイグレードなパーツを設計する「CADEX」を設立。ドライブトレインとホイールを中心に高品質なパーツをリリースし続けています。

愛用者のコメント

ICHYさん

当時のアルペシンカラーが好きでジャージ上下にヘルメットも揃えた‼️

ひであさん

ロード以前からROCKシリーズに乗っていたのもあってそのままずっとGIANT(のつもりだった)いまでもローラー台で現役。

あおむけさん

Giant TCRとGiant Propel
ともに、ボディカラーが黒に青文字だから…(黒&青なら何でもええんかぁーい)

ゆーいちさん

GIANT(TCR-0)
初心者だったのでショップに勧められるまま笑

しゅんじさん

最後のリムブレーキ!駆け込みで

みねとんさん

最初のロード検討時に性能とコスパから。その後も乗りやすさで継続運用。現在はヒルクライム用途に。

アルノさん

通勤用に中古で購入、安い

とりにくさん

GIANT TCR Advanced Pro(2018モデル)

デュムランがマリアローザ獲ったフレームのセカンドグレードが21万円で買えたので
カラーが好みで価格も安かったので、GIANTなのにわざわざフレームセットを購入

ばいくめんさん

GIANT CONTEND2 ‘19

高校通学の足車。4年純正で乗った後ゾンダを履かせて大学通学用に。

ぽんずさん

隣駅にジャイアントストアができてメンテナンスに持っていくのに苦にならないから

zumish.jpさん

Giant Revolt Advanced 2
→グラベルロードを探してたところ安く譲っていただけた。何故か林道だけじゃなく冬北にも連れまわされる。

たけひーさん

Giant PROPEL2015
→一目惚れしたから。

知名度とコスパを理由に上げている方が多かったです。同社のクロスバイク「ESCAPE」シリーズは、恐らく街で見かけるクロスバイクとしては一番多いはず。それだけに親しみを覚える人も多いのでしょう。

私がロードバイクを始めた2010年ごろは今よりも取扱店が多かった印象ですが、ある時点からGIANTストアくらいでしか買えなくなってしまった気はしています。コンセプトストアの先駆けだったかもしれません。

2位: TREK (382票)

2位はアメリカの「TREK (トレック)」でした。

得票数は382票。最後まで1位とデッドヒートを演じていました。

1990年代のランス・アームストロングの台頭で一気に浸透したTREK。ドーピング騒動でランスの栄誉はほぼ剥奪となりましたが、TREKの躍進はそのまま続きました。

近年はオールラウンド「MADONE」、ヒルクライム「EMONDA」、エンデュランス「DOMANE」のアナグラムな3シリーズを展開していましたが、直近ではMADONEがEMONDAを吸収。オールラウンドな軽量ロードが誕生しました。

現在は、冠スポンサーを務めるプロチーム「Lidl TREK」がTREKのバイクを使用しています。

愛用者の声

猫爪さん

TREK専門店が最寄りのショップなため。
TREKに乗り始めて3台目ですが、そこで買い物をするとパーツ類もBONTRAGERに固まっていくので、今更他のメーカーを買うのもなあ…というのもあります。
現在の愛車はエモンダSLですが、性能的にも見た目的にも文句無しです。

tattuさん

Emonda SLR

コンタドール現役最後のフレーム

Arajinさん

通勤用と言いつつローラー専用

sudou_keiさん

始めた当時最寄りのショップがtrek専門だったため
2台目も思考停止で同じショップで買ったため(少し後悔)

kamaiさん

2012 Madone

「ランスが乗ってたからTREK」で買い、不満がなくずっと乗ってます。新調するならネジ切りBSAでワイヤ外装のリムブレーキがいいけど現行モデルなさそうなので乗り潰します。

すーさん

Madone SLR 6Gen

戦闘的な出立なのにめちゃ乗り心地が良く、Gen1の頃から欲しかったマシン。

ツシツシさん

DOMANE
レースするつもりなくてロングで楽に乗りたかったし型落ちで安かったのもある、ROUBAIXも視野だった

鵲さん

アルミの安いロードフレームをタダで貰ったので

リッキーさん

始めにお世話になったショップのメイン製品だったから。

ほんでぃーさん

EMONDAの形に一目惚れ
リムブレーキモデルの最後に購入する一台だと思い軽量さのあるEMONDAをチョイス

樋口喜春さん

ディスクをロングライド用として。

RicksterV3さん

Emonda ALR4
人生初のロードバイク。鮮やかな色で、予算内だったので購入。

まっちゃんさん

前愛車DOMANE Sからの乗り換えでEMONDA SLでも乗りやすかったので

radiusさん

乗りやすく楽しい。我が最も多く所有しています。

Tub_Engineering_Reさん

乗れるの2台フレーム1台
USポスタルからのファンだったのと、Madone Gen3の、今で言う軽量エアロロードというコンセプトに惚れた。

まんとらさん

流麗かつシンプルな見た目と、これまで所有したバイクとの乗り味の違いに惹かれた。

ykstさん

2020年式DOMANE。グラベルで使用

ランスの影響で乗り始めてそのまま……という方がやはり多い様子。パンターニと同じく強烈なインパクトを持つ選手だったということだと思います。

また、「乗りやすさ」を挙げることも多かったです。世代が変わっても乗り心地や操作性に一貫性があるのもTREKの美点ですね。

1位: CANNONDALE (407票)

もっとも多く投票を集めたのはアメリカの「CANNONDALE (キャノンデール)」でした!

得票数は407票。同じくアメリカンブランドのTREKが背後に迫っていましたが、逃げ切っての1位です。

キャノンデール公式サイトより引用

アンケート前の予想では「TREKかSPECIALIZEDが一番多いのでは」と書いていた方が多かったですが、その予想を覆しての1位を獲得。

かつてはSaecoやリクイガス、現在でもプロチーム「EF Education-EasyPost」へのフレーム供給を続けるなど、レーシングブランドとして確かな地位を確立しているキャノンデール。最近では「LAB71」というトップグレードを発売し、話題を読んでいます。

愛用者のコメント

eMutaleo10さん

1台目のロードを買うときにショップでセールをやっていたため。見た目も好きだった

ざらがめさん

メーカー名が長くて、ダウンチューブにドドンと書いてあってカッコ良かったから!

ペケロクさん

前々からCAADシリーズが欲しくて、当時出て間もない13を買った

どばとさん

安いカーボンより良いアルミが欲しいなと。

ふみぃさん

寿司EVO
ハンドル切ったらクラックはいる以外よかった。Di2も初めて導入。1番距離乗ってるね

やむちゃさん

エンデュランスロードとしてSynapseを

ぱんさん

キャノンデールジャパン公式アカウントのグラベルロード プレゼント企画に応募して当選しました。

まさトゥーさん

topstone carbon 4
グラベルバイク欲しかったから

ローリング◇踏み台さん

CAAD13
→今のサブ。初ディスク。バランス良い

温玉ねぎとろさん

CAAD3
お手軽キャンプ用

IrishCooさん

CAAD5:高校の時頑張って買った最初のロード

サガンさん

当時サガンが乗ってたのと、試乗した時の反応の良さに惹かれた。

モコさん

CAAD10
カーボンキラーは伊達じゃない

カズヤS6さん

購入キャンペーン対象店舗が比較的近場にあった事が決定打になりましたw

くろみつさん

CAAD8:
ショップのおすすめにすなおに従ったアルミフレームカーボンフォーク、すなおにしたがって良かった。どこまでも連れて行ってくれるフレーム。1000㎞ブルベを900㎞でDNFしたのは一生忘れない。

Arajinさん

ブルベ用のアルミが欲しくてCAAD12

windowmoonさん

Wheelrightで安かったから・デザインが好きだから

りゅーせいさん

2012CannondaleSynapse
当時では数少ないエンデュランスロードでブルベで最適では?と思い購入

tattuさん

caad9
caadシリーズ最後のhandmade in USA

えーじさん

CAAD8
スシエボ(リム)
スシエボ(ディスク)
cannondaleおじさんになってしまった。

正直私も「キャノンデールが一番多い?」と最初は意外に思ったのですが、寄せられたコメントを見ると納得。CAADシリーズを持っている人が非常に多いんですよね。

CAADシリーズは、「カーボンキラー」とも呼ばれたキャノンデールのアルミバイク。価格はリーズナブルなのに良く走るということで、多くの人が購入したバイクだったと言えそうです。ある程度雑に扱っても壊れにくいということで、ブルベでも結構CAADシリーズを使う方は見かけますね。

時代的にはスチール→アルミ→カーボンとフレームは変遷したわけですが、最後までアルミを使っていたのがキャノンデールだった気がします。

なお、キャノンデールを始めとしたアメリカブランドは、耐荷重が高め(125kg)に設定されています。体重がある人にも安心なブランドと言えるでしょう。

そんな日本一ロードの愛用者が多いブランドであるキャノンデールですが、この度キャノンデール・ジャパンが撤退し、代理店業務がインターテックに移管されることが発表されました。

CAADシリーズのユーザーは多いものの、高価格帯の売上台数が厳しかったのかもしれません。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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