SwissStop ディスクローターに新製品登場

そろそろSwissStopのディスクローター「Catalyst」のレビューを書こうかな……と思って検索していたら、代理店のフタバ商店のサイトに新製品が追加されているのを発見。

まだ本国サイトにも情報が出ていないので正確なデータは分かりませんが、気になるので紹介しておきます。

新製品？

SwissStopのCatalystローターを購入してから約3ヶ月。そろそろレビューを書こうかと思い、情報を収集しようと検索をしたのですが。なんと見知らぬ製品が検索結果に出てきました。国内代理店であるフタバ商店のサイトです。

 

それがこちら。「Catalyst One」。ワンピース構造で、6-Boltのみの展開のようです。

Bora Oneみたいに廉価版ということなんでしょうか？ Catalystの国内定価は1万円以上ですが、Catalyst Oneは4400円とかなり抑えられた価格になっています。

 

更に、フタバ商店のサイトのSwissStopのページを見ると様々な新製品が追加されていました。

以下、ディスクローターを中心に今の所分かっている情報を纏めておきます。

新製品ラインナップ

2021年モデルでSwissStopのディスクローターは3種類に分かれたようです。

「Race」「Pro」「One」。それぞれの特徴を見ていきます。

Catalyst Race (11000円)

個人的には最も注目の新製品。レース向けの軽量モデル。従来モデルよりも12%軽量化しているとのこと。

140・160mmのラインナップしかなく、狙いはディスクロードだと思います。

160mmローターの重量を比較した表を以下に示します。

 

デュラエースと同じくらいで、アルテグラよりは軽い……と言った感じですね。XTRよりは全然重いですが。

ただ、個人的にはとても欲しいです。

 

Catalyst Pro (9240円)

恐らくこれは元々のCatalystの名前を変えただけのもの。

こちらの製品と同じものだと思います。

140mm・160mmに加えて、180mm・203mmもラインナップします。

 

Catalyst One (4400円)

冒頭に紹介した製品です。

「Race」「Pro」が2ピースなのに対し、「One」は1ピース。しかもセンターロックはラインナップになく、6Boltのみ。ただし、センターロックアダプタは付属する模様です。

気になるのは「1.95mm厚」の文字があること。これはロード用より厚いので、ロードバイクに使えるかは微妙かもしれません……シマノのブレーキキャリパーはかなりギリギリなので。

 

まとめ

レビューを書こうとしていたのに、ついついフタバ商店のサイトを読みふけってしまいました。

SwissStopのローター、3ヶ月弱使ってみて中々感触は良いのです。ブレーキフィールはカッチリしていますし、横風にも煽られにくくなりました。ただ、やはり重量があるのは気になっていました。

恐らく、そういった声が多かったのでしょう。その想いを汲んだ「Race」の追加は嬉しいですね。ただ素材が変わっていないので、どこで軽量化しているのかは気になるところですが。スパイダーアームかな？

「Race」「One」の発売は今年の夏予定だそうです。発売したら、「Race」を買って試してみたいと思っています。

著者情報

年齢: 36歳（執筆時）
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年～
年間走行距離: 10000～15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。