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BRM920 霧立400 小樽観光&打ち上げ編

187km地点でDNFを決断。翌日は休養日の予定でしたが、せっかくなので小樽観光に赴きました。
手稲の朝
本来は未明にゴールして寝ているはずだった日曜日。朝起きると、雨は上がっていました。
昨夜の雨は
朝起きてテレビを付けると、昨夜の豪雨について「北海道初の線状降水帯発生」というニュースが放送されていました。
当初は北海道の西側(胆振・日高地方、石狩・空知・後志地方)に線状降水帯の発生が予報されていましたが、実際に発生したのは東側に位置する釧路市のあたり。事前の予報では道東に線状降水帯発生の可能性は示されておらず、何らかの要因で位置が微妙にズレたことが伺えます。
もっとも雨が多かった釧路市では道路が冠水、流木で橋が壊れ、強風で屋根が吹き飛んだところもあったそうです。
一方、霧立400のルートは当初の予報ほどは降らず、通行止めなども発生しなかった様子。ただし、予報通りになっていればかなりの被害になっていたはずで、あの時点の判断は正しかったのだと思います。
せっかくだから観光しよう
本来は未明にゴールし、夕方までホテルで寝ている予定でした。しかし、思いがけず夕方まで空き時間が出来てしまった格好。
前日の撤退中の車の中で、ましろまさん・ジプぽんさんに「手稲からアクセスの良い観光地ってどこかありますかね?」と訪ねたところ、「小樽が良いのでは」というご提案を頂きました。手稲から小樽までは電車で20分。まだ雨が残るという予報でしたが、徒歩でも見て回れる観光地ということで実にちょうどいい。
小樽は2019年に一度だけ訪れたことがあるのですが、チコリンさんの車で自転車屋に何件か寄って頂いただけ。いわゆる小樽らしい観光地は全く行っていません。

ホテルの外に出ると微妙に雨がパラついているものの、本降りの時間は過ぎ去った様子。

朝ご飯はホテルと同じ建物に入っているミスタードーナツ。朝から営業しているのが嬉しい。ミスタードーナツ自体かなり久々でしたが、美味しかったです。
食後は小樽へ向けて移動開始。
小樽観光
電車で小樽へと向かいました。
電車は激混み

手稲から小樽までは日本海の荒々しい海を見て走る区間。割りとそれを楽しみにしていたのですが……昨夜の荒天の影響がまだ残っており、快速エアポートが全線運休。かろうじて動いている普通列車に人が集中して大混雑となっていました。

手稲から満員電車に揺られて20分、小樽に到着しました。小樽から先に直通する列車は今は無いようで、乗ってきた普通列車も折り返し運転になるようでした。

どうやら小樽から先、長万部までの函館本線は2031年で廃線になるとのこと。どんどん北海道の路線が少なくなりますね……自転車旅行における撤退ポイントも減るわけで、中々大変な時代です。
小樽駅に到着

10時過ぎに小樽駅に到着。なんだかスッキリしない天気ですが、雨はパラつく程度。折り畳み傘でなんとかなるでしょう。
さて、小樽に来たものの、突発的に来たので何を見てよいのか分かりません。ここは「助けてフォロワー!」を発動。
【募集】小樽のおすすめSpot(酒は飲めません)
— ばる (@barubaru24) September 21, 2025
ありがたいことに色々と小樽に関する情報を頂きました。調べてみると、大体どれも近くて徒歩で行けるのがありがたい。

駅前通りはこの有り様。やはり、この辺りも昨夜の天気はかなり荒れたようですね。
小樽観光、開始
いただいた情報を元に色々と歩いてみました。
小樽運河


小樽といえば小樽運河! 夜は夜景が綺麗なようですが、今日は夜に用事があるので昼の風景だけを楽しむことにします。どうやら本来、今日は運河でお祭りの予定だったらしいですが、風が強いので中止になったとのことでした。
ルタオ 運河プラザ
ここでスマホを見ると「ルタオでスイーツはどうですか」という情報が寄せられていました。……ルタオってどっかで見たな、と思ったら目の前にありました。

小樽を逆から読んでルタオ。小樽の洋菓子メーカーです。手前の犬の像は「消防犬ぶん公」というらしい。

店内でパルフェを頂きました。さすが北海道、乳製品の美味しさが凄い。フランスもそうですが、酪農が盛んな土地の乳製品は本当に味が違いますね。
小樽港
小樽運河から小樽港はすぐ。駅からも500mほどです。港町なんですね。

柵も何も無いのに風は強くて結構怖い。

良い感じの倉庫があったので記念撮影。
大正硝子館

小樽はガラス工芸が盛んな土地ということで、ガラス細工の店がたくさんあります。このあたりまで歩いてきたところで雨が本降りになったので、ゆっくりとガラス細工を見学。

妻へのお土産に、ガラス細工をいくつか購入しました。


ガラス工房の近くにあったコンビニ。観光地のコンビニって、看板の彩度が抑えられてますよね。凄い派手な海鮮丼屋とかあるので、別にいつもと同じ色で良い気はしますが。
かま栄

ジプぽんさんに教えて頂いた、かまぼこメーカーの直販所。ここで小樽名物の軽食が買えるとのことで。

こちらが名物「パンロール」。魚のすり身をパンで包んで揚げたもの。「かまぼこをスナック感覚で食べてもらおう」という意図で作られたようです。美味しかったんですが、結構お腹にズシンと来ますね。軽食という感じではない。
小樽フレンド商会
一般的には小樽の観光地というわけではないのですが、個人的に外せないのが「小樽フレンド商会」です。

東京・阿佐ヶ谷にある「フレンド商会」に暖簾分けをした元祖のお店です。阿佐ヶ谷フレンド商会のサイトにもその記述があります。
スポーツ自転車も扱ってはいるのですが、店主さんいわく「うちは除雪機が一番売れる」とのこと。小樽はかなり雪が降る場所なので、冬に自転車は全く売れず、除雪機がかなり売れていくそうです。店の前にも除雪機が並んでいました。
阿佐ヶ谷のフレンド商会とのつながりについても色々とお話を聞けて貴重な時間でした。
三角市場

小樽駅の横にある海鮮市場、「三角市場」。三角の土地の中にあるから三角市場らしい。
Tonyさんから教えてもらい、ここでお昼を食べようと思っていたのですが……思った以上にインバウンド価格で、なおかつ落ち着かない雰囲気。やっぱりここではなく別の場所でお昼を食べることにしました。
若鶏時代 なると

多くの方&フレンド商会のご主人にオススメを頂いた「若鶏時代なると」本店。若鶏半身揚げが名物で、道内ではケンタッキーよりも、なるとの半身揚げを好む人が多いとか何とか。

三角市場で海鮮丼を食べ逃したので、海鮮丼と半身揚げのセットを注文しました。海鮮丼は正直、「スーパーの刺身を乗せただけ」という雰囲気で、全然小樽らしさはありません。

しかし、名物の半身揚げは確かに凄かった。皮はパリパリ、中はジューシー。私は鶏皮が苦手なんですが、それでも美味しく食べられるほどの完璧な揚げ具合です。
味は塩が中心の素朴なものなんですが、それだけに揚げの技術が際立ちます。確かにこれは人気が高いのも頷ける味でした。


店の脇の道の奥には「船見坂」という有名な坂(斜度15%らしい)がありました。演歌のタイトルになっていて驚きました。
天狗山
小樽の北部にそびえる天狗山。ロープウェイがあり、そこからの眺めは絶景なんだとか。駅前からバスに乗って天狗山へと向かいました。

到着。バスから降りようとすると、運転手さんが「本日、ロープウェイは強風のため運休です」とのアナウンス。ええっ!! 一緒に乗ってきた外国人の方々は何を言っているか理解できていない様子でロープウェイの受付へと向かいましたが……。

これを読んで「Oh No!!」という実に分かりやすい叫びを上げていました。
仕方ないので、乗ってきたバス(しばらくバス停で待機していた)にそのまま乗って駅前へとトンボ返りしました。
そろそろ手稲へ
天狗山から戻ってきた時点で15時くらい。19時から霧立400の打ち上げがあるので、ここらで一旦手稲のホテルに帰ることにしました。
到着から5時間くらい、徒歩が中心でもあらかた名所らしい名所は巡れました。日帰り観光に良い街ですね、小樽。

帰りの電車もやっぱり満員。窓から見えた風車群が気になりましたが、去年出来たばかりのものらしいですね。
16時頃に手稲のホテルに帰着。なんだかんだで疲れていたようで、ホテルで昼寝した後に打ち上げに向かうことにしました。
霧立400 打ち上げ
夜は、琴似「松尾ジンギスカン」で霧立400の打ち上げです。
昨年同様の打ち上げ
昨年はゴール後にWTbさん&alphasudさんに声を掛けて突然の打ち上げが決まりましたが、今回は北海道に渡る前に話は進んでいました。

お二人に加えて、ジプぽんさん&ましろまさん、そして同じく霧立400に参加するko_taさんの計5人が参加予定。ただ、ジプぽんさんは地元である日高町に帰ることになったので欠席となり、代わりに鉄夫さんが参加。鉄夫さんも北海道で開かれる1000kmブルベに参加していましたが、初日にDNFして時間があったので急遽参加してくれたようです。
これで、打ち上げ参加者6人のうち「3人がDNF」「1人は不参加」「2人だけが完走」という人数構成の打ち上げとなりました。

やっぱり松尾ジンギスカンは美味いですね。
完走したお二人のうち、ko_taさんは豪雨に当たったタイミングは無かったとのことですが、その少し後ろを走っていたalphasudさんはかなりの大雨に遭遇し、雷を避けるためにトンネルでしばし待機したと話していました。やはり予報ほどではなかったにせよ、かなりの荒天だったことは間違いないようです。
昨日(というか今朝まで)の話を肴に、3時間近くたっぷりと盛り上がりました。

