川越~直江津ロングファストラン 2025 まとめ編

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昨年に引き続き、「川越~直江津」を完走しました。

目次

新アイテムの感想

今回投入した新アイテムの感想です。

iGPSPORT「SR mini」

トンネル内での車の探知を期待して、今回の「川越~直江津」ではレーダーテールライトを導入しました。約2kmの登り基調トンネルがあり、そこの対策です。

iGPSPORTの最新モデル「SR mini」を使いました。

中盤にある碓氷峠はカーブが多いことで知られる峠ですが、抜け道としてそれなりに交通量もあります。SR miniは探知角度も他製品より広く、カーブを曲がっている時でもしっかり車を探知していました。

問題のトンネルの中でも、しっかり車を探知。トンネル内は音が反響して車との距離が掴みにくいのですが、レーダーがあると「どのあたりまで迫っているか」が分かり、回避動作を取りやすくなります。気分的にも楽でした。

ただ、気になったのが電池消費の早さです。

アプリ上での見積もりだと「18h」持つと書かれているのに、今回の「川越~直江津」で12時間半使った残りバッテリーはわずかに3%でした。見積もりの2/3程度しか使えなかったことになります。

これは恐らく「ブレーキ時」と「後方車両の探知時」に強点滅をしているから。この時は最大輝度まで明るくなるはずで、それだけ多くバッテリーを消費しているということです。

同じレーダーテールライトであるMagene「L508」は、「ブレーキ時」「後方車両の探知時」の強点滅について、ON/OFFをアプリ上から選択することが可能です。SR miniにはその選択機能がなく、強制的にONを選ぶしかありません。とりあえず、iGPSPORTには「ON/OFFをアプリ上から選べるようにして欲しい」と要望済みです。

車両の探知精度においては現状でも最高クラスだと思いますので、このON/OFFさえ設定できるようになればバッテリーの持ちも改善して文字通りの最強になると思います。

まとめ

昨年に引き続いての「川越~直江津」参加でした。

昨年よりも風向きが悪く、終始向かい風。そんな条件でも昨年比で28分落ちに抑えられたので個人的には良かったと思います。

また、GE-110はこういったファストラン的な走りにも向くフレームだということが分かりました。そこそこの剛性で、空力性能にも配慮したフレーム形状、乗り心地の良さ等々、ブルベよりも少しスピード域の高い領域でも光るフレームです。


ゴール翌日は、直江津から乗り合いのハイエースで川越まで戻ります。運転は藤田さんと、藤田さんの息子さん。藤田さんは「年々ハイエースの長距離運転が辛くなってるので、いつまでこのイベントが続けられるかな……」と仰っていました。藤田さんも今年で77歳、続く限りはこのイベントを続けてほしいですが、決断の時は遠くないのかもしれません。

私は来年以降も、参加できる時は積極的に参加していこうと思っています。

最後に、今大会を主催された藤田さんと、サポートカーを運転された藤田さんの息子さんに感謝申し上げます。今回も安心して走ることが出来ました。また宜しくお願いいたします。

走行データ

通算距離: 256.5km
走行時間: 12時間34分(ネット: 10時間52分)
平均時速: 20.4km/h(ネット: 23.5km/h)
獲得標高: 2195m

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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