川越~直江津ロングファストラン 2025 準備編

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ロングライドイベント、「第28回 川越~直江津ロングファストラン」に参加してきました。

野尻湖のナウマンゾウ像

今回で4回目の参加となります。

目次

イベント概要

まずは「川越~直江津ロングファストラン」の概要紹介から。

主催

川越の自転車ショップ「レーシングスポーツフジタ」が主催。

参加者の多くはショップのクラブチーム員ですが、特に参加資格はありません。

初開催は1995年で、2025年は28回目の開催となります(2020-2022年はコロナ禍で休止)。

コース

川越(ショップ前)~直江津(旅館・田中屋)

距離は約280km。途中にチェックポイントはなく、スタート時間も自由です。

ゴール時刻のみ指定があり、日没(18:30頃)までにゴールする必要があります。間に合わない場合はサポートカーに回収されます。

開催日

毎年、5/3固定。

連休の中日で、幹線道路の交通量が少ないことが理由だそうです。

参加動機

本イベントを主催している「レーシングスポーツフジタ」の店主・藤田照夫さんは、史上始めて東京~大阪間を24時間以内に走った御方です。

初代キャノンボーラーへのリスペクトを込めて、参加できる時は出来るだけ参加することにしています。

こちらの記事でインタビューさせて頂いたご縁もあって、2017年に初参加。その後、2019年、2024年にも参加しました。

昨年に引き続き、今年もエントリー。4回目の参加となります。

コース

先述の通り、スタートとゴールは決まっていますが、ルートは特に指定がありません(推奨ルートはR254~R18~R8)。

川越~長野市までのルートは推奨ルートを使用し、そこから先は「東京~糸魚川」のルートで最短距離を走っています。距離は256kmになりました。

準備

大会に向けた準備内容の紹介です。

練習

PBPボケを引きずっていた2024年の参加時はほとんど乗れていませんでしたが、今年はコンスタントにブルベにも参加。GWもビッグライドはしていませんでしたが、前半で300kmほど走れていました。

一番早かった2017年は11時間37分。昨年は12時間06分。今年は12時間以内の完走を目標にしました。

ウェアの検討

2025年大会のEpic Ride Weather

Epic Ride Weatherによれば、雨はほぼなし。ただ終盤ちょっと怪しい感じ。妙高を越えて日本海側に出ると降られるかもしれません。

気温は13~19℃と、この時期にしてはずいぶん涼しめ。基本は上下半袖で行けそうですが、朝の寒さと妙高からのダウンヒルに備えて長袖のインナーを持っていくことにしました。昨年の同大会前日、思った以上に川越が寒くてワークマンで買ったコンプレッションインナーです。

……しかし、今回は風が強そう。しかも全編向かい風です。

2024年大会のEpic Ride Weather

昨年は後半の向かい風は辛かったものの、今年は前半から向かい風確定。厳しい戦いになりそうです。

機材の検討

いつもファストランにはOltre XR4を使用するのですが、今回はGE-110です。このフレームのファストラン適性はどんなものなのかが気になったので。

現在借りているFarsportsのホイールで走ろうかとも思ったのですが、「川越~直江津」では帰路に輪行が挟まります。輪行では機材が袋の中で暴れて傷が付く可能性があります。借り物のホイールを傷付けるのも嫌だったので、私物のシャマルカーボンを持ち出すことに。あまりファストランに向くホイールではないですが、乗り心地の良いシャマルカーボンで路面状態の悪い妙高からのダウンヒルを走るとどうなるかは楽しみでした。

タイヤはPanaracer「AGILEST FAST 28C」、チューブはGuee「Aerolite」です。

サドルバッグは、脱いだ長袖インナーを入れるために少し容量大きめのRevelate Designs「Shrew」

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XLAB
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トップチューブバッグは、XLAB「STEALTH POCKET 200」。補給食やサプリメントを格納します。フロントバッグは空気抵抗が大きいので、ファストランでは使いません。

今回投入の新アイテム、iGPSPORT「SR mini」。リアビューレーダー機能を持つテールライトです。

本コースは(というか私が選んだショートカットルートは)約1.5kmのトンネルを通ります。しかもトンネル内が上り勾配。後ろから迫ってくる車は大体音で距離が掴めますが、トンネル内は音が反響して距離が掴めません。心の準備をするためにリアビューレーダーは役立ちます。

また、「SR miniのライトは何時間くらい持つのか」を実験するのも目的の一つでした。このライト、アプリから点灯時間の見積もりが出るんですが、どうもアテにならないようで。実際の稼働時間は走ってみて確かめようと考えました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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