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「CATEYE NETWORK」対応ライトを導入
CATEYEが新たにリリースした「CATEYE NETWORK(以下、NW)」対応ライトを購入しました。製品としては「NETWORK VOLT800 NEO」と「NETWORK KINETIC AUTO」です。
購入まで
まずは購入までの流れを書いていきます。
NW対応ライトの発売を知る
9月30日、サイクルショップカンザキ吹田店のツイートを見て「おっ」と思いました。
CATEYE VOLT800 neo とnetwork kinetic autoライト。
— サイクルショップカンザキ吹田店 (@81496suita) September 30, 2025
前後連動させられます。
リアがオートライトなので、フロントに連動させてフロントもオートライトとして使う事も可能。 pic.twitter.com/paJXeBkK72
正直な所、「前後ライト連動機能」にはこの時点では興味なし。その一方で「アプリからモード操作が出来る」という点に強烈に興味を惹かれました。私はキャットアイのライトの配光や光量維持性能は大好きなのですが、モード遷移の仕様が好きではないからです。
CATEYEのほとんどのフロントライトは以下のようなモード遷移仕様になっています。
ハイ点灯 → ミドル点灯 → ロー点灯 → ハイパーコンスタント → 点滅 → (ハイ点灯に戻る)
私は基本「ロー点灯」しか使いません。夜の峠の下りや、特別暗い場所でのみ「ミドル点灯」を使います。ブルベのルール上、点滅の使用は許可されていないので、まず「ハイパーコンスタント」や「点滅」を使うことはありません。
「ロー点灯」から「ミドル点灯」に変更するためには、4回ボタンをクリックする必要があります。その途中には、入ってほしくない「ハイパーコンスタント」や「点滅」モードを通らなくてはなりません。これがイヤでした。
OLIGHTやiGPSPORTといった、いわゆる中華系メーカーのライトは点灯ループと点滅ループが完全に分離しています。ループ同士を行き来するには、ダブルクリックコマンドを使うことが多いです。「点滅に入ってほしくない」という思いを持つ私にとっては、CATEYEのモード遷移よりも中華系ライトのモード遷移の方がベターに思えていました。
そこに来て、この「NWシリーズ」。どうやらアプリから「使わないモードをOFFに出来る」ようで。にっくき点滅モードを追放できるのは嬉しい。点灯モードにしか入らない自分専用のモードループを作れることに大変魅力を感じました。
発売と同時に「NW VOLT800 NEO」を購入
とりあえずモードループをカスタマイズしたかった私は、フロント「NW VOLT800 NEO」のみをショップで予約注文しました。
買ってきました、NETWORK VOLT800 NEO!
— ばる (@barubaru24) December 5, 2025
一昨日にはショップに届いてたんですが、TPUチューブの記事が書き終わっていなかったので、そちらに集中してました。終わったので次はライトだ! pic.twitter.com/ZA8UzyX7dO
12月になり、NWシリーズが発売。すぐに購入しました。NW KINETIC AUTOも入荷していましたが、この時点では購入せず。
結局「NW KINETIC AUTO」も購入
NW VOLT800 NEOを購入した翌日、幕張で開催された「BIKELAND 幕張」の会場へ行きました。目的は、様々なメーカーのブースです。

その中にはCATEYEのブースも。そこでスタッフの方に説明を聞いているうちに、リヤのKINETIC AUTOの方にも興味が湧いてきました。
先日のバイクランド幕張で実機を見て説明を聞いて「良さそう」と思ったので購入。
— ばる (@barubaru24) December 11, 2025
CATEYEのネットワークシリーズのテールライト「KINETIC AUTO」です。 pic.twitter.com/VFxRKCS1Ab
そして数日後、まんまとNW KINETIC AUTOを購入。これでNWライトが前後揃ったわけで、「前後ライト連動機能」が使用可能になりました。
NWライト ファーストインプレッション

NW VOLT800 NEOと、NW KINETIC AUTO、そしてCATEYE NETWORKアプリのファーストインプレッションです。
想定用途はブルベですが、まだ週末のライドでしか使っていません。また、今回の記事は「CATEYE NETWORK」の機能をメインに触れ、各ライトの配光等の光学性能についてはあまり触れません。
製品スペック
各製品のスペックは以下の通り。
| NW VOLT800 NEO | NW KINETIC AUTO | |
|---|---|---|
| 重量 | 176g | 34g |
| バッテリー容量 | 3.6V 4800mAh | 3.7V 500mAh |
| 充電端子 | Type-C | Type-C |
| 充電時間 | 4時間 | 2時間 |
| 防水等級 | IPX4 | IPX4 |
重量
NW VOLT800 NEO

実測172g。……あれ、手元のノーマルNEOよりも3g軽い。通信ユニットとか増えてるはずなんですが。公称重量は176gなので4gほど軽い固体です。
NW KINETIC AUTO

実測重量は34g。こちらは公称重量ピッタリ。
各部詳細
NW VOLT800 NEO

見た目はほぼノーマル800NEOと同じ。ボタン横にNマークが付いている点は違っていますね。

裏面には技適マーク。通信機能が付いているので技適登録はもちろん必要ですね。KINETIC AUTO側にも技適マークは入っています。

左がノーマル800NEO、右がNW 800NEOです。NWには、端子のフタの脇に土手のようなものが付いています。恐らくは通信ユニットなのでしょうが、端子側を下にしてライトを使う際に地面から跳ね上げた水を防ぐ泥除けの役割もありそうです。

あと、NW 800NEOで気づいたのは「ライト側の首振り機構が無くなっている」ということ。写真左はノーマル800NEO、右がNW 800NEO。ブラケットスペーサーが動かないように、一つ凸部分が増えていることが分かります。
CATEYEのフレックスタイトブラケットには首振り機能が付いています。にもかかわらず、VOLT800 NEOはライト側にも首振り機構を持っていました。フレックスタイトブラケットとVOLT800 NEOをセットで使うと、これまでの2倍の首振り角度になるわけですが、そうするとサイコンと接してしまうこともあり。あと、ライトを正面に向けたいのに、振動等で微妙に首振りが動いてしまうケースもありました。
今回の変更でライト側の首振り機構が無くなり、個人的には使いやすくなったと感じます。

点灯時はボタンが青色に光ります。ノーマル800NEOは緑でしたね。
NW KINETIC AUTO

フロント側のNW VOLT800 NEOは既存筐体を使ったマイナーチェンジ版でしたが、リヤ側のNW KINETIC AUTOは類似モデルが見当たりません。全くの新型筐体です。

LEDの数は2個。

照射角度は広めに設定されています。


上部にはボタン、底部には充電端子。
照度センサーは恐らく本体裏面にあります。
ペアリング
CATEYE NETWORKアプリをスマートフォンにインストール。その後、アプリと各ライトをペアリングします。



アプリを開いたら、「デバイスを追加」で2台のライトとペアリング。今回は、「グループ1」に「NW VOLT800 NEO」と「NW KINETIC AUTO」を追加しました。これで、同じグループのライトはONとOFFが同期するようになります。1グループには最大4台のライトを接続可能で、全部で5グループまで作成可能とのこと。
各ライトの電池残量も確認できますが、区切りは20%単位の様子。目盛りは10個あるんですが、充電中の様子を眺めていたら40%→60%に一気に変わっていました。さすがに20%単位はちょっとざっくり過ぎる気がします。
また、これについて困ったこともありました。KINETIC AUTO、アプリ上では「残量: 40%」と出ているのに、バッテリー残量が少ない時に起こる「ゆっくり点滅(バッテリーオートセーブモード)」の状態に。ボタン操作も効きません。恐らく、「バッテリーオートセーブモード」に入るボーダーが20%と40%の間にあり、実際のバッテリー残量はボーダーを下回っていた。でも、アプリ側としてはまだ「40%ある」と判定していた。これにより、「バッテリーは40%も残っているのに、バッテリーオートセーブモードに入っているように見えた」という現象が発生したのでしょう。
区切りを10%にした上で、バッテリーオートセーブモードに入っている時はアプリ上からも判別できるようにしてほしいですね。
モードのカスタマイズ
個人的に最大の購入理由であった、モードのカスタマイズを行っていきます。
NW VOLT800 NEO

こちらがNW VOLT800 NEOの設定トップ画面。「モード」は、現在設定されているモードループを表しています。フロントライトの場合は最大で5スロットにモードを設定可能で、本体ボタンを押すことで上のスロットから順にモードが切り替わることになります。
購入時状態では5スロット全てがONになっていますが、上の写真では「MI」「LO」のみを有効にしています。この状態だと「HI」「DC」「FL」には入りません。夢の「点滅をモードループから追放する」が達成できてしまいました。

各スロットをタップすると、「そのスロットにどのモードを設定するか」を切り替えることが出来ます。設定可能なモードは8種類です。見慣れないのが下3つの「カスタム」というモード。これはいわゆる「自分の好きな明るさに設定できる」というモードで、自分好みの設定を3種類設定できるということですね。

カスタム設定はこの画面から行います。明るさは6段階から選択可能。
| 明るさ | 備考 |
|---|---|
| 1 | – |
| 2 | ローモードの明るさ |
| 3 | – |
| 4 | ミドルモードの明るさ |
| 5 | – |
| 6 | ハイモードの明るさ |
個人的には「ローモードより更に暗いモードを選べる」点がアツい。これはつまり、「ローモードより長く点灯し続けられるモードを使える」ということ。VOLT800 NEOのローモードは200ルーメンで12時間。これがどれだけ伸びるのか。
試しに照度計で各「明るさ」の照度を計測してみた結果が以下です。
1: 8390
2: 15350 (ロー)
3: 24900
4: 33800 (ミドル)
5: 60000
6: 81000 (ハイ)
「明るさ: 1」の照度は、ローモードの0.6倍。すなわち、点灯時間がローモードの1.6倍ということになります。12時間×1.6=19.2時間も点灯可能というわけですね。ローモードの明るさは200ルーメンのはずなので、6割なら120ルーメン。120ルーメンで19.2時間は中々凄い数字です。
「明るさ: 3」の照度は、ローモードの1.6倍。200ルーメン×1.6=320ルーメンで、恐らく7時間ちょっと持つ計算です。このモードもなかなか良いですね。

最終的な私の設定はこうなりました。
明るさ1で点灯 → ロー点灯(明るさ2相当) → ミドル点灯(明るさ4相当)
ポイントは、「点滅に入らない」ことと「ボタンを押すたびに明るくなる」という点です。
CATEYEのデフォルトのモードループは「ボタンを押すたびに暗くなる」という順番になっています。ただ、私の使い方としてはコレが結構使いにくかったのです。
例えば夜の峠を登っている時に「ロー点灯」で使っていたとします。峠に到着しダウンヒルに差し掛かったら明るめの「ミドル点灯」に切り替えたい。しかし、従来のVOLT800 NEOのモードループではボタンを4クリックしないとミドル点灯に辿り着けない。切り替えてる途中には一瞬とはいえ点滅に入って目がチカチカするし、勢い余ってミドル点灯を通り過ぎてループをもう一周……なんてことも。「なんとかならんのかコレ!」とずっと思っていました。
その積年の夢がようやく「NW VOLT800 NEO」で叶ったわけです。今後は、ロー点灯から1クリックでミドル点灯に辿り着けます。麓に付いたら、2クリックでロー点灯に戻します。完璧。
出来た。嬉しい。
— ばる (@barubaru24) December 16, 2025
「明るい→暗い」よりも、「暗い→明るい」をやりたいことのほうが多いので、こっちの順番にしたいと思ってたのです。OLIGHTはこの順番ですね。 pic.twitter.com/wlD5gjVzH5
モードのカスタマイズが出来るようになったおかげで、自分の理想に近いモードループを作れるようになりました。
NW KINETIC AUTO

こちらがNW KINETIC AUTOの設定トップ画面。スロット数はフロントより多く、6スロット。更に、「ブレーキモードを使う」という設定のON/OFFもあります。
ブレーキモードは「ブレーキを掛けた時に明るくなる」モードですが、バッテリーの消費が激しくなるので私は速攻でOFFにしました。

設定可能なモードは9種類。

カスタムモード。フロントは明るさ6段階からの選択でしたが、リヤは4段階。
| 明るさ | 備考 |
|---|---|
| 1 | – |
| 2 | ローモードの明るさ |
| 3 | – |
| 4 | ハイモードの明るさ |
試しに「明るさ: 1」にしてみましたが、十分に明るい。乾電池式のテールライトで私が普段使っている「OMNI5」と並べても、同等の明るさがあります。

こちらは照度までは測っていませんが、ローモードが「5ルーメン/10時間」らしいので、仮に6割の明るさだとすれば「3ルーメン/16時間」という所でしょうか。ブルベ観点で言うと、出来れば20時間持つモードが欲しいですね。

私の最終的な設定はこれになりました。リヤはブルベ以外では点滅を使うこともあるので、一応残しています。点灯モードも、一番弱い「明るさ: 1」で十分と判断したので、これだけにしました。ブレーキモードもOFFです。
スマートオートの設定
NWライトについて、メーカー側としての最大の売りは「スマートオート」機能のようです。
機能説明
以下は公式マニュアルから抜粋した説明です。
「周囲が明るいとき(日中)/暗いとき(夜間)」それぞれに設定した点灯モードに自動で切替えや、自転車停止後に修理の明るさに関わらず自動で消灯することが出来る機能です。
ライトに搭載された照度センサーによって周囲の明るさを判定し、それによってモードを自動で切り替える……ということですね。ただし、照度センサーが搭載されているのは現状テールライト(KINETIC AUTO)側のみ。フロントライトには照度センサーが搭載されていません。つまり、この機能を使用するためには「NW KINETIC AUTO」を購入する必要があります。
私が後から「NW KINETIC AUTO」を買い足したのはこのため。スマートオート機能を試すなら、NW VOLT800 NEOだけでは不可能だったからです。
用途
個人的には、夕方にライトを点灯するのはそんなに苦ではありません。個人的なルーティーンとして、サイコン画面が夜モード(黒背景)に切り替わった時(=日没時刻)に、ライトを点灯することにしています。
では、スマートオートモードをどう使うのか。「トンネル多発地帯」で使いたいのです。

ブルベでは割と、昼間にトンネルが何度も出現するようなルートを通ることがあります。トンネルに入るとライトを手動点灯し、トンネルを抜けたら手動消灯します。つけっぱなしだと夜間走行でバッテリーが持たないので、こまめに消さないとなりません。しかし、場所によってはトンネルが10連続で来るようなこともあり、そのたびにON/OFFするのはかなり面倒です。フロントだけならば手を伸ばせばなんとかなりますが、テールライトは一度止まらないとボタン操作は難しいですし。
そこで、「最初のトンネルに入る時に点灯し、最後のトンネルを抜けたら消灯しよう」と考えるわけですが、たいてい最後のトンネルを抜ける頃には消灯することを忘れます。結果、次のコンビニに到着した時に「あ、ライトをOFFにし忘れてた……」と気づくことになるわけですね。無駄にバッテリーを消費してしまって後悔するも、時すでに遅し。
しかし、スマートオート機能が正しく働くとすれば、「トンネル内に入ったら前後とも自動点灯」「トンネルから出たら前後とも自動消灯」が出来るはず。これを試すために、NW KINETIC AUTOを購入したのでした。
設定方法
スマートオートの設定はなかなか難解です。マニュアルを見てもよく分かりませんでした。
とりあえず私がやりたいのは「基本的には昼間は消灯。トンネルと夜間だけ点灯」なので、これを実現できるように設定していきます。


私がまず行った設定はこんな感じ。「明るい場所: 消灯」で、「暗い場所: 弱めのモードで点灯」。これで、トンネルや夜間だけ自動点灯し、その他の場所では消灯するはずです。

なお、デフォルトでは「明るい場所」も「暗い場所」も点灯する設定になっていますが、「明るい場所」に限っては「消灯」を選ぶことも可能です。「暗い場所」は消灯を選べないようになっています。

この状態で「スマートオートを使う」をONにすると、自動点灯・消灯が発動するようになります。
実走テスト

横須賀往復のロングライドでNWライトをテストしました。
この区間はとにかくトンネルが多く、たった6kmの間に10本ものトンネルがあります。毎回ライトの点灯/消灯が面倒な区間だと感じていました。


この区間を「スマートオート: ON」にして走ってみます。両方とも、「明るい場所: 消灯」「暗い場所: ロー点灯」に設定しました。

さて、トンネル。トンネルに入る前は消灯していますが、トンネルに入ると……点灯しました! かなり感度は良く、トンネルに進入した瞬間に点灯していました。
一方、トンネルから出てもすぐには消灯しませんでした。あれ?と思ったのですが、次に信号で停止した時に消灯しました。点灯・消灯の判定は「周囲の明るさ」に加えて「走っているか」も振動センサーで見ているようですね。暗い場所から明るい場所に出ても、走っている限りは点灯を続ける仕様になっているようです。個人的には走っていても、明るい場所に出たら消えてほしいんですが……(バッテリー温存したい)。
ともあれ、「トンネルに入ったら点灯」「トンネルから出たら消灯」を自動で実現できるようにはなりました。全くボタン操作を行わずに、このトンネル地帯を抜けられるのはストレスがなくて良いですね。

ただ少し困ったのが、「まだ日没を迎えていないのにトンネルの外でも点灯してしまった」こと。この日は昼過ぎから雲が出始め、薄暗くはあったのですが……15時で「夜」と判断されるのはさすがに早い気がしますね。
周囲の照度があるボーダーラインを下回ると「暗い場所」という判断になるはずですが、そのラインをユーザー側で選択できたら良いな、と思いました。現在はCATEYEの決めた一つのボーダーで切り替えていますが、そのボーダーをユーザー側がアプリ上で3種類くらいから選べると多くの人の要望に応えられそうだなと。あまりボーダーの照度を高くしすぎると、明るめのトンネルで点灯しないことにもなるので調整は難しそうですが、検討をお願いしたい機能です。
LU(Last Used)という設定
さて、もう一つスマートオート機能でイマイチに感じた点があります。「スマートオート機能を使っている間は、物理ボタンによる操作がほぼ効かない」という点です。

スマートオート機能が発動している間は、「暗い場所」に入るとアプリで設定されたモードに固定されます。ボタンを押してもモードは切り替わりません。例外として、「電源OFF」と、「ダブルクリックでハイモードに入る」という操作は出来ますが「一段階明るくする」ような操作はできなくなります。
「トンネルに入った時に思いのほか暗くて、少しフロントライトの明るさを上げたい」という時に対応できないわけで、これはなんとかならないか……と思ってマニュアルを読んでいると、こんな記述を見つけました。

なんと、スマートオートの点灯モードを「LU」に設定することで、本体のボタンで明るさを変えられるようになるとのこと。

早速、「暗い場所: LU」に設定してみた所、確かにスマートオート発動中でもボタン操作が可能でした。LUの説明が「最後に使ったモード」となっていたので、「スマートオートをOFFにしていた時に最後に使ったモードで点灯する」のだと思っていました。まさか「ボタン操作が可能になる」という特殊機能が存在していたとは。
ということで、スマートオート機能、なかなか良い感じに使えそうです。
待機電力
あと気になるのは、NW接続の待機電力でしょうか。消灯していてもBluetoothの接続は続いているわけで。

一応、そちらについても接続のタイムアウトをアプリ側から設定可能になっています。
入手性
例によって、NWライトは実店舗販売限定です。
コロナ禍中は生産能力の関係で実店舗販売というのも納得していましたが、そろそろ通販を解禁して欲しさはあります。
まとめ
CATEYEのNWライトのファーストインプレッションでした。
当初、私が想像していたよりも出来ることがかなり多かったです。「”点滅モードに入らなくする”が出来ればいいや」くらいに思っていましたが、「明るさをカスタマイズ出来る」「ボタンを押すと明るくなる方向にモードループを変えられる」「トンネルでの自動点灯/消灯が可能」と、出来ることが盛りだくさん。導入する意味を大いに感じました。
実はCATEYEには過去に「Sync」というライトシリーズがありました。発想としてはNWシリーズに近かったですが、周囲の明るさに応じた自動点灯機能は備えておらず。結局、自分でボタンを押す一手間は必要でした。あと、フロントライトも確かダラ落ちだったので結局私は買わなかった記憶があります。
今回のNWシリーズはSyncシリーズを一歩前に進めた製品だと言えるでしょう。ダラ落ちしない、VOLT800 NEOを素体に選んだのも良かったと思います。
しかしここまで出来ると、「サイコンと接続して、バッテリー残量を見られないか?」「サイコンと接続したDi2のボタンからライトの明るさを変えたり出来ないか?」という要望も湧いてきます。是非検討してほしいですね。
正直、私は「スマートライト」という言葉にアレルギーを持っていました。これまでのスマートライトは、メーカーが考える「机上のスマート」をユーザーに押し付ける製品がほとんどであったからです。
「ブレーキをかけたら明るくなる」「周囲の明るさに応じてライトの明るさを変える」という挙動は出来るものの、それらの挙動は基本的に変更不可。たまたまメーカーの思想とユーザーの使い方がマッチしていれば良いのですが、そういうケースは少ないと思います。
NWシリーズは、ユーザーの好みに応じて、「スマート」さをかなりカスタマイズ出来る点が良いですね。それぞれの人が求めるスマートさは異なるはずで、それを受け入れる懐の広さがNWシリーズにはあります。真のスマートライトがようやく出てきたことを喜びたいと思います。
著者情報
年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。


