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【レビュー】日本製紙クレシア「ワイプオール X70」
評価:5
日本製紙クレシアの不織布で作られたウエス。非常に耐久性が高く、繊維がほつれにくいのでドライブトレインの掃除にも使えます。
購入動機
TwitterでMiagiくんが絶賛していたのを見て、2018年6月に購入。
Amazonで販売している『日本製紙クレシア ワイプオール X70 不織布ワイパー』
試しに買ってみたけどこれ最高ですね。
濡れに強く破けない耐久性、50枚入りで710円という破格っぷり。
大きいからハサミでカットして使えば1パックで1年は余裕で持つ。
説明写真もこれ見よがしにロード磨いてるしな。 pic.twitter.com/RJXpvWkMme— Miagi (@Miagi1552) June 19, 2018
それまではチェーンの掃除に使い古しのタオルや雑巾、そしてキッチンペーパーを使っていました。キッチンペーパーは汚れたらすぐに捨てられるのが良いところ。ただ、耐久性は低く、破れたり、毛羽立った繊維がチェーンに付着したりします。
ところがこのワイプオールはそうした毛羽立ちもなく、更にかなり丈夫であるとのこと。値段も安いので買ってみることにしました。
製品概要
私が購入したのは50枚入りのパック。
1枚あたりの大きさは335mm×343mmと大きめ。これが4つ折りにされてパックにされています。
素材は、パルプ+ポリプロピレン。油分・水分に対して優れた吸収性能を持ちます。
使用感
ドライブトレイン周りや、フレームの清掃に使用しています。
大きさ
比較対象が何が良いか迷いましたが、サイクリストの家には大体あるであろうサイスポと比べてみました。サイスポよりも一回り大きいです。
ここまで大きいと逆に使いづらいので、私は四つ折りの折り目部分で切って4枚切りにして使っています。不織布の繊維に水平な方向には手でも切れますが、繊維に垂直な方向には手では切れません。ハサミで切りましょう。
耐久性
ドライブトレイン清掃時によくやるのが以下の行程です。
②ブラシで汚れを浮かせる。
③フォーミングマルチクリーナーで汚れを流す。
④ワイプオールでチェーンを掴み、クランクを回して残った汚れを拭き取る。
・水で濡らして絞って、フレームを拭く
・フレームのガラスコーティングのワックスの塗り込み
コストパフォーマンス
使い始めて2年半ほどですが、50枚中14枚残っています。
相当の耐久性があり、更に4枚切りにして使うとかなり長い間使うことが出来ます。
姉妹製品
本製品のX70の「70」は厚みを表しているようです。
姉妹製品にはX60やX50があり、それらは本製品より薄い製品となっています。ラインナップ中、最も厚いのがX70のようですね。
ちなみに理系の大学生の研究室には必ずと言っていいほどある「キムワイプ」も日本製紙クレシアの製品です。キムワイプは紙(パルプ)オンリーですが、ワイプオールはポリプロピレンを加えた不織布という点で違いがあります。
まとめ
驚異的な耐久性を持つ不織布ウエス。自転車のメンテナンスに必携の製品だと思います。
1枚あたり20円ほどですが、その耐久性から言うとかなり安いと感じます。使い古しのシャツを切ってウエスにする労力を考えると、こちらの方がよほど経済的だと思うほどです。

大学時代にお世話になったキムワイプと同じ会社の製品だというのはこのレビューを書く段階で気づきましたが、なんか懐かしくなりましたね。理系大学生の間ではデュラグリスのような存在なのです(食べられるネタが良く使われる点で)。
評価
対象モデル: 日本製紙クレシア「ワイプオール X70」
年式: 2018年
定価: 1023円(税込)
購入価格: 710円(税込)
価格への満足度
購入時より値上がったが、それでも耐久性を考えると安い。
総合評価
自宅メンテナンスの必携アイテム。あらゆる清掃に。
レビュアー情報
年齢: 36歳 (レビュー執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。