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【レビュー】BENEFIT「フレームプラグ M5用 RV02」
評価:4
BENEFITによるアイレット用のフタ。使用していないアイレットを塞ぎ、異物のフレーム内への侵入を防ぎます。
購入動機
私が現在メインで乗っているフレーム「GE-110」は、アイレット(ダボ穴)が沢山ついているのが売りの1つです。
アイレットの多いGE-110
穴数は合計11個。普通のフレームは、4個(ダウンチューブ上とシートチューブに2個ずつ)なので、3倍近い穴数を備えています。
シートチューブ・ダウンチューブ上・ダウンチューブ下は3つずつ穴が開いていますが、これはボトルケージを付ける位置を選択可能にするため。ボトルケージは通常2穴しか使わないので、1穴は確実に使いません。
こうしたアイレットはフレーム内まで貫通しているので、開いたままにしておくと異物が侵入してしまいます。
アイレット=ネジ穴なので、使わない場所にはネジを付けておけば良いんですが、ネジはそれなりに重量がありますし、固着する可能性もあります。
異物の侵入を防ぐプラグ
そこで登場するのが、今回紹介するベネフィット「フレームプラグ」です。
プラスチック製の軽量なプラグで、M5のネジ穴にジャストフィットするように作られています。
納車時にサイクルキューブさんが使っていない穴にこちらのベネフィットのプラグを付けてくれたのですが、これがなかなか良かったのでレビュー記事を起こすことにしました。
製品概要
実測重量は0.1-0.2g。
プラスチック製で、M5サイズのネジ穴に対応します。
使用感
GE-110で使用していないアイレットをカバーするのに使用しています。
構造
プラスチック製で、クラゲのような形状をしています。
M5のネジ穴より少し太くなっており、差し込んだ際に少し凹んだ状態でフィットします。
重量
2個の重量を計測してみた所、0.3gでした。1個あたりの重量は0.1g以上、0.2g以下といったところでしょうか。
もしネジを使った場合は、鉄だと3g、アルミでも1g程度なので10分の1程度の重量ということになります。
効果
ホコリや泥といった粒子の大きいものは防げていると思います。ただ、雨が降ったら普通にフレーム内には水は入りそうです。普通、フレームには水抜き穴が開いているはずなので平気だとは思いますが。
それよりは、見た目がスッキリするというメリットが大きいかもしれません。
本製品は上面が平らになっており、ネジと違ってほぼ出っ張りがありません。ウェアなどに引っかかることもなく、見た目的にもスッキリします。
脱落しないのか?
現在、ダウンチューブ下(1個)・ダウンチューブ上(1個)・シートチューブ(1個)・トップチューブ上(2個)の5箇所に本製品を取り付けています。
その状態で既に4000kmくらい走っていますが、一箇所として脱落はないです。特にカタカタ言うこともありません。
走行していくうちに摩耗するはずなので、ある程度使ったら脱落する可能性はありますが、半年程度なら問題はなさそうでした。
類似製品
今回レビューしたのは、プラ製の「フレームプラグ M5用 RV02」というモデルです。
もう1つ、ゴム製の「フレームプラグ M5用 RV01」というモデルもあります。こちらの方が防水性は高そうですね。
まとめ
フレームのアイレットを埋める軽量なフタ。
こういった小物をわざわざレビューしたのは、後で製品を買うときに名前を思い出すためでもあります。意外とこういう縁の下の力持ち的アイテムって探そうとしても探しにくいので。
アイレットの多いフレームの人に役立つ製品ですが、ヒルクライムで1gでも軽量化したい(かつフレーム内への異物侵入は防ぎたい)人にも向きそう。
最低限の質量でしっかり仕事をこなす良いパーツです。
評価
対象モデル: BENEFIT「フレームプラグ M5用 RV02」
年式: 2023年
定価: 不明
購入価格: 165円/2個
公称重量: 不明
実測重量: 0.1-0.2g/個
価格への満足度
単品購入するとそれなりに値段はする。店向けには50個売りらしい。
総合評価
単純な構造だが、軽量でしっかり仕事をするパーツ。
著者情報
年齢: 40歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。