BRM1101 富士川400 準備編

ランドヌ東京主催のブルベ「いってこい富士川400」に参加しました。

SR獲得に向けて残された、ほぼ最後のチャンスです。

参加動機

まずはこのブルベの参加動機から。

残るは400のみ

喜多方600は完走したものの、霧立400をDNFしたため今年はまだ400kmブルベの認定が取れていません。

2023年までであればブルベの年度は11月から新年度になっていたわけですが、2024年からブルベの年度が「1－12月」に変更。これにより、SR獲得のチャンスが少しだけ伸びました。

富士川400にエントリー

といっても11月と12月は夜中の冷え込みが厳しい＆夜が長いためか、長い距離のブルベの開催は少数。チャンスは多くありません。

BRMカレンダーを眺めると、11月1日に川崎出発で富士川までを往復する「いってこい富士川400」が。スタートまでも家から近いので、このブルベにエントリーすることにしました。

コース

富士川400のコースは、川崎を出発し、富士市まで戻ってくるコース。往路と復路はほぼ同じルートになっていますが、富士川周辺だけ少し違うルートになっています。

とりたててキツい峠もなく、1/3くらいはキャノボルートと被っているので個人的には走りやすいコースと言えます。ただ、伊豆半島にも数匹のクマがいるらしいので、そこの区間は慎重になる必要があります。

なお、探してみても仮眠できそうな場所は無し。小田原駅前にスーパー銭湯はありますが、駐輪するにはちょっと怖い場所です。仕方ないので、眠くなる前に完走する作戦で行くことにしました。目標は20時間台での完走です。

準備

ブルベに向けて行った準備内容を書いていきます。

「五味八珍」に寄ってみたい

静岡県内は割とよく走るのですが、ずーっと気になっていた店がありました。それが「五味八珍」という中華チェーン店です。

売りは餃子で、元々は餃子のテイクアウト専門店だったそう。たまに静岡在住のフォロワーさんが食べている写真を上げているのですが、これが中々美味しそうに見えました。

2010年にキャノボを走ってからというもの何度も店の前は通っているのですが、五味八珍には一度も入ったことがありませんでした。「そろそろ立ち寄っておきたいな」と思い、調べてみると沼津市にある「五味八珍 原店」は今回のコースから500m外れるだけで立ち寄ることが出来そう。

15年越しの課題をクリアするため、こちらの店舗に寄る予定を織り込んで計画を立てました。

ウェアの検討

開催一週間前の予報では、スタートからしばらく雨が降る予報になっていました。

前日夜から降り始めた雨が、当日の午前中にも残るという予報です。しかも、それなりに雨脚も強そう。

「まーた本格的な雨具を用意しないとならないのか……」と思っていたら。

直前になって雨予報が消滅。ただ、前日の雨予報はそのままだったので、スタート直後は路面がウェットであることが予想されました。

シューズが濡れる場合、一番の原因となるのは「タイヤが跳ね上げた路面の水」です。濡れてしまうとしばらくは気持ち悪い状態が続くので、足元だけは守っておいたほうが良さそう。家を出る時はレインシューズカバーを着けていき、路面が乾いたらシューズカバーを外すことにしました。

基本装備は喜多方600と同じ。薄手の長袖ジャージと、薄手のビブタイツ。昼の温度は20℃を超えるので、暑さでバテないことを優先としました。寒さに備えてネックウォーマーもサドルバッグに準備。さらに寒くなった場合に備えて、レインジャケットも用意しました。

機材の検討

今回もGE-110です。

後述しますが、ホイールは最近組んだ「Reserve 34|37」を投入。新品のホイールをいきなり汚したくなかったので雨予報が残っていたら他のホイールを使おうと思っていましたが、なんとか雨天走行は避けられそうなので投入を決めました。

路面からの水の跳ね上げを防ぐため、泥除けは前後装着。トンネルの多い伊豆半島を走るので、テールライトは多めに付けました。

先日購入した「eTrex Touch」は、ソフトウェアの完成度がまだ実用レベルに達していなかったので採用せず。今回もサイコンはiGPSPORT「BiNavi」です。

新規導入アイテム

今回もブルベに初投入するアイテムの紹介です。

Reserve「34|37」

先日組み上がったばかりのホイールです。ブルベを想定して組んだものですが、こんなに早く出番が来るとは思っていませんでした。事前に50kmほど乗って「これはいいな」と思えたので、いきなりの400km投入となりました。

タイヤはPanaracer「AGILEST FAST」、チューブはGuee「Aerolite」です。

リム面には「ガラスの鎧」を施工してあります。マットコートのリムは汚れが落ちにくいので、それを見越しての処理。今回の序盤はウェット路面を走ることになるので、その汚れがしっかり落ちるかどうかも見たいと思っていました。

トレンディ商会「トレンディベル」

今年は本州でもクマの目撃例が多く、山の中を走るブルベでもクマ対策を怠ることは出来ません。喜多方600で買ったばかりの熊鈴が早くも死んでしまったので、新たに熊鈴を導入しました。

トレンディ商会のトレンディベル。知人のオクノさんの営業が激しかったこともあり、購入してみました。色もかなりの種類があり、「赤×黒」を選びました。

こちらのベルの消音機構はシンプル。玉の部分にネオジム磁石が付いており、それで舌(鈴の中にぶら下がってる金属)を固定して消音します。これなら雨で壊れることもなさそう。

サドルバッグに取り付けました。伊豆半島の山に入るまでは消音、入ったら音を鳴らす計画です。