フレームオーダーの記録 (1本目/2017年 細山製作所 QUARK)

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12月25日のオーダー後、年明けの2017年1月7日にヘッドパーツを届けました。これが届かないと設計が開始できないので、納期の3ヶ月は恐らくここからカウント。

 

塗装前のフレーム確認

2017年3月16日、ロウ付けが完了し、無垢のフレームが仕上がったとのことで見に行ってきました。

本来はそのまま塗装に出してしまうのですが、今回は事前に見せて頂くようにお願いしていました。

 

……おお! まだ塗装も何もしていないのに、やたら迫力を感じます。

 

すっぴんのフレームに会えるのは、基本的にはこれが最初で最後。しかと拝んでおくことにしました。

 

重量も測定。フレームが1590g、フォークが720g。フレームサイズ(ホリゾンタル換算時のシートチューブ長)としては560mmサイズのフレームなので、1600g切りはかなり軽量ですね。フォークは、コラムのカットをする予定なので、カット後は700gを切るはず。

塗装に関して追加注文は無かったので、そのまま塗装をお願いしました。塗装を担当するのは、大阪のウエムラ塗装です。自転車塗装では一番有名な所かもしれません。

 

フレーム受取

2017年4月14日。塗装上がりの連絡がありました。

塗装に掛かる時間は2週間程度と考えていましたが、結局塗装に1か月ほど掛かりました。既に、「糸魚川」のスタートまで1か月を切っていたので、内心ヒヤヒヤしていました。

2017年4月15日、工房へ。そこには、段ボールが巻かれたフレームがありました。

 

……これが私だけのフレーム!

塗装が予想以上に綺麗で驚きました。時間は掛かりましたが、非常に満足の行く仕上がりです。

 

特に、半集合ステーの赤塗り分けが綺麗に仕上がっており、個人的には気に入ってるポイントです。

 

支払い

塗装も終わったので、いよいよ受け渡しです。価格は、合計で15万円ジャスト。

明細は頂いていませんが、恐らく内訳は以下のような感じ。

・フレーム+フォーク: 12万円
・パイプのアップチャージ: 1万円
・塗装代: 2万円

内金として入れていた4万円を除いた11万円を支払い、無事フレームを受け取り。組み付けは新宿の「エルブレス」にお願いすることになっていたので、工房を後にしました。

 

納車

2017年5月2日。フレームをオーダーした日から実に半年。いよいよ納車です。

本来はGW前に納車の予定でしたが、使おうとしていたホイールが実は死にかけていた等々、トラブル続発。結構時間が掛かりました。

 

完成図。中々長かったですが、これだけ格好よく仕上がれば文句はありません。

納車直後は暫定的にRACING ZERO CARBONを入れていましたが、最終的にはSHAMAL ULTRAで運用していくことにしました。

 

こちらがSHAMAL入れ替え後の写真。鉄フレームは銀のリムの方が映えますね。この時点でのパーツ構成は以下です。

細部写真

細部について、写真とともに紹介します。

 

コンポーネントはDura-Aceで、9000系と9100系のミックス。基本的にはデザインが好みな9000系で固める予定でしたが、新しくなったディレイラー類を試したかったので、そこだけ9100系にしています。シャドーディレーラー、扱いは面倒ですが変速性能は良いです。

 

エンドは定番のリッチーエンド。変速性能の良さは、このエンドの影響もありそう。

 

シートポストはBontragerのXXX Seatpost。しなりで快適性を出すシートポストです。サドルはFabricのScoop Radiusのカーボンレール版。

 

当初はヘッドチューブにはブランドロゴを入れない予定でしたが、塗装直前に気が変わって入れてもらうことにしました。

通常はダウンチューブとヘッドチューブのロゴは同じ色ですが、今回は違う色に。ダウンチューブは白×金、ヘッドチューブは赤×銀です。ヘッドパーツは信頼のCHRIS KING。ベルはあえてのゴールド。フォークにゴールドの塗装が入っていたので、それに合わせています。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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