この記事は約 29分で読めます。
フレームオーダーの記録 (1本目/2017年 細山製作所 QUARK)
12月25日のオーダー後、年明けの2017年1月7日にヘッドパーツを届けました。これが届かないと設計が開始できないので、納期の3ヶ月は恐らくここからカウント。
塗装前のフレーム確認
2017年3月16日、ロウ付けが完了し、無垢のフレームが仕上がったとのことで見に行ってきました。
本来はそのまま塗装に出してしまうのですが、今回は事前に見せて頂くようにお願いしていました。
……おお! まだ塗装も何もしていないのに、やたら迫力を感じます。
すっぴんのフレームに会えるのは、基本的にはこれが最初で最後。しかと拝んでおくことにしました。
重量も測定。フレームが1590g、フォークが720g。フレームサイズ(ホリゾンタル換算時のシートチューブ長)としては560mmサイズのフレームなので、1600g切りはかなり軽量ですね。フォークは、コラムのカットをする予定なので、カット後は700gを切るはず。
塗装に関して追加注文は無かったので、そのまま塗装をお願いしました。塗装を担当するのは、大阪のウエムラ塗装です。自転車塗装では一番有名な所かもしれません。
フレーム受取
2017年4月14日。塗装上がりの連絡がありました。
塗装に掛かる時間は2週間程度と考えていましたが、結局塗装に1か月ほど掛かりました。既に、「糸魚川」のスタートまで1か月を切っていたので、内心ヒヤヒヤしていました。
2017年4月15日、工房へ。そこには、段ボールが巻かれたフレームがありました。
……これが私だけのフレーム!
塗装が予想以上に綺麗で驚きました。時間は掛かりましたが、非常に満足の行く仕上がりです。
特に、半集合ステーの赤塗り分けが綺麗に仕上がっており、個人的には気に入ってるポイントです。
支払い
塗装も終わったので、いよいよ受け渡しです。価格は、合計で15万円ジャスト。
明細は頂いていませんが、恐らく内訳は以下のような感じ。
・パイプのアップチャージ: 1万円
・塗装代: 2万円
内金として入れていた4万円を除いた11万円を支払い、無事フレームを受け取り。組み付けは新宿の「エルブレス」にお願いすることになっていたので、工房を後にしました。
納車
2017年5月2日。フレームをオーダーした日から実に半年。いよいよ納車です。
本来はGW前に納車の予定でしたが、使おうとしていたホイールが実は死にかけていた等々、トラブル続発。結構時間が掛かりました。
完成図。中々長かったですが、これだけ格好よく仕上がれば文句はありません。
納車直後は暫定的にRACING ZERO CARBONを入れていましたが、最終的にはSHAMAL ULTRAで運用していくことにしました。
こちらがSHAMAL入れ替え後の写真。鉄フレームは銀のリムの方が映えますね。この時点でのパーツ構成は以下です。
細部写真
細部について、写真とともに紹介します。
コンポーネントはDura-Aceで、9000系と9100系のミックス。基本的にはデザインが好みな9000系で固める予定でしたが、新しくなったディレイラー類を試したかったので、そこだけ9100系にしています。シャドーディレーラー、扱いは面倒ですが変速性能は良いです。
エンドは定番のリッチーエンド。変速性能の良さは、このエンドの影響もありそう。
シートポストはBontragerのXXX Seatpost。しなりで快適性を出すシートポストです。サドルはFabricのScoop Radiusのカーボンレール版。
当初はヘッドチューブにはブランドロゴを入れない予定でしたが、塗装直前に気が変わって入れてもらうことにしました。
通常はダウンチューブとヘッドチューブのロゴは同じ色ですが、今回は違う色に。ダウンチューブは白×金、ヘッドチューブは赤×銀です。ヘッドパーツは信頼のCHRIS KING。ベルはあえてのゴールド。フォークにゴールドの塗装が入っていたので、それに合わせています。