ウォシュレット設置のコンビニ判別法

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本記事は2013年に外部サイトで執筆したものを、本ブログに復活させたものです(文章内容は当時のまま)。

当時はまだ和式や非ウォシュレットのトイレが多かったのですが、現在ではウォシュレットの設置率は上昇しており、本記事で書いている法則性が当てはまらない場合があります。
ご了承の上、お読みください。

どうでも良い人にとっては、どうでもよい。しかし、一部の人には死活問題。

ライド中に入ったコンビニのトイレがウォシュレットであるかそうでないか?

本記事では、コンビニの外観からウォシュレット設置の有無を(ある程度の確率で)判断するための視点を紹介します。

目次

はじめに

長距離ロングライドで起こるお尻の痛みの原因の一つには、汚れをきちんと拭き取れていない状態で長時間サドルに跨りつづけることで雑菌が繁殖することが挙げられます。

その点、ウォシュレットだと水で洗い流せることもあり、ある程度お尻を清潔に保つことが出来ます。また、紙で何回も拭くより、ウォシュレットの方が早いという利点もあります。

そんな便利なウォシュレット。コンビニに実際に入る前に、設置をある程度の確率で見分ける方法について紹介させて頂きます。

判別法

ここからは具体的な判別法を3つのポイントに分けて説明します。

判別ポイント① どのチェーンか?

ウォシュレットの設置率は、チェーンによって明確な差異があります。店のオーナーの方針にもよるかもしれませんが、チェーンごとに傾向はあると感じています。

設置率の感覚的なベスト3を以下に示します。

3位 ファミリーマート

最近は「使用前には店員に声を」というコンビニが増えてますが、ファミマは「ご自由にどうぞ」と専用のステッカーが貼ってあることが増えています。このことからも読み取れるようにトイレを戦略に組み込んでいることから、ウォシュレットの設置率もある程度高いです。

また、INAXのセパレートタイプ(リモコンが壁に付いているもの)の便座を使っていることが多いのも特徴です。

2位 ローソン

以前はそうでもありませんでしたが、最近設置率が高まっています。新しいローソンにはかなりの確率でついています。

特にナチュラルローソンは設置率が高く、しかも上位モデルが付いていることも多いです。快適なコンビニのトイレランキングを付けるなら、ナチュラルローソンが圧勝でしょう。

1位 セブンイレブン

群を抜いて設置率が高いのがセブンイレブンです。

「トイレが綺麗だから」セブンイレブンを選ぶ人も多いと思います。似たり寄ったりのコンビニのなかで、「ここじゃないと!」というポイントがあるのは大きく、店側も戦略的にトイレを使っていることが見て取れます。私もロングライドの休憩は大抵セブンイレブン縛りです。

新しいセブンイレブンなら設置率は100%に近く、古いセブンイレブンでも高確率でウォシュレットにリプレースされています。

判別ポイント② どのくらいの新しさか?

さて、コンビニチェーンごとの傾向は述べましたが、さらにウォシュレット設置確率の高いコンビニを絞り込む方法があります。それは、コンビニの「新しさ」です。

新しめの店舗を探す理由

上記の設置率ベスト3のチェーンは、新設店舗ならほぼ確実に設置されています。しかし少し古い店舗となるとウォシュレットの設置率は低くなります。これは、ウォシュレットがトイレ内に電源を必要とするためではないかと思います。後からの電源増設はハードルが高いわけですね。

要は「新しいコンビニ=設置率が高い」ので、新しいコンビニの見分け方がわかれば良いわけです。

新しさの見分け方

他のチェーンはよく解らないのですが、セブンイレブンには良い見分け方があります。それは、看板部分の「ツヤ」と、「セブンイレブンロゴの余白の幅」です。

上の写真を見て下さい。看板に素晴らしくツヤがありますね。

こういったセブンイレブンは、設置率が高いと思ってよいでしょう。また、新しいセブンイレブンは、ロゴの左右の余白部分が大きくなっています。

対して、これが古いセブンイレブンです。ツヤが無いことはないですが、くすんでいます。また、ロゴの左右の余白部分が、一つ前の写真より狭いことがお分かりでしょうか。

判別ポイント③ 店舗形状

続いてもセブンイレブンに限った話ですが、店舗形状でもウォシュレット設置の有無は判断が付きます。

小さめの店舗・住宅街の中の店舗は設置率が低い

まず、小さい店舗は設置率が低いです。

店舗が小さいということは、トイレに割けるスペースや余裕が少ないということ。駅前の店舗などは、トイレを貸してくれないことも多く、期待出来ません。なにより、そうした一等地にある店は古いことが多いです。

このように、住宅街の中にある店舗も設置率は高くありません。

レンガ部分の幅が広いセブンイレブンを探す

では、設置率が高いのはどういう店舗か。

このレンガ柄の部分の幅が大きい店舗が、トイレに力を入れている店舗です。

大抵はこの部分にトイレを設置します。ここの部分の幅が大きいということは、すなわちトイレが広いということ。そうした店舗は概してウォシュレットの設置率が高く、さらに複数設置されている場合もあるので、待つ確率も減るというわけです。

まとめ

要点をまとめると、

 ・看板にツヤがある。
 ・ロゴの余白が大きい。
 ・レンガ柄の部分の幅が広い。

そんなセブンイレブンを探せば、9割9分、綺麗なウォシュレット付きのトイレのはず!

こんな感じが理想です。

「ウォシュレットじゃなければ入りたくない」という方、参考にしてみて下さい。

なお、トイレを借りる時はかならず買い物をしましょう。最低限のマナーです。

ウォシュレットはTOTOの登録商標です。一般名は「温水洗浄便座」といいますが、分かりやすさのために敢えて「ウォシュレット」と表記させて頂きました。

ちなみに、LIXIL(旧・INAX)の場合は「シャワートイレ」という商標で、Panasonicは「ビューティ・トワレ」という商標となります。

著者情報

年齢: 40歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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