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BRM921 霧立400 走行編③ PC2:秩父別~通過2:霧立亭(187km)
本ブルベのメインイベントである「霧立亭」までの区間です。
PC2:秩父別~通過2:霧立亭(187km)
腰の痛みに耐えながら、何とかPC2に到着しました。
PC2、到着
11:57、PC2:セイコーマート秩父別店(122km地点)に到着。コンビニが交差点より少し奥にあったので、最初は場所がよくわからず。
お昼時ということで、セイコーマート名物の100円パスタのカルボナーラを購入。時代の流れで128円になってましたが、やっぱりこの値段でこの味と量はおかしい。セイコーマートが愛される理由が詰まった一品です。ちょうどカツ丼を食べていたalphasudさんの隣で話しながら食べました。
食後に入念に腰のストレッチをしていると、コース巡回をしていたデカ長さん・チコリンさんから声を掛けられました。
調子はどうですか?
いやー、駄目ですね。腰が痛くて……
この先はもう撤退場所がないので無理はなさらず。
そう、この先はゴールまで鉄道エスケープゾーンがまるでないのです。
280km地点には大きな街である留萌があります。かつては留萌~石狩沼田駅(秩父別の隣駅)間に鉄道が通っていましたが、昨年4月で廃線。ここから280kmは、大きなトラブルがあっても輪行回避出来ない区間であるということです。
腰の痛みに加えて、病み上がりであるわけで、調子は全く良くありません。ただ、この後も天気は問題なさそう。一応、ポジション変更によって最初の50kmまでよりは腰の痛みも引いてきているので、霧立亭までは様子を見ることにしました。霧立亭まで走ってどうしても駄目そうなら、蕎麦を食べてから秩父別まで戻って撤退する構えです。
ストレッチを終えてリスタート。後ろからalphasudさんがすごい勢いでかっ飛んでいきました。
宗谷岬600 リバース区間
さて、ここから霧立亭までは登り基調。何度かアップダウンを経て、標高240mまで登っていきます。
多度志で見覚えのあるセイコーマートの脇を通過。ここは宗谷岬600でもよくPCに指定されるコンビニ。ここから霧立亭までは、宗谷岬600コースを逆向きに辿ることになります。
多度志の先は、雨竜川沿いののどかな道を北上。ここ幌加内町は蕎麦の大産地で、日本一の生産量を誇る場所です。蕎麦の収穫は9月で、まさに今のシーズン。それに合わせて新蕎麦を食べるのが、本ブルベのテーマです。
そして、幌加内町といえばもう一つの日本一があります。「日本最低気温記録(-41.2度)」です。
これだけ寒いと、北海道名物でもある「低温ひび割れ」が路上に多く見られます。ガタンガタンと一定距離ごとに突き上げを食らうため、かなり嫌な障害物。
25Cのクリンチャータイヤだとこれが相当辛いんですが、今回は30Cのチューブレスタイヤ。随分と突き上げがマイルドに感じられます。北海道の路面にはチューブレスは合っているのかも。
道の駅があったはず……?
166km地点で、幌加内町の中心地を通過。少しトイレに行きたさはありましたが、ここと霧立亭の間に確か道の駅があったはず。
道の駅まで引っ張ろうと思ってそのまま進みましたが……結構飲み物を入れすぎてしまったようです。この時の気温は既に15℃前後。汗をかかない気温なので、飲んだ分はそのまま膀胱に溜まっていくことになります。しかし、幌加内町の市街地を越えると本当に何もない。やはりトイレは行けるうちに行っておくべきでした。
179km地点、ようやく「道の駅 森と湖の里ほろかない」に到着。ここはバイクラックもある道の駅です。
早速トイレへ。そして、そろそろプロテクトJ1の効果が切れてくる頃なので塗り直しです。ここのトイレは広くてきれいなので助かります。
もう一つの目的がこちらのソフトクリーム。全然暑くない(外気温15℃)ですが、ここに来たら毎度食べています。美味しかった。ちなみに、こちらの道の駅ではガラス張りのそば手打ちコーナーがあります。そば打ちの様子を眺めながらソフトクリームを食べました。
食後はストレッチをして再スタート。腰の調子は割と良くなってきました。ポジション変更が効いてくれたようです。
道の駅から8kmほど走ると、今回の旅の目的地である「霧立亭」。ようやくそばにありつけます。