岩屋キャノンボウルにお別れを

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2026年1月31日を持って閉業するボウリング場「岩屋キャノンボウル」でボウリングをしてきました。

目次

岩屋キャノンボウルについて

まずは、なぜ自転車のサイトでボウリング場を取り上げるのかについて書いていきます。

キャノボルート上に「キャノンボウル」

当サイトは、「東京大阪キャノンボール」攻略をメインコンテンツとしています。

今更書くことでもありませんが、「自転車で24時間以内に東京大阪間を走る」のが東京大阪キャノンボール。

そして、東京~大阪間の中央あたりに位置する愛知県豊橋市には「岩屋キャノンボウル」というボウリング場があります。

2014年撮影。かつて派手なネオンの看板があったが、この年に撤去

しかもその場所が国道1号線沿い。「キャノボルート上にキャノンボウルがある」という奇跡的な符合ということで、いつしか「東京大阪キャノンボール中にキャノンボウルで記念写真を撮る」のが定例化していったわけです。

「キャノボの聖地」というと、日本橋か梅田の道路元標を指すことが多いですが、岩屋キャノンボウルも「道中の聖地」と言えるでしょう。

岩屋キャノンボウルの名前は、すぐ近くにある「岩屋観音」に由来しているそうです。キャノンデールを観音誰と書くのを思い出しますね。

なお、過去にたった一人だけ、「道中、キャノンボウルでボウリングを1ゲームやった上でキャノンボール達成」をした人がいます。

私とキャノンボウル

私がキャノンボウルの存在を知ったのは2011年後半くらいのことだったと思います。

私は2010年10月に大阪→東京、2011年5月に東京→大阪のキャノンボールを達成していますが、その際にはまだ「キャノンボウルで記念撮影」というのはあまり一般的ではありませんでした。キャノンボウル自体は1971年からあそこにあったはずなのですが、キャノンボーラーに「発見」されていなかったのだと思います。

徐々に定例化していったのが2011年後半から2012年前半。「次に走る機会には記念撮影をしよう」と思っていました。

その機会が訪れたのが、2012年の「TOT」。東京~大阪間を「往復」するという1100kmのロングライドの最中でした。初めて「Cannon Bowl」のネオンを見た時は感動したものです。

2017年・東海道600の際に撮影したキャノンボウル

その後も、2013年Fleche2014年Fleche・2015年Fleche・2017年Fleche・2017年東海道600などなど、何度となくキャノンボウル前を通過し、そのたびに記念撮影を撮り続けてきました。

「キャノンボウル閉業」の急報

2026年1月8日、衝撃的なニュースが流れてきました。

なんと、キャノンボウルが1月末を持って閉業

このニュースは東京大阪キャノンボール界隈にも大きな驚きを与えました。やはり多くの挑戦者がキャノンボウル前で記念撮影をしてきたこともあり、思い入れがある人も多いはず。私もその一人です。

そして私には、こうなった以上はやっておかなければならないことがありました。

今から14年前、こんな思いを述べていました。それからずっと前を通りかかるたびに「一度はここでボウリングをやりたい」と思い続けていたのですが、結局14年間やらずじまい。しかし、無情にも「いつか」の期限が目の前に訪れてしまったわけです。

これはもう、チャンスのあるうちに行くしか無い。

岩屋キャノンボウル 訪問レポート

2026年1月12日(祝)、三連休の最終日に「岩屋キャノンボウルでボウリングをする」をやってまいりました。最初で最後のキャノンボウル入場の機会となります。

移動

自走で訪問したさはあったのですが、時期は冬。西風は強く、神奈川から自走で向かうのは現実的ではありません。また、三連休の他の日は用事があったこともあり、今回は新幹線+電車で行くことに。

新横浜駅から、「こだま」で浜松へ移動。

本日は富士山もくっきり。こだまは新富士駅にも停まるので、減速中に余裕を持って富士山を撮影できるのが良かったです。

浜松からJR東海道線に乗り換え。お昼を食べるために、弁天島駅で下車。

老舗の鰻屋「つるや」さんで、二段丼を食べました。ご飯の中にも鰻がもう一枚入ってます。炭火焼きで素晴らしく美味かった。

再びJR東海道線に乗り、二川駅で下車。ここが岩屋キャノンボウルの最寄り駅。キャノンボウルまでは1.8kmなので徒歩でも20分くらいなのですが、ちょうど1時間に1本のバスがすぐに来たので乗車。

岩屋キャノンボウルの由来ともなった、岩屋観音バス停で下車。ここから400mで到着です。

国道1号線を歩く。キャノボ中も見た青看板です。291kmのキロポストのすぐ近くにキャノンボウルがあります。

近くの山の上に仏像のようなものが見えました。これが岩屋観音ですね。

そして家を出てから4時間半、13:30に岩屋キャノンボウルに到着しました!

キャノンボウルでボウリング

さて、今日の目的はボウリングです。多分、最後にやったのは10年以上前。一人ボウリングも初めてです。ドキドキしながら初の入店。

入口脇には、キャノンボウルのイメージキャラクターと思われるゴリラ。そして、閉店のお知らせ。悲しい。

料金体系。値上げをしたみたいですが、十分お安いと思います。

店内は活気があって賑わっています。売上不振のための閉店かな……と思っていたのですが、この様子を見るとそうでもなさそう。私のように閉店を聞いて来た人も多いのかもしれませんが。

申込用紙に記入します。バンパーなしで、1ゲーム1本勝負で申し込みました。

当然ながらシューズは持っていないので、レンタルシューズ。440円でお借りしました。

そしてゲーム開始!

1投目はガターでしたが、2投目はストライク。結構面白いかもしれない。

そして、このボウリング場はランダムで色の違うピンが混ざるようなのですが。「カラーピンだけ残ったらジュースをプレゼント」なる企画がありました。3投目で見事に1本だけカラーピンを残し、ジュースを獲得しました。

ゲームが終わると、成績シートがもらえます。スコアは76と散々でしたが、ストライクは2回取れたし、結構楽しかった。たまにはボウリングもやってみようかなと思いました。

投げ終わってお会計をしているときに、ベテランぽいスタッフさんとこんな会話をしました。

baru

東京から大阪を自転車で走るチャレンジがあって、キャノンボールと呼ばれてるんです。ちょうどルートがこのキャノンボウルの前を通るので、ここで記念撮影をするのが定例化してるんです。

キャノンボウル スタッフ

あー!だから自転車の人がよく記念撮影してるんですね。
ずっと不思議に思ってました。

結構な頻度で自転車乗りが記念撮影をしていくので「なんだろう?」と思っていたようです。長年の謎が解けたようでした。そして、この会話の後にそのスタッフさんから名刺をいただいたのですが。キャノンボウル所属のプロボウラーの方でした。プロボウラーとお話するのは初めてです。

最後に、聖地・キャノンボウルの前で、聖地・日本国道路元標のタオルを掲げて終了。短い時間でしたが、非常に充実したひとときでした。

まとめ

岩屋キャノンボウルでボウリングをしてきた話でした。

2012年、初めて前を通った時のキャノンボウル

存在を知ってから15年、「いつかはボウリングをここでやる」と宣言して14年。長い時間が掛かってしまいましたが、ようやくその約束を果たすことが出来ました。

本当は「キャノボーネン会の一次会をキャノンボウルで」という案も一時期あったんですが、なかなか豊橋開催というのはハードルが高く。結局、ソロプレイで一度きりとなってしまったのは悔やまれます。今回も、なるさん&ざくさん(キャノボ静岡勢)には声を掛けたんですが、お二人共先約があったので一人で決行と相成りました。

あと20日ほどでキャノンボウルは閉業となってしまいますが、行ける方は是非最後に投げに行ってください。


キャノンボウルの創業は1971年。今から55年も前のことだそうです。長い間、地元の方々の憩いの場として活用されてきました。そして、数奇な縁で一部の自転車乗りにとっても想い入れのある場所にもなりました。

豊橋を通過してもあのネオンが見られなくなると思うと寂しいですが、通るたびに思い出そうと思います。長い間、ありがとうございました。

著者情報

年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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