暑さ対策グッズのテストライド

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暑さ対策グッズを色々テストするため、気温35℃の中を走ってきました。

目次

まえがき

ここ数年でどんどん暑くなっている日本の夏。

さすがにこれだけ暑いと、クーラーの効いた部屋でローラーをするほうが正解なのでしょう。ただ、やっぱり風を感じて走りたい。実走でしか得られない爽やかさがあるので、私はもっぱら実走派です。

ここ数週間は昼間に走れる気温ではないので、もっぱらナイトライドをしていました。ただ、ナイトライドでは睡眠リズムが崩れるので、その影響が数日残りますし、あまり長距離を走ることも出来ません。

やはり土曜日の昼間に、それなりにボリュームのある距離を乗りたい。出来れば100km以上。そうなると、炎天下に漕ぎ出さねばならないわけです。

ここ最近の猛暑にノーガードで飛び出しては、1時間と持ちません。様々な対策が必要です

新しい暑さ対策グッズも色々と入手したので、それらのテストを兼ねて土曜日の猛暑の中を走りに出てみることにしました。

コースと試したグッズ

コースと、今回使用した暑さ対策グッズの紹介です。

コース

コースは、よく週末に走っている「横須賀往復」の片道50kmを選びました。

普段なら平坦で楽なコースですが、この時期は常に日なたを走ることになります。前半は信号停止も多く、アスファルトの熱に耐える必要がある過酷な条件に。テストにはうってつけです……。

対策グッズ

以下の対策グッズを使用しました。

  • 日焼け止め
    CATEYE「CYCLIST EYE」
  • 高機能インナー
    おたふく手袋「3Dファーストレイヤー」
  • 保冷用ベスト
    STAR OF LIFE「ICE TRUST」
  • ネッククーラー
    しろくまのきもち「サマースカーフ」
  • 保冷ボトル
    CAMELBAK「ポディウム ステンレス 530ml」
    CAMELBAK「ポディウム チル 710ml」

各グッズの感想

ここからは実際に暑さ対策グッズを試した感想を書いていきます。当日は、最高気温35℃の快晴でした。

CATEYE「CYCLIST EYE」

あのCATEYEが出していた日焼け止めです。残念ながら既に廃版。

日焼け止めは、炎症によるダメージを肌に残さないために非常に重要です。

ベタつかず、汗でもそうそう流れず。走り終わってもヒリヒリしていなかったので、日焼け止めとしての効果はしっかりありました。再販して欲しい名品です。

おたふく手袋「3Dファーストレイヤー JW-521」

近年はスポーツ系インナーにも力を入れている、おたふく手袋のインナーです。

汗を瞬時にジャージ側に移してくれるため、気化熱で体を冷やす作用を期待しての使用。実際、かいた汗は瞬時にジャージ側に移ってくれました。乾く速さよりも汗の出る速さの方が早かったのは計算外でしたが……次はもう少し速乾性の高いジャージにしたいと思います。

少々生地がほつれやすいのが気になりますが、1シーズンで買い替えても気にならないくらいの値段です。

STAR OF LIFE「ICE TRUST」

背中部分に保冷剤を入れることが出来る、軽量・簡易な冷却ベストです。ブルベ仲間の兼定さんが使っているのを見て教えてもらいました。

非常にコンパクトなベストで、背中の部分に保冷剤が入るようになっています。カバーする部分は肩甲骨のあたりより上なので、反射ベストとの共存も可能であるはず。

ベスト単体での重量は54gと軽量。ただ、付属の保冷剤はなんと327gとかなり重い。そして一度溶けると、出先では再利用できません。

そこで、保冷剤の代わりにロックアイスを袋に詰めて仕込んでみました。結構コシのある素材なのでずり下がってくることもなく、背中に氷を保持してくれます。

このくらいの氷の量だと2時間くらいで溶けてしまいますが、その間は背中をしっかり冷却してくれました。溶けたらコンビニでロックアイスを購入して補充する運用で最後まで走りました。

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しろくまのきもち「サマースカーフ」

保水性の高いポリマー生地を採用したスカーフ。水に浸けることで、気化熱の作用で首周りを冷やしてくれます。首元を直射日光から守る効果も。

これは毎年、夏の必須装備として愛用しています。氷水に付けておくと、それなりの時間は冷たさが持続します。

走っているうちにぬるくなってきますが、出先のコンビニで冷水を掛けると復活。また、後述のステンレスボトルに入れた氷水をスカーフに掛けると、冷たさが持続して気持ちよかったです。

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CAMELBAK「ポディウムステンレス 530ml」

さて、今回一番試したかったのはこの製品、「ポディウムステンレス」。

家の中で10時間以上の保冷能力があることは確かめましたが、炎天下を走行してどうなるかを確かめておきたかったのです。特に、フタがいつものプラ製で、断熱作用に少し疑問があったので差が出るのではないかと予想していました。

この日はポディウムチルにスポーツドリンクを、ポディウムステンレスに氷+水道水を入れての運用としました。水を入れたのは、掛水としての運用をメインに考えていたため。

8時間ほど炎天下を走行してみましたが、最終的に氷はそれなりに残りました。家を出る時に20℃くらいの水道水を入れた状態でコレなので、あらかじめ冷やしておいた水を入れていればもう少し氷が多く残ったかもしれません。

なお、掛水中心で使っていたので、今回は走行途中での水や氷の継ぎ足しは行っていません。

フタの断熱性についても杞憂だったようです。フタに結露などをすることもなく、しっかりと保冷力を発揮してくれていました。今後の夏のレギュラーに決定です。

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CAMELBAK「ポディウムチル 710ml」

2019年にモデルチェンジした「ポディウム」シリーズ。ノーマルの「ポディウム」と、保冷力の強い「ポディウム アイス」は最新世代のものを持っていましたが、「ポディウムチル」だけは持っていませんでした。

不人気色っぽいパープルが安くなっていたので、どんなものかと買ってみました。

容量は旧バージョンよりも減っています(750→710ml)。また、フタの裏にでっぱりがあり、氷をいっぱいに入れるとフタが閉まらない点はちょっとイマイチですね。フタの裏のでっぱりはポディウムステンレスにはないので、余計に差を感じます。

こちらは家を出る時に、冷えたスポーツドリンク+氷を詰めていきましたが、1時間ほどで氷が全て溶けてしまいました。8時間経っても氷が残っていたステンレスとの差は歴然ですが、「普通のボトルで保冷力がそれなりにある」という点で価値があるのでしょう。

まとめ

暑さ対策グッズのテストライドにおける感想でした。

今回採用したものはどれも良かったので、今後の夏ライドの定番装備になりそうです。特にポディウムステンレスは手放せない逸品

重量があるので両方のボトルをステンレスにすることは避けましたが、「マスの集中化」が売りのGE-110ならばそれはデメリットにはなり得ない気もしてきました。ポディウムステンレスのダブルボトル体制を取るかもしれません。


なお、これだけ対策をしても、それなりに暑さのダメージは残りました。やっぱり、出来るならばこの時期の昼間の走行は避けて、走るにしても万全の装備と、こまめな休憩(コンビニや日陰など)は必須になるだろうと思います。

ライドの途中では、塩分補給もかねてラーメン屋でゆっくりと食事を取りました。

熱中症に気をつけて、夏のライドを楽しむヒントになれば幸いです。

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著者情報

年齢: 40歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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