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ELITE「FLY TEX ボトル(950ml)」購入
ELITEの軽量ボトル「FLY」シリーズで一番大容量のモデルを購入しました。「TEX」という表面加工が施された2023年モデルになります。
購入まで
購入までの経緯を書いていきます。
店頭での出会い
行きつけのショップであるサイクルキューブに行くと、ボトルコーナーに見慣れないボトルが鎮座していました。
それが今回取り上げる「FLY TEX」ボトルです。
触ってみると、表面がザラザラした加工になっており、FLYボトルにしてはコシのある握り心地になっていました。

どうやら今年モデルチェンジしたばかりで、こちらの表面加工は「TEX」という名前が付いているんですね。グリップ力の向上を狙っているようです。
モデルチェンジ前のFLYボトル
モデルチェンジ前のFLYボトルは私も1本持っています。
「軽量かつ、柔らかくてボトルを握りやすい」という評判が周囲では多く聞かれました。

ただ、個人的にはあまり良いとは感じませんでした。柔らかいのが特徴のボトルですが、それにしても柔らかすぎたのです。
素材の反発力も弱く、凹んだら凹みっぱなし。ボトルケージに一晩指しておいた結果が上の画像です。ちょっと素材にコシが無さすぎたと言いますか。
エリートのボトルは他社よりも径が1mm細いこともあり、ボトルケージの中で安定しなかったことから、私の中ではお蔵入りとなりました。
新作「FLY TEX」
新作のFLY TEXは、店頭で触った限りでは旧バージョンよりもコシがある質感となっていました。固くなったとも言えますが、それでも他社よりは柔らかめです。
そして、表面加工の「TEX」。径が細く、ボトルケージから抜け落ちやすい弱点をカバーするような改良です。
更に今回、個人的にストライクだったのが「950mlモデル」があること。
通常のドリンクボトルの容量はおよそ600-750mlが相場です。950mlは、それより少し多い量のドリンクを持ち運ぶことが出来ます。
PBP用のボトルに良いのでは?
今年参加予定のPBPはチェックポイント間の距離が長く(80km程度)、通常のボトル1本では水分が不足する場合があります。
ならばダブルボトルで行けばよいのですが、私は片方のボトルケージにツール缶を入れたいのです。1本のボトルで、なるべく大量のドリンクを運びたい。
そこで登場するのが950mlボトルです。ダブルボトルより容量は少ないですが、それでも通常のボトルの1.5倍程度の容量があります。

過去2回のPBPは、ZefalのMagnumというボトルを使いました。こちらは公称容量1000mlですが、実測では950mlしか入りませんでした。これまで、特に容量の不足を感じたことはありません。
ただ、このボトルも長年使っていたことでかなりボロボロになってきています。ちょうど、「後継品として良いボトルがないかな?」と思っていたところに現れた「FLY TEX」。
これは試すべきだろう、ということで早速購入しました。
ELITE「FLY TEX ボトル(950ml)」
ファーストインプレッションです。
重量
実測69gでした。
この容量としては強烈に軽いです。同容量のMAGNUMボトルは110gだったので、41gの軽量化。
容量
計量カップで計測しましたが、ピッタリ950mlでした。嘘はありません。
質感
こちらが「TEX」と呼ばれる表面処理です。ボトルケージに入れた際の保持力も向上していると思います。
やはりエリートのボトルということで少し細いですが、この表面処理のお陰で走行中に飛び出すようなことはありませんでした。
ボトルケージに一晩差しておいても凹まない程度の絶妙な硬さに仕上がっているという印象です。
まとめ
大容量で、硬さも適度で、そして軽い。
個人的には、探していた条件にピッタリのボトルでした。
やはりこういう新アイテムを手にとって確かめられる実店舗というのは重要ですね。
もう少し使い込んで問題なさそうなら、PBPもこれで行こうと思います。
著者情報
年齢: 38歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: BIANCHI OLTRE XR4(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。