iGPSPORT「ET6」購入

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iGPSPORTのテールライト「ET6」を購入しました。「表情テールライト」という謎の分類の製品です。

本記事は、ファームウェアバージョンv1.08の時点で執筆しています。

目次

購入まで

まずは購入までの経緯を書いていきます。

iGPSPORTの製品が揃い始めた

BiNavi」や「VS1200S」など、過去に何度かiGPSPORTからは製品レビューを依頼されました。

iGPSPORTの面白い所は、基本的にどの製品も「アプリから設定を変更できる」という点です。それはつまりサイコン以外のライトなども通信機能を備えていることを意味します。

その特性を活かし、「サイコンからライトが操作できる」というiGPSPORTの機器同士の連携機能も実装されています。

サイコンと連動してウィンカーに?

先日、ブログのダッシュボードにリンクが貼られた通知が来たので見に行ってみました。

Twitterでフォローいただいている猫江田豆さんの記事です。当サイトの記事を見て色々揃えてくれたそうで。購入製品の大半は私も持っているものでしたが、唯一持っていなかったのが「ET6」です。その説明の中にあった「サイコンと連動してウインカーになる」という部分に関心を惹かれました。

ET6 製品ページより引用

調べてみると、「サイコン側でナビを実行中、曲がり角に差し掛かったらライトの曲がる方向が点滅する」という仕組みらしい。光る方向はナビしているルートのデータの通りになるはずなので、基本的にはナビの通りに走らないとなりませんが、私は基本的に「決めたルートをそのまま走る」ことが多いので問題なし。写真を見る限り、私の手元にあるBiNaviもET6のナビに対応はしていそうです。

唯一気になったのが「ランタイムの記載が見当たらない」ことでしたが、とりあえず買ってみることにしました。

iGPSPORT「ET6」

iGPSPORT「ET6」のファーストインプレッションです。

用途は、ブルベ・ロングライドを想定。120kmほどのライドを1回行った時点での印象を書いていきます。

パッケージ

274個のLEDが配置されたCOB方式のテールライトです。先日レビューしたknog「COBBER」もCOB方式でしたが、最近流行ってるんですかね?

COBを表現しているのか、箱の表面にはドットの加工。この加工はiGPSPORTでも製品ごとに異なっており、隠れたこだわりなのかもしれません。

製品カテゴリは「Smart Emoji Taillight」らしい。274個のLEDを使って、電光掲示板のように絵や文字を表現できるからだと思いますが……どうやらEmojiって世界共通語なんですね

パッケージの底には技適マーク。通信機能を持つ以上、ここは大切です。

内容物

パッケージの内容物は以下の通り。

ET6 パッケージ内容
  • ライト本体
  • サドルレール用マウント
  • ネジ3本
  • 六角レンチ
  • 説明書
  • 合格証

付属するのはサドルレール用マウントのみで、シートポスト取り付けは考慮されていません。シートポストに取り付けたければ、Garminマウントを備えたレーダーテールライト用のマウントを流用する必要があるでしょう。

重量

公称43g、実測で45gでした。ほぼ公称通り。テールライトとしてはボリュームゾーンの重量です。

各部詳細

ライト表面はCOBがズラリ。274個のLEDでアニメーションも表現可能。

裏面。Garminマウントですが、Garminのレーダーテールライトとは90°角度が異なります。このため、Garminのレーダーテールライト用マウントを使うと本来とは90°違う方向で付いてしまうことになります。

充電端子はType-C。防水等級はIPX7です。

スイッチと、各種情報。出来れば入力電流だけではなく、バッテリー容量も記載してほしかったですね。飛行機への持ち込みの時に保安検査で見られる部分なので。

点灯モード

調べたのですが、このライトは現状「単に点灯する」というモードがありません

アプリからアニメーションパターンを選択して、その通りにアニメーションを表示することはできます。以下のような感じですね。

しかし、単純に「常時点灯」するという選択肢が今のところないのです。これはちょっと残念。「基本的には”点灯”で使って、交差点に差し掛かったときだけウインカーとして動作」することを期待していたんですが、それは今のところ出来ません。

iGPSPORTの製品はファームウェアのアップデートが可能になっているので、将来的に実装される可能性はあります。

公称ランタイムは30時間とされていますが、どのアニメーションで30時間なのかは不明です。

猫のアニメーション。カワイイんですが、最後に天に召されてるっぽいのが気になります。どういうストーリーなんだろう?

分かりにくいですが、明るさを設定する機能もアプリにはありました。各アニメーションの右上の「⋮」から調整するようです。

配光

アニメーションで変化してしまうので、配光は撮影できません。

恐らく平面なので180°くらいの被視認性となるでしょう。横からはほぼ見えません。真後ろ~斜め後ろ向けの配光です。

取り付け

Mageneのレーダーテールライト用マウントで取り付けました。これが一番安定してます。

ウインカー動作テスト

BiNavi AirとET6を接続し、ナビゲーションを動かしてみました。自転車に取り付けてしまうと自分では見えないので、手に持って歩いた状態のテストです。

交差点の50m手前から曲がる方向が光りますが、曲がり始めるとすぐに消えてしまいます。せめて曲がり終わるまでは点滅していてほしいんですが。

あと、サイコンのルート通りにウインカーが出るので、「やっぱりこっちに行こう」と予定のルートではない方向へ行くと、ウインカーと進行方向が食い違うことになります。ご注意。

なお、日本の道交法では軽車両に関してウインカーの規定がありません。なので、これは「ウインカーのようなもの」ということになります。

実走テスト

取り付けた状態での実走テストも実施。

妻に後ろから見てもらいましたが、結構後ろからでも光っているのは見えるようです。ただ、何のアニメーションかまでは読み取れないようでした。

改善を要望したい点

ET6について、改善を要望したい点がいくつかあります。

単純な「点灯」「点滅」だけのモードが欲しい

本文中でも触れましたが、現状のET6はアニメーションを表示する機能しかありません。

単純な「点灯」や「点滅」をするだけのモードも欲しいです。

オリジナルのアニメーションを登録したい

MageneにもET6と似たようなコンセプトのライトがありますが、こちらはユーザーが自分で作った静止画やアニメーションをアプリから登録可能になっています。同じようなことがET6でも出来ると良いですね。

ウインカーをもう少し長く出して欲しい

現在はウインカーが交差点を曲がり終わる前に消えてしまうので、交差点を曲がり終わるくらいまで長く点滅してほしいです。

まとめ

iGPSPORT「ET6」のファーストインプレッションでした。

面白いコンセプトのライトですが、現状ではちょっと使い所が分かりません。単純な点灯・点滅が出来た上でたまにアニメーションを流して遊ぶような用途であれば良いのですが。点灯・点滅モードの実装が待たれます。

とはいえ、サイコンのナビと連動してのウインカーは面白いので、なんとか実戦投入はしたいですね。今後のアップデートに期待します。

なお、3/3~3/9まではAmazonで、3/4~3/11までは楽天で、iGPSPORTのセール期間だそうです。ET6もセール対象に含まれているので、気になる方はこの機会に。

著者情報

年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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