この記事は約 4分で読めます。
サイクルスポーツWebにて連載開始
2月から、サイクルスポーツのWeb版で連載を始めました。
連載の経緯
まずは、なぜ私が書くことになったのか。
「NGな組み合わせ」の記事たち
当サイトでは何度か「NGな組み合わせ」を啓発する内容の記事を書いてきました。

こちらは携帯電動ポンプ×TPUチューブの話。

こちらはGarminマウント×サイコン以外の組み合わせの話。
知らずにこうした「NGな組み合わせ」で使ってしまうと、その日のライドが台無しになってしまう場合があります。台無しで済めばまだ良くて、場合によっては命の危険を伴う組み合わせもあります。
一番多くの人に届くメディアは
ただ、当サイトで記事を書いても、いまいち広い範囲には伝わった感じがありません。未だに電動ポンプで樹脂バルブを溶かしているケースは見ますし、Garminマウントから吊り下げたライトを落下させているケースも見かけます。
当サイトの読者の多くはロングライド系、中でもブルベ関係の方が大半を占めるはず。逆に言えば、それ以外の層にはあまり読まれていないと思われます。
となれば、一番多くの層に読まれるメディアはどこなのか。やはりそれは、今や日本唯一の自転車月刊雑誌となった「サイクルスポーツ」誌でしょう。
Twitterの公式アカウントのフォロワー数は61000人。自転車系メディアでは最大級です。フォローしている層も、ロングライド層のみならず、レーサーの人もいるでしょうし、ツーリング派の人もいるはず。「NGな組み合わせ」は車種や楽しみ方を問わないので、そういった広い層に伝わるメディアで啓発をしてもらえると有り難い。
記事の提案をしてみるも……
そこで、「こういうNGな組み合わせの啓発をする特集記事を組んでもらえませんか?」とサイスポ編集部に対して要望を送ってみたのですが。そのお返事が「ではWeb連載枠を用意するので、baruさんが書いてください」といった内容でした。言い出しっぺの法則、発動。
特に自分で書くつもりはなかったのですが、場を用意頂けるのであれば断る理由もありません。少しでも広い層に「NGな組み合わせ」が周知できれば良いので。
そんなわけで、サイクルスポーツWebでの連載をやることになりました。
Web連載「baruの◯×研究所」
ここからは連載内容についての紹介です。
連載のテーマ
連載第1回のリード文をそのまま引用します。
昨今のスポーツ自転車業界では革新的なパーツの登場が続いています。「超軽量なTPUチューブ」や、「手のひらサイズながら、ロードバイクの高圧にも対応した電動ポンプ」の登場は、その最たる例と言えるでしょう。
しかし、単体では「便利な機材」であっても、その組み合わせ次第では思わぬトラブルを招くことがあります。お風呂用洗剤のパッケージ書かれている「混ぜるな危険」という警告のメッセージは、実は最新のサイクルギア選びにおいても考慮すべき言葉なのです。
「baruの◯×研究所」では、私たちユーザーがついやってしまいがちな「良かれと思った(実はリスクのある)組み合わせ」を毎回1例ずつ取り上げ、その組み合わせに潜むリスクを紹介していきます。リスクをあらかじめ知っておくことで、サイクリング中に遭遇するトラブルを未然に防ぐことが本連載の目的です。
「研究所」というタイトルは編集部のご提案ですが、このタイトルが付く以上は「独自研究」だと薄いのではないかと考えました。そこで、毎回そのジャンルの専門家にインタビューをし、「なぜその組み合わせで不具合が起こるのか」までしっかり明らかにしていくことにしました。
これまでの記事
2026年3月5日時点で2本の記事が掲載されています。
第1回: 携帯電動ポンプ×TPUチューブ

第1回で取り上げた組み合わせは「携帯電動ポンプ×TPUチューブ」。
ほぼ同時期に登場して瞬く間に広がったため、現在では割と組み合わせて使う人も多いこの2つのアイテム。しかし、電動ポンプは発熱が激しく、TPUチューブの大半は熱に弱い樹脂バルブが付いています。これにより、樹脂バルブを溶かすケースを多く目撃したので、第1回のテーマとして取り上げました。

取材先は、電動ポンプのトップ企業「CYCPLUS」です。内部構造の図表まで頂けるなど、充実した内容となりました。
第2回: リムブレーキ×TPUチューブ

第2回で取り上げた組み合わせは「リムブレーキ×TPUチューブ」。第1回に引き続き、TPUチューブネタです。
リムブレーキの場合、熱の発生場所とチューブの場所は極めて近くなります。そうなると、熱によってTPUチューブの破損が発生することも。私も実際に箱根のダウンヒルを降りた後にスローパンクに遭遇したことがあり、その例を紹介しました。

取材先は、ディスクブレーキ専用のTPUチューブ「AeroLite」を販売するGueeです。ディスクブレーキ専用としているからには、リムブレーキで起きる熱についての調査・実験データを持っていると予想しての取材依頼でしたが、思った以上に詳細な回答が頂けました。なかなか他には出てこない温度データがてんこ盛りです。
まとめ
サイスポのWeb連載告知でした。
NGな組み合わせが無限にある訳では無いので、続けられても10回以下にはなりそうです。とりあえずあと4つはネタのストックはありますが、取材先に答えてもらえるかどうかは未知数。
今後とも、お読み頂けますと幸いです。
著者情報
年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。


