横須賀グルメ「ポテチパン」を食べに行く

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横須賀のローカルグルメ「ポテチパン」を食べに行ってきました。

目次

ポテチパンとは

まずは「ポテチパン」とは何かについて書いていきます。

歴史

1960年代後半に、横須賀市内の菓子問屋が「売り物にならないポテトチップスのかけらを活用できないか」とパン屋が相談を受けたことが起源となって生まれたと言われています。

こちらの記事に詳しく載っています。今では「横須賀のソウルフード」と言われるほどなんだとか。

どんなパンなのか

Wikipediaにもポテチパンのページがあり、そこでは以下のように解説されています。

具材はポテトチップス(基本は塩か海苔塩)と刻んだ野菜(基本はキャベツのみ)をマヨネーズ(店舗品のため濃口の物)で和えた物(店舗ごとのレシピでは隠し味をチョイ足ししている)を、コッペパン・サンドパン・食パンなどで挟んで完成。

横須賀市内では複数のパン屋が「ポテチパン」を販売していますが、形式は少しずつ違っています。

代表的なお店

以下のお店が有名であるようです。

ポテチパンを出している店
  • 中井パン店 (県立大学)
  • パン市場 はまだぶんてん (浦賀)
  • ワカフジベーカリー (久里浜)
  • 北原製パン (追浜)
  • ヨコスカベーカリー (横須賀中央)

何故食べに行ったのか

妻が急に「ポテチパンを食べてみたい」と言い出したことがキッカケです。私は「ポテチパンとはどんなものなのか」もその時点では全く知りませんでした。

妻曰く、「横須賀の名物であるらしい」「文字通りポテトチップスが挟まれたパン」とのこと。

私が良く行くショップ・サイクルキューブのスタッフであるタビラさんは横須賀在住なので「もしかして」と思ったらポテチパンがブログに登場してました。さすが。

我が家では週末の定番コースが何本かあり、横須賀~久里浜あたりまでの往復はその中の一つ。しかし、今までポテチパンなるものを食べたことはありませんでした(大体いつもラーメン)。

調べてみると、「中井パン店」という店が元祖っぽい。しかも、定番コースの途中にあります。何度も前を通っているはずなのに記憶にはない店でしたが、早速行ってみることにしました。

神奈川県横須賀市・中井パン店のポテチパン

いつものように、週末の定番コースで横須賀へと向かいました。今日の目的地は、ポテチパンの元祖と言われる「中井パン店」です。

県立大学駅と堀之内駅の間あたりにあります。この通りは商店街になってます。

中井パン店でポテチパン購入

こちらが中井パン店。イートインスペースはないだろうとは思っていましたが、そもそも店内スペースがない。ガラスケースの中のものを指定して買う肉屋スタイルですね。

クラシカルなガラスケース。ポテチパンはマストとして、お昼ご飯にするのでボリュームのあるパンが欲しい。ということで、チキンカツパンも購入しました。

ポテチパン(205円)と、チキンカツパン(248円)。

こちらのポテチパンってどんな具が入ってるんですか?

薄塩ポテトチップスを砕いたものと、青のり・キャベツ・ニンジンですね。
これらをマヨネーズで和えたものがパンに挟んであります。

青のり味のポテトチップスがあるのに、わざわざ薄塩味のポテトチップス+青のりの構成なんだ……と思ったんですが、どうやら業務用の青のりポテトチップスが終売になってしまったためにそうなったようです。

この日はスタートが遅かった&途中で私のパンクがあったので店に到着したのは14時半。そんな時間ですが、ひっきりなしにお客さんが来ていました。大体の人たちはポテチパンを指名買い。休日は1日300個売れることもあるとか。

実食

近くのコンビニで飲み物を買い、横須賀の海岸沿いへ。せっかくなので風景の良い場所でパンを食べました。

こちらが噂のポテチパン。ラップで包まれていたので少々潰れていますが、具はギッシリ入っており、中々の重量感がありました。

こちらが中身。断面を見るとパン側にはマスタードが塗られていることが分かります。これだけ水分の多い具(キャベツ・ニンジン)と和えてあるとポテトチップスも湿気きってるんじゃないかな、と思っていましたが、絶妙なサクサク感を保っていて美味しい。マヨネーズの割合と相性もちょうど良く、これは確かにクセになる味です。

ちなみに、使っているポテトチップスはカルビーのうすしお味とのこと。

チキンカツパンの方は写真を撮ってないんですが、こちらも非常に美味しかったです。肉屋のチキンカツの味がしました。

まとめ

横須賀のローカルグルメ「ポテチパン」の紹介でした。

元祖の店の味は確かめられたので、他の店にも行ってみたいですね。ちょっと調べてみましたが、横須賀中央「ヨコスカベーカリー」のポテチパンは具の量がすごいようなので気になります。

三浦半島は月に一度は必ず走る地なので、一つ楽しみが増えました。

著者情報

年齢: 40歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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