BRM919宮城1000 ①START:寒河江~PC1:松島

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スタートからしばらくは寒河江~天童の街中を行く。がんちょさん、サバキャンさんらが同じ集団にいる。

はじめはゆっくり行くつもりだったが、集団が大きくなってしまったので単独先行開始。追い風基調なこともあったが、心拍を上げずに35km/h以上を出せている。PBPの後、派手に休んだだけあって疲労は抜けているようだ。

天童駅前を抜け、東へ進路を変えると俄かに登りが始まる。関山峠を登り、仙台へと降りる関山街道である。ここで、PBPベスト&ろんぐらいだぁすベストを着た2人組に抜かれる。この時は誰か解らなかったが、PBPで知り合ったNAO(@i7015)さん、kotonoha(@Nd2CuO4)さんのトレインだったようだ。次いで、またまたPBP組のちばさんに抜かれる。やはりPBPから一ヶ月で1000kmに参加するような人は猛者ばかりだ。

徐々に斜度が上がり、周りも峠らしい風景になってきた。ここで追いついてきたのは、スタート前に話したKimKenさん。特に打合せをしたわけではないが、同じようなペースだったので、二人で関山峠を登っていく。関山峠の標高は約500m。実はPBPの最高標高地点よりも高い。この時点では、今回のルートの最高地点はここだと思っていたが、さすがにそんなことはなかった。

9/19 22:20、関山峠に到達してダウンヒルに突入。下っている途中で、先行しているはずのちばさんに追いつく。下りは攻めない性分らしい。ここからは3人パックで仙台を目指す。

もうすぐ仙台の街へと入る地点で、道の真ん中に人が立っていて急ブレーキ! 足元には三角形の反射板。そして人の後ろには大破した車があった。どうやら、今しがた事故が起こったばかりのようだった。車は派手に壊れていたものの、人は無事のようだったので先に行こうとすると、道路にオイルが漏れている。これは危ない……一応、Twitterで事故について注意喚起の報告を入れる。

宮城県庁前あたりは信号に引っかかりまくったが、思ったよりも混雑は無い。時刻は23:00前後ということで、噂の「嵐」渋滞が起きていることを懸念していたが、杞憂に終わったようだ。

懐かしのR4を横切ると、いよいよ郊外に入っていく。塩釜の駅前を横切ると、右手に海の気配がし始めた。暗くて全く見えないが、潮の香りがする。日本三景、松島まではもうすぐだ。

(つづく)

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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