この記事は約 5分で読めます。
Canyon「RING Bar End Bell」購入
サイクルモードでCanyonのバーエンドベルを購入しました。
購入まで
Canyonがバーエンドベルを出していると知ったのは2021年のことでした。
送料が高い
https://t.co/rB7lbJcdnC
— ばる (@barubaru24) October 3, 2021
へー、CANYONがバーエンドベルを出していたとは知らなかった。コレもカッコいいですね。
当時の価格は不明ですが、2000円台だったはず。しかし、ドイツからの送料が2100円でした。
このベルはなかなかスマートかつ使い勝手も良さそうでほしいとは思ったのですが、さすがにベルに4000円以上だすのはちょっと辛い。
サイクルモードで販売されるが……
そう考えていたら、2022年のサイクルモードのCanyonブースで販売されるとの話が。価格は送料抜きで2000円台。これは買うしか無い!
キャニオンのバーエンドベル売り切れ\(^o^)/ pic.twitter.com/RZpIQH8sra
— ばる (@barubaru24) April 3, 2022
しかし、すごい人気でブースに辿り着いたときには既に売り切れでした。
2023年も販売されましたが、またしても買い逃し。なかなか縁がありませんでした。
サイクルモード2024でようやく購入
2024年のサイクルモードは気合を入れ、入場の直後にCanyonブースに向かうという作戦を取りました。

Canyonブースの配置は南ホール。サイクルモードの入口は西ホールなので、西ホールを素通りして南ホールへと向かいました。

そして念願のバーエンドベルを三度目の正直でゲットしました!
価格は2700円+税だったと思います。ベルとしては高価ですが、送料なしでこれを手に入れられたことが大きいです。
意外と少ないバーエンドベル
昨今はエアロハンドル化が進み、ハンドルにベルを取り付けることが難しくなりました。しかし、公道を走る上でベルを取り付けないと法律違反になってしまいます。どこかにベルを付けなければなりません。
こうしたときにバーエンドベルは最後の駆け込み寺になるのですが、「ロードバイクに適したバーエンドベル」というのはあまり選択肢がないのが現状です。
いちばん有名なのは扇工業のバーエンドベルだと思いますが、これは多くの方が想像するよりもデカいです。ちょっとロードバイクのスタイリングに合うかと言われると微妙です。
もう一つの選択肢は、ゆるふわーくすさんが出しているこちら。マウントはゆるふわーくすさん製で、ベル本体はCATEYEのものを取り付けます。
私もこれを使っていますが、ちょっとベルの音が小さいことが気になっていました。
Caynonのバーエンドベルはこれら2つを超えているのか? 実際に試していきます。
Canyon「RING Bar End Bell」
Canyon「Ring Bar End Bell」のファーストインプレッションです。

パッケージ

ベルにしてはしっかりしたパッケージ。knogのoiよりしっかりしている気がします。
ベルそのものは、想像よりも一回り大きかったですね。
取り付け
構造はよくある臼式のバーエンドキャップと同じ方式です。

臼式のバーエンドキャップはボルトを締めることで臼を広げてバーエンドに固定しますが、本製品はボルト部分をベルが兼用している方式になっています。

ベル本体を回して行くと臼が広がり、しっかり固定されます。

単品で見た時は大きく見えましたが、取り付けるとバーエンド径とほぼ変わらずスッキリした印象です。ただ、少しだけ径が大きいので、壁などに立てかける際には削れないように注意する必要があるでしょう。
今回取り付けたのは、Oltre XR4。ハンドルがエアロ形状でバンド式のベルは付けられないため、こういったバーエンドベルを使ってきました。
重量

公称40gで実測42gでした。

それまで使っていた、ゆるふわーくす+CATEYEのバーエンドベルが26gだったので16gほどの重量化です。
音色
動画をアップしました。
キャニオンのバーエンドベル、なかなか良い音がします。 pic.twitter.com/hqO1QFG9cm
— ばる (@barubaru24) April 14, 2024
なかなかクリアで嫌味のない音色です。
音量
30cmの距離で、CATEYE「OH-2400」・Knog「Oi Large」と音量を比べてみました。
製品名 | 音量 |
---|---|
Canyon「RING Bar End Bell」 | 77dB |
Knog「Oi Large」 | 75dB |
CATEYE「OH-2400」 | 66dB |
結構差が出ました。音量はこの3つの中ではCanyonが一番大きかったです。
入手性
Canyon公式サイトから普通に購入可能ですが、前述のように単品で買うと送料が2000円程度かかります。他のものを買うついでに買うのが良いと思います。
もしくは、Canyonが参加するイベントで物販が可能な場合は高確率で販売されるのでそれを狙うのもよいでしょう。
まとめ
ロードバイクのスタイルを崩さないベルでした。

ベルを鳴らす機会はそうそうありませんが、それでも日本国内の法律では常に取り付けていないと違法になってしまうベル。これだけスッキリと付けられて、音色も音量も申し分ないので良い買い物でした。
走行に際しての緩みや脱落がないか等はこれから使い込んで見ていきたいと思います。
ちょっと驚いたのは、「Canyonがベルを発売する」という点です。
Canyonはドイツのブランドです。お隣のフランスで開催されるPBPの車検では特にベルの有無はチェックされませんでした。一応、フランスの道路交通法を見ると日本と同じくベルは必須であるようなのですが、何故かPBPの参加必須装備にベルはなし。実際、現地でも付けている人は少数派だったように思います(私は念のため付けていった)。
ドイツもてっきり似たようなものかと思っていたんですが、ドイツはベルの存在を厳格に見られるということなのかもしれません。ライトに関する法律も異様に厳しいですし、ベルについてもしっかり見ているというのは納得できます。
著者情報
年齢: 39歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。