2018年10月13日にオーダー。前回同様、今回も塗装前のフレームを見せてもらうようにお願いしていました。
塗装前のフレーム確認
2019年1月6日、フレームが完成したとのことで、工房へと向かいました。
1本目より随分各部が太く、力強い印象があります。これがオーバーサイズのスチールフレーム。今回、フォークはRitcheyのカーボンフォークを使うので作成対象外です。
素のフレームも味があって良いものです。「ヤスリの細山」の異名を取る細山さん作フレーム。仕上げの綺麗さを堪能しました。
1本目のフレームで一番の心残りだった「ダウンチューブ下のボトルケージ穴」も指定通りの場所に付けて頂きました。
重量は、塗装前で1710g。1本目が1590gだったので120g増です。TT長560mmでオーバーサイズのスチールフレームという事を考えれば、この重量はかなり軽い部類に入ります。
塗装についての追加希望は無かったので、塗装業者に出してもらうよう依頼しました。
フレーム受取
一ヶ月後の2019年2月3日、フレームが塗装から上がってきたので受取に伺いました。
……なんか凄いことになってますね。想像通りというか、想像以上に格好いいフレームとなりました。
驚いたのは塗装の綺麗さ。1本目より明らかに艶が乗っています。「重くなっても良いので、厚めの塗装でお願いします!」と言ってはいたのですが、ここまで綺麗に仕上がるとは。ちなみに塗装後重量は1746g。36g重くなりました。
塗装に詳しい妻曰く、「これはかなり面倒な段階を踏まないと出来ないはず」とのこと。それだけあって塗装代は前回より大幅にアップ。約7万円ほど掛かっています。
支払い
フレームを受取、代金をお支払い。価格は21万円でした。
今回も明細は頂いていませんが、恐らく内訳は以下のような感じ。
・パイプのアップチャージ: 2万円
・塗装代: 7万円
内金として入れていた3万円を除いた18万円を支払いました。
車用のガラスコーティング剤です。業務用としても使われるものらしく、性能は確かなようです。 今回は自転車のフレームのコーティングに転用しました。 購入動機 ニューフレームのSCOTT「Foil」を購入するにあたって、少しでも傷などを[…]
フレームは一度持ち帰って↑のコート剤でガラスコーティングを行った後、新宿のエルブレス(2020年末で自転車コーナー閉店)に組み付けをお願いしました。
ガラスコーティング後。素晴らしい艶。
納車
2019年2月14日。フレームオーダー日から4ヶ月と、今回は結構短い期間で納車日を迎えました。
完成図。とても格好良く仕上がりました!
納車直後はホイールにSHAMAL ULTRAを入れていましたが、その後にRACING 3へと変更しました。
こちらがRACING 3入れ替え後の写真。SHAMALよりも格が下のホイールに交換した理由は、乗り心地。詳しい話はRACING 3のレビューに書いていますが、SHAMALはアルミスポーク、RACING 3はステンレススポークという違いがあります。ステンレススポークの方が乗り心地が良いはずなので、1200kmの攻略を考えてRACING 3を選びました。
その他のパーツ類は、ほぼ1本目からの載せ替え。9000系デュラエース(前後ディレイラーのみ9100系)で組んでいます。
組んでから既に2年ほど経ちますが、パーツ構成はこのまま。変わったのはチェーンくらいでしょうか(デュラチェーン→KMC 11X)。
細部写真
細部について、写真とともに紹介します。
バーテープはスパカズ。手のしびれ対策として、テープの下にFizikのBAR:GELを入れています。
パイプはCOLUMBUSのNEMO。ステッカーが可愛かったので、今回はフレームに貼ってみました。
余り見えない所ながら、こだわったのがBB。CHRIS KINGのBBが色味まで素晴らしくフレームカラーとマッチ。狙って履いたものの、ここまで同色になるとは思っていませんでした。本当はヘッドパーツもこの色で揃えるつもりでしたが、フォークの仕様で取り付けができなったことが悔やまれます。
シートステーは前と同じく半集合。色の塗り分けパターンは変えています。
懸念していた、ダウンチューブ下のボトルケージも、目論見通りスッキリと取り付けられました。ここの位置指定はちゃんとしたほうが良いですね。
改めて、この深い黒とワインレッドが良いです。なお、ブレーキワイヤーは露出する部分にカバーを掛けてもらいました。少しでも雨で錆びるのを防ぐため。ワイヤーは今回も日泉ケーブルで固めました。
現物合わせをするまで少し不安だったのが、愛用の大型サドルバッグとの相性。少しスローピングを緩めにしたので、サドルバッグとシート集合部の干渉を懸念していましたが、問題はありませんでした。