【レビュー】CATEYE「RAPID 5 (TL-LD650)」

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評価:3

CATEYEのテールライトです。視認性の高い発光パターンの「ラピッドモード」を搭載しています。

目次

購入動機

ロングライド用にスマートなテールライトを探していた所、信頼のCATEYEから新製品が出ていたので購入しました。

製品概要

単四電池2本で、以下の時間駆動します。

点灯: 約15時間
点滅: 約100時間
ラピットモード: 約50時間
パルスモード: 約50時間

実測重量は、電池込みで57gです。

モードメモリー機能があり、前回消灯したときのモードで起動します。

使用感

普段はラピッドモードで、ブルベでは点灯モードで使用しています。

明るさ

ラピッドモードですが、パッと見目立ちます。「暴走族」と表現する方もいますが、確かにそんな感じの発光パターン。

かなりギラギラしたパターンなので電池の持ちは短いかと思いきや、50時間程度持つことになっています。

他の自転車が付けている所を後ろから見ても目立ちますが、果たして車から見て目立つかは不明です。目立つことを考えると、反射板としても使える製品と併用するのが賢いかもしれません。

防水性

防水性ですが、この製品は完全防水ではありません。

電池ケースのところにはパッキンも入っていないので、容易に浸水します。電池が粉を吹いていることもしばしば。液漏れが固着したのか、電池が取れないこともあります。なので、雨でも走るような用途には向きません。

ランタイム

ラピッドモードの50時間は十分なアピール性とランタイムを兼ね備えていると思います。

ただ、点灯だと15時間しか持たないので、600kmブルベでは1回電池交換をしなければならないのはちょっと面倒。

その他

不満に思う点は、電池交換時期の解りづらさ。

点灯して走っていたはずなのに、気付けば消えていることがあります。これは単純に電池が残り少なくなって電圧が不足しているためだと思うのですが。電池が切れる直前まで、それなりに明るく見えてしまうため交換時期が掴みづらいのが難点です。

電池の残りが少なくなってきたら、点灯しないようにしてほしいものですね。

まとめ

スタイリッシュで、アピール度もあるのですが、ネガティブな面も多いです。

以前はブルベ用マシンでメインで使っていましたが、水没の様子を見て以下の製品に交換しました。いつの間にかテールライトが消えていると、失格になりますしね。

とりあえず、防水性だけはすぐにでも改善して欲しい点ではあります。なぜか自転車ライトのメーカーなのにCATEYEは防水がお留守なんですよね……なんでだろう。

雨の中走るのは特殊例としても、屋外に放置された自転車にライトが付いていることは普通に考えられるはずなのですが。

評価

対象モデル:  CATEYE「RAPID 5 (TL-LD650)」
年式: 2014年
定価: 2800円(税込)
購入価格: 2550円(税込)
公称重量: 55g
実測重量: 57g

価格への満足度

6/10

適価

総合評価

6/10

明るさは頑張っているが、防水性に不満

レビュアー情報

年齢: 30歳 (執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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