【アンケート結果】バーテープのブランド

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「使用者数が多い=良いブランド」とも限りません。

独自の技術を持つブランドや、急速に愛用者を増やしているブランドもあります。

このページでは、11位以下で注目のバーテープブランドをご紹介します。

11位: SILVA(71票)

11位は、イタリアのSILVAでした。

SILVAはバーテープの老舗ブランドで、正直10位以内に入らなかったのは意外でしたね。

SILVA(シルバ) モルビダン フォレロ シリーズ バーテープ [73 レッド]
SILVA(シルバ)

私がかつて愛用していたのが、モルビダン・フォレロ。モルビダンは表皮の素材の名前、フォレロは「穴あき」の意味。握り心地・グリップ・軽量性などなど、非常に良いバーテープでしたね。

ただ、製品のバリエーションとしてはクラシックなものが多く、最近流行りのしっとり系はラインナップしていません。巻き返しに期待しています。

14位: SPECIALIZED(42票)

14位は、アメリカのSPECIALIZEDでした。

スペシャライズドはフレームのメーカーとしてはかなりバーテープに力を入れていましたが、2021年に自社製のバーテープがすべて廃版となりました。現在、スペシャライズドの完成車にはSUPACAZが巻かれるようになっています。

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個人的に10年以上愛用していた「S-WRAP Roubaix」も廃版に。これは個人的にかなり堪えました。アンケートの投票を見ると同じような方が結構多いようなので、何とか復活してほしいものですが……。

なお、このテープは結構ROUBAIXに似ています。他にも色々似たバーテープを見つけたので、後日記事にする予定です。

18位: CYCOLOGY(25票)

18位は、オーストラリアのCYCOLOGYでした。

かつてド派手な模様で一世を風靡した「OFF THE FRONT」に近いセンスの柄物バーテープを多数リリースしている新興ブランドです。

私もちょっと興味があって1本買ってみました。

いやー、派手ですね。

写真からツルツルしているのかと思いましたが、なかなかグリップもしっかりしており、クッション性もあります。見た目だけのブランドでは無さそうでした。

22位: BROOKS(22票)

22位は、イギリスのBROOKSでした。

言わずとしれた老舗ブランド。高級ブランドとして知られますが、バーテープも高級。

本皮を使ったバーテープは、ほぼ1万円というお値段。ただ、使い込むほどに味が出ると愛用者の方は語っていました。BROOKSのサドルとの色合わせもしやすいそうです。

29位: TNI(14票)

29位は、日本のTNIでした。

事実上のトライスポーツのプライベートブランドですが、オリジナルのバーテープをリリースしています。

特徴的なのが、全面的にシリコンで作られたバーテープ。シリコンはEVAなどに比べると比重が重いので、バーテープだけで300g(通常のバーテープは100g前後)になります。ハンドルより重い。

しかし、とにかく耐久性が凄く、握り心地が気に入って愛用している方も多いようでした。

 

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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