OGK KABUTO「FLEX-AIR」ファーストインプレッション

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長らく購入を迷っていたOGK KABUTOのヘルメット「FLEX-AIR」を購入しました。

目次

購入まで

まずは購入までの話を書いていきます。

2023年夏、FLEX-AIR発売

FLEX-AIRが発売されたのは2023年8月4日。今から2年前です。

超軽量ヘルメット「FLAIR」の後継。重量はFLAIRより重くなっていますが、安全性と通気性は向上している様子。FLAIRは少々軽量化をやりすぎだと思って購入には至りませんでしたが、これならば買ってみても良いと思えるスペックに仕上がっていました。

気にはなったものの、時期は2023年PBPの2週間前。ここから新規アイテムを試している暇はありません。

また、発売時のカラーには惹かれるものがなかったことも理由です。私はヘルメットには赤色を選びますが、FLEX-AIRの発売時にはストライクな色がありませんでした。

マットバーガンディは唯一赤系の色でしたが、紫の入った色で好みとは少し違っていました。

2024年8月、「G-2レッド」カラー発売

FLEX-AIRの発売から1年。新色が発表されました。

追加されたのは3色のカラー。その中でも「G-2レッド」は私的に食指が動く色でした。ただ、「2色の赤の塗り分け」というのがストライクから微妙に外れていました。

私はIZANAGIの無段階のグラデーションカラーが気に入っていたので、このような色が出れば……そう思いながらもう少し次のカラーを待ってみることにしました。

2025年、新色が発売するも……

2025年6月、二度目の新色が発表されました。

新城選手が所属する、ヴィーにファンティーニカラー。これはこれで格好良いのですが、私の求めていたグラデーション系の赤は発売されず。

もうこれはしばらく新色が出ることもなさそうなので、「G-2レッド」を購入することにしました。

近所のサイクルキューブさんに在庫があったのでそちらを購入。このカラーは店舗限定のようで、通販では売っていません。

OGK KABUTO「FLEX-AIR」

OGK KABUTO「FLEX-AIR」のファーストインプレッションです。G-2レッドカラーのL/XLサイズ。

付属品

交換用のインナーパッドが3種類と、ノンスリップラバーが付属します。

A.I.ネットは「アンチインセクターネット」の略で、虫の侵入を防ぐことを目的としています。

外観

昨今のトレンドである丸みを帯びた形状です。2色の赤で塗り分けられています。

いろいろな方向から。

前作のFLAIR同様、アウターシェルに肉抜き加工が施されています。ただ、肉抜き量はFLAIRよりも減らして安全性に振ったとのこと。

IZANAGIと並べてみました。よりFLEX-AIRのほうが丸い形状であることが分かります。

せっかくなので、今回は純正のガラスコーティング剤を施工しました。少しは艶が増しているはず。傷つきにくくなると良いのですが。

重量

公称215gで、実測211g。L/XLサイズとしてはかなりの軽さ。これまで使っていたIZANAGIのLサイズが240gなので、30gの軽量化となります。

異常なほど軽量化していた前作FLAIRはLサイズで185gだったので、それよりは30gの重量化。ただ、これくらいの重量のほうが安心感はあります。

安全基準

JCF規格に適合しています。日本国内の公認レースでも使用可能。

個人的に重視している「額の部分の肉厚」は十分に取られています。ここが短いと、前転するような落車をした場合に鼻から着地することになります。

OGK公式サイトより引用

前作のFLAIRは額の部分を切り上げるデザインを採用していました。目的は「視界の確保」とされていますが、本音は軽量化のためだったのでしょう。そこは安全装備として削ってはいけない部分だと思ったので、FLAIRは購入に至らなかったのでした。そこを改めてきたので、晴れてFLEX-AIRを購入することになったわけです。

フィット感

いつものOGKの帽体といった印象。日本人の丸頭に素晴らしくフィットする形状です。

全体的な感触は、それまで使っていたIZANAGIにそっくり。ブラインドテストで被り分けたら、多分どちらがどちらか分かりません。

アジャスターは「BOA風」ではなく純正「BOA」ダイヤルを採用。締める/緩める場合の両方で微調整ができる高級タイプ。

顎紐は消臭機能の付いたもの。バックルはIZANAGIと同じく小さいタイプ。AERO-R2のバックルは重くて垂れ下がる感じがあったので、こちらの方が好きです。

後頭部のアジャスタ位置は4種類から選択可能。IZANAGIは8種類だったので、ここはちょっと簡略化されていますね。

IZANAGIとの最大の差が、このY字の「エアフローパッド」。頭とヘルメットの間に空間を作ることで、空気の流れを作ることを目的にしています。

このパッドの感触が気になるかな?と予想していたんですが、実際に付けて走ってみても何の違和感もありませんでした。

実走

早速、被って走ってみました。

本製品の売りは「軽量性」と「空冷性能」です。IZANAGIよりも30g軽いですが、「明らかに頭が軽い!」と言うほどの差は感じません。ただ、走り終えてコンビニに寄る際にヘルメットを脱ぎ忘れる程度には存在感がないです。普段は必ずヘルメットは脱いでから入店するのですが、入ってから「あっ」と気づきました。

空冷性能は、すぐに実感できるほど高いと思います。同じく今年購入したEROS 2.0は、見た目や安全性能は悪くなさそうでしたが、明らかにヘルメット内の空気の流れが悪く、熱がこもる感触がありました。一方、FLEX-AIRはIZANAGIを上回るほど空気が抜けて涼しいです。設計通りの性能は出ているように思えます。

破損保証

今回は破損保証に対応したサイクルキューブさんで購入したので、1年間の保証が付帯します。

1年以内に事故で破損した場合に、次のヘルメットを半額で買える制度です。利用はしたくないですが、いざという時の備えとしてありがたい。安くないものですし。

まとめ

OGK KABUTO「FLEX-AIR」のファーストインプレッションでした。

結局購入まで2年ほど迷ったのですが、今の感想は「さっさと買っておけばよかった」でした。付け心地も良く、空冷性能も上々。軽くて首が疲れないのもロングライド勢としてはありがたいです。IZANAGI並の快適性に軽量性が加わった感じですね。

約5年間、IZANAGIを同じカラーで2個使ってきましたが、ようやく次のメインヘルメットが見つかった感じがします。

そしてOGKさん、出来ればFLEX-AIRにもこのカラーを出してください! 宜しくお願いします。出たらもう一個買います。

著者情報

年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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