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サイクルモード東京2024 参加レポート
ブース紹介 (南ホール)
できる限り多くのブースを回りましたが、その中で気になった・面白かったブースを紹介します。

サイクルモードのメイン入口は西ホール側なのですが、今回は買いたいものがあったため先に南ホールへ。
そのため、まずは南ホールのブースから紹介していきます。
Canyon

今回、西ホールを素通りして真っ先に向かったのがCanyonブースです。その目的は……

こちらのバーエンドベル(3000円)。毎年会場で直販をしているんですが、すぐに売り切れてしまう人気商品。ようやくゲットできました。

それだけで失礼するのも勿体ないので、昨年刷新されたエンデュランスロード「Endurace」のフラグシップモデルを見学。スタッフの方にトップチューブの荷物入れについて伺いました。





トップチューブに設けられたフタを開けると、中から4連のウインナーのようなバッグが出てきます。
その中にはタイヤレバーや携帯工具、チューブレス修理キットなど、従来ツール缶の中に入れておくようなアイテムが満載。トップチューブのストレージの幅が狭いので基本的にはこの専用バッグに入る工具しか使えないらしいですが、大体のトラブルにはこれだけで対応できそうです(予備チューブは要るかもしれない)。
バッグ自体もフタの裏にマジックテープで接着可能。このためトップチューブ内で暴れることもないそうで、良く考えられているなと思いました。
Garmin

南ホール入ってすぐの場所に陣取るGarmin。去年も同じ場所でしたね。
EdgeX40シリーズが初公開された去年と異なり、今年はサイコン関係に新製品は特になし。


レーダー系の製品も既存モデルばかりでした。
スタッフの方に「なにか新製品はありますか?」と聞くと、Tacxのスマートトレーナーの新製品があることを教えてもらいました。Tacxは現在Garmin傘下です。

こちらが新製品の「TACX NEO 3M」。私も初代モデルのTACX NEOを持っていますが、今回が3世代目ということになるでしょうか。
お値段338000円(税込)となかなかすごい価格ですが、色々と刷新されています。
最大の特徴が、「モーションプレート」というものがローラー台の底部に標準で付属するようになったこと。要は「ちょっとだけ前後左右に動く」仕組みです。実走感を高めるとともに、フレームへの負荷を下げる狙いがあるとのことでした。実際、完全固定のスマートローラーでもがくのはフレームが割れそうで抵抗があったので、こういう進化は良いですね。

動かしたくない場合はロックすることも出来ます。

付属する前輪用のスタンドも少しだけハンドルを切ることが可能になっており、こちらもモーションプレート同様の狙いがあるとのことでした。
BTB輪行箱

飛行機輪行用の輪行箱を展開する「BTB」。
飛行機輪行時のサイズとして最小となる3辺合計203cmタイプの箱を見せていただきました。私は飛行機輪行時には自作のプラダン輪行箱を使っていますが、それの既製品バージョンはどんなものかと思いまして。

重量は5.2kgとプラダンにしてはズッシリ(自作した輪行箱は2.4kg)。ただ、各部の強化はしっかりされており、防御力は高そうです。
寸法は「104cm(L)×26cm(W)×72cm(H)」。

昨年のPBPのために購入したQBICLEの輪行箱は、横幅がどう考えても足りませんでした。公称幅は23cm。
それに対してBTBは幅が26cmあります。その分だけ高さが少し低くなっていますが、ディスクロード時代(後輪のハブ軸がリムブレーキより12mm長い)であることを考えると、こちらのほうが実用的でしょう。
次回、フランスへ行くことがあればこちらを手配するかもしれません。
WheelTop

廉価な電動変速を提供するWheeltopのEDS。今回はワイズロードのブース内に出展していました。

展示内容は、稲城のイベントと特に変化なし。ただ、下ハンドルを握ったときのレバーの遠さを確かめるのを忘れていたので、今回も試乗しました。

下ハンドルを握ってレバーを引いてみましたが、特に遠いとは感じず。

今月半ばから一般販売開始だそうですが、評判が良ければ導入するかもしれません。
ELITEWHEELS

最近、国内で存在感を強めているELITEWHEELS。ブースには常に人だかりが。

多くの方の目的はこちらの「DRIVE HELIX」だったと思われます。ウネウネのリムにカーボンスポークという今風仕様。重量は1280gと軽量です。

リムの断面形状はちょっと他社と違う卵型。内幅は21mmで、最近のホイールとしては少し狭い部類に入るかもしれません。
EVOC

インターテックブース内に展示されていた「EVOC(イーボック)」。飛行機輪行用のケースで有名なブランドですが、最近はバイクパッキングにも力を入れています。

面白いなーと思ったのが、こちらの「evoc SEAT PACK BOA WP8」。
シートポストに巻く側のストラップがBOAダイヤルで締め付ける方式になっています。「BOAっぽい何か」ではなく正規のBOAな所が気合の現れですね。

BOAダイヤルの紐そのもので固定するのではなく、ストラップを引っ張るために使っている所がポイントでしょうか。直接固定すると多分切れちゃいますので。
シートポストとの接触部分も滑りにくい素材を採用しており、良く出来てそうでした。470gと、容量の割に重いのがネックですが……。
GHISALLO

昨年まではフカヤブース内でメインの扱いだったGHISALLOですが、今回はフカヤのグッドイヤーブース内の間借り出展。新製品が出たのだからメインに据えてほしいというGHISALLOオーナー心理。

その新製品がGHISALLO「GA-30」。アルミオールロードです。
凄いのはその価格。電動油圧105をフル搭載して税込297000円です。100台限定。

オールロードという名前ながら、タイヤ幅の上限は32mm。GE-110と同じです。立ち姿から見ても、通常のロードバイクっぽい印象を受けました。

2020年以降のGHISALLOはロゴが控えめなモデルが多かったですが、今回はダウンチューブに大きくGHISALLOロゴ。

GE-110よりラメが強めなグレーカラーです(正式にはオーロラグレー)。
YONEX

最近新たにリムブレーキのフレームを発表したYONEX。今回は540gの最軽量フレームを実際に持つことが出来る展示が行われていました。

ピントが合いませんでしたが、フレーム内も非常に綺麗でした。

発表されて間もないリムブレーキの新型CARBONEXも展示されていました。未だにリムブレーキを出し続けてくれる所がありがたい。話を聞くと結構注文があるようです。
Cycle Sports

サイスポのブース。実は会場に入って一番最初に遭遇した知人が中島編集長でした。大体いつもお会いします。

今回はサイスポ系のムックなどが販売されていました。
最近グラベルのムックも出ましたね。
CYCPLUS

小型の電動携帯ポンプ「AS2 PRO」が評判を呼んでいるCYCPLUS。今回は中国・台湾系のブースが大量に出展されていましたが、その中にCYCPLUSもありました。人だかりの多さはその中でトップクラスだったと思います。

やはり多くの人が注目していたのは電動携帯ポンプです。3サイズあり、小・中サイズは既に購入済み。ただ、最大サイズの「AS2 PRO MAX」は今回初めて実物を見ました。


せっかくなので、「AS2 PRO MAX」と「AS2 PRO」の大きさを比較してみました。
バッテリー容量はざっくり倍の差があります。重量は1.7倍くらい。ちょっとツール缶には入らなそうですが、それでもMAXの方が欲しいという人もいるでしょう。
「ワイズロードオンラインでも特別価格で販売が始まった」という告知も置かれていました。

その他、ペダル型パワーメーター・スパイダー型パワーメーターのサンプルも置かれていました。
SKYPEAK

中国系ブースの中で目を引いたのが、こちらの「SKYPEAK」。TPUチューブのOEM販売をしているメーカーです。

多種多様なTPUチューブとカットサンプルが置かれていました。

その中で気になったのが、金属バルブのサンプル。TPUチューブは樹脂バルブが一般的で金属バルブは珍しいのです。スタッフの方に話を聞いてみると、「弊社独自の技術で接着しています」とのことでした。
どこか日本の代理店が付くと良いですね。
TBS Group

日本のテレビ局とは無関係の「TBS Group」。チューブのバルブに取り付けるパワーメーター「Arofly」もここのグループの一つが開発しています。

台北ショーでこのモデルも見たのですが、会場ではこのサイコンが「風圧計を備えていて、そこからパワーを求める」という面白機能があることに気づいていませんでした。

実物を確認したら、ちゃんと前方からの風邪を取り込むための穴が空いていました。
しかしこれ、防水性は大丈夫なんでしょうかね……さすがに考慮されていると思いますが。
Gaciron

中国系のライトメーカー・Gaciron。こちらも入口近くにあり、多くの人が足を止めていました。写真は、前後の長さが小さくフロントバッグと干渉しにくいライト。

最近ライトを刷新したそうで、こちらの大きいライトがRaptorシリーズ。「猛禽」の意味で、スイッチに鷲か鷹のマークが書かれています。
説明では「ブルベやキャノンボールなどランタイムを求める方に」と言われていましたが、キャノボだとちょっと重すぎる気はしました。
「400ルーメンで16時間」とスペックシートには書かれていましたが、ちょっとこのサイズだとバッテリー容量的に一定光量を保つのは厳しそうに見えます。ダラ落ちタイプでも200ルーメン以上の時間が長ければブルベにも良さそうです。

個人的に気になったのはもう一つのKIWIシリーズ。こちらはニュージーランドの国鳥でもあるキーウィという鳥のマークがスイッチに描かれています。細身でハンドル上でも場所を取らなそうでいいですね。
KIWI1200は300ルーメンで6時間のモードを搭載。バッテリーが4500mAhなので恐らくこれは一定光量ではないかと推測しますが、もう一段暗くて(150-200ルーメンくらい)ランタイムの長いモードがあると個人的には良かったなーと思いました。



