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サイクルモード東京2024 参加レポート
ブース紹介(西ホール)
続いて西ホールのブースの紹介です。
AVEDIO

日本ブランド「AVEDIO」。ちょっと前まで元気がなかったものの、ここ一年ほど新フレームのリリースが続いています。
今回はフォロワーでキャノンボーラーのゆゆさんがブースにいらっしゃるとのことでご挨拶に伺いました。しっかり試乗の列を捌いていらっしゃいました。

一番良いところに飾られていたのがチタンフレーム「PEGASUS」のディスク版。金属フレームながらケーブル完全内装の現代的スペックを備えています。

電動スーパーレコードで組まれ、上代なんと200万円。

こちらは少し前のモデル、「VENUS」。この名前のモデルは10年以上前からあり、フレーム内部にリブを設ける独特な製法で鬼剛性を誇りました。聞けば今でもこのモデルはその製法で物凄く硬いそうです。
OSTRICH

輪行袋やバッグ類を数多く展開するオーストリッチ。
前回ブースを訪れたことを書いたところ、「次は是非お名前をお聞かせください!」とリプライを頂いたので、今回は伊美社長にご挨拶させて頂きました。

以前、私が書いた「バックパックライト5.5」のレビューをお読みになったそうで、バッグ底面の反射剤の意図に触れていた点が嬉しかったとのこと。まさに前傾姿勢での視認性を考えて底面に反射剤を付けたとのことでした。作り手の意図を汲み取れて私も嬉しいです。

こちらは新製品の「POTARI フロントXツーリング」。これまでもフロントバッグはリリースされていましたが、大容量かつ色々改良されたバージョンです。


まず、ハンドルに取り付けるストラップが着脱可能になりました。旧モデルはここが縫い付けられていたので、タイラップなどに交換ができない点がネックでした。この変更は嬉しい。
そして、そのストラップを付ける前後位置も2種類から選択可能になっています。ハンドルにケーブルが内装されているか否かで、ストラップの最適な位置って変わるんですよね。さすが、自ら使って製品を作られているだけのことはあります。

こちらはセパレートタイプの「POTARI フロントXハーフ」。ライトと干渉しがちなフロントバッグの真ん中に隙間を開けてしまおうというコンセプト。
一味違うアイデアが豊富なオーストリッチ。作り手である伊美社長のお話を直接聞けてよかったです。
FULCRUM

以前はホイールブランドでは一番使われていた感のあるフルクラム。ディスク時代になってからは少しその勢いが弱まった感があります。私もレーゼロカーボンDBは買ったけど売っちゃいましたし……


以前のフルクラムのディスク用ホイールは何故か丸スポークばかりでしたが、最新モデルは大体エアロスポークに変わっていました。やっぱり空力を考えればこうなりますよね。
PIRELLI

ロード用タイヤブランドとしてもすっかり定着した感のあるピレリ。

今回目に止まったのはTPUチューブ。色が同じでちょっとわかりにくいですが、実はグレードが3つもあったんですね。
- P ZERO SmarTUBE
ロード用の通常版。 - P ZERO SmarTUBE EVO
ロード用の高機能版。 - CINTURATO SmarTUBE
エンデュランス版。耐パンク性能強化。
価格が他ブランドに対してかなり高級なので使ったことはありませんが、一度試してはみたいチューブです。
CATEYE

VOLT800 NEOの新限定カラーのアンケート企画をやっていたCATEYE。


私の好きな赤系統は「ラメレッド」「メッキレッド」の2種類。どちらも現物はすごくカッコいい。迷った末にメッキレッドに投票しました。製品化されますように。

アンケートに答えると、キャットアイ70周年の記念タオルがもらえました。ラスイチ。危なかった……。


70周年版のVOLT800 NEOも出るそうです。……一体CATEYEは私に何本800NEOを買わせる気なのか!


今年新発売のライトブラケット2種類。センターブラケットは便利そうなので、帰宅して即予約注文しました。
La routeのVOLT800 NEOのインタビュー企画でお相手をしてくださった塚本さん(VOLTシリーズの企画者)と今回もお話できてよかったです。
LEZYNE

昨年のラインナップ刷新を機会にライトに力を入れているLEZYNE。代理店であるダイアテックのブース内でも大きく扱われていました。

こういう詳細なスペックが出るようになったのもいいですね。以前のLEZYNEはサイトを見てもライトの詳細なスペックが分からなかったので。主観照射図も追加され、用途に応じて選びやすくなっています。

折角の機会ですので、こちらのレビューを依頼くださった担当の方にもご挨拶。LEZYNEライトの改善点などについて意見を交換しました。


その時に教えていただいたのがこちらの新型マウント。Garmin+GoPROという感じのマウントですね。マウントの選択肢がもっと多いと使いやすくなると思うのでこの方向で進化してほしいです。
knog

ライトやベルを販売するknog(ノグ)。今回気になったのはairtagを内蔵した盗難防止センサー「SCOUT」。

airtagの基本的な機能に加えて、振動が加わった時に大きな音を鳴らす機能付き。月額制ではなく9680円の買い切りです。スマホアプリから任意のタイミングで音を鳴らすことも出来、80dBの大きな音がなります。PBPの駐輪場で自分の自転車を見失っても安心。
惜しむらくはairtagの機能が現状ではiPhoneでしか使えないこと。Androidの私には使えない……と思ったのですが。

どうやらAndroidでもairtagを使えるようになる日がそろそろ来そう?な雰囲気があるようです。knogブースの人もそんな話をしていましたが、恐らくこの話でしょう。
ASSOS

スイスのウェアブランド「ASSOS」。
気になったのが写真の反射ベスト?っぽいもの。裾部分の黒い帯は反射素材でした。
調べてみると、「SEEME VEST P1」という製品のようです。ブルベ用の反射ベストとしては反射材が少なすぎるので団体によっては使えないかもしれませんが、個人サイクリングで使う分には問題なし。ちょっと気になるアイテムです。
ENVE

軽量かつ実戦的なコンポーネントをラインナップするENVE。

今回目を引いたのは何と言ってもENVE初のロードフレーム「MELLE」。本物はオーラがあります。値段も多分、この構成だと250万くらいしそう。

フックレスリムのカットモデル。ENVEのリムは内部まで綺麗なんですよね。
GROWTAC

ユニークでマニアックな製品を次々と発表するGROWTAC。



今回一番注目すべきは、やはり「あらゆる機械式コンポーネントに対応するレバー」であるEQUALレバーでしょう。
本当は昨年発売するはずでしたが、ようやく来月発売になるとのことでした。無段階変速のフリクションモードと、インデックスプレートを入れた有段階変速で選択が可能。今回はフリクションモードで試しましたが、案外「ここで変速するよ」というタイミングが手に伝わってきて変速に失敗することはありませんでした。
レバーも握りやすいですし、これはちょっと欲しいかも。

発売したばかりのEQUALペダルの分解図も展示されていました。
Magene

GROWTACが代理店を務める中国の電子機器メーカー「Magene(マージーン)」。

個人的に今回注目していたのはGPSサイコン「C606」。悪くなさそう……と思ったんですが、地図の縮尺が「50/100/200m」しか選べないのはちょっと不味い。最低でも5kmの縮尺当たりまで表示できないと厳しいと思います。ファームウェアのアップで今後対応してくれるとよいのですが。

参考出品のペダル型パワーメーター。
trimm

いち早くソーラー充電に対応したサイコン「one」を販売していたtrimm。今回は後継モデルの「two」を発表。


カラーバリエーション豊富なケースを付け替えられる点がウリとのことですが、スペック的には現在から見るとちょっと弱い気もします。マップも白黒のみ。軽量ではありますが、もう一歩独創的な機能が欲しいですね。
iRC

日本のタイヤブランド、iRC。

今回はFormula Pro HL TLRに「NEW」マークが付いていました。前からあったような……と思って聞いてみたら、タンカラーが新登場とのことでした。確かにiRCでサイドとは言えカラータイヤは珍しい。

そして、今回もiRCのタイヤを設計する山田さんとお話することが出来ました。
「リム内幅と周長」の話についても聞いてみましたが、山田さん的には「空気圧によっては多少変化する可能性がある」とのことでした。私の実験は6気圧だったから変わらなかったのかもしれません。
PROFILE DESIGN

トライアスロン用品を数多く展開するPROFILE DESIGN。

今回は10年以上前に知り合ったトライアスリートでPROFILE DESIGNアンバサダーのエース栗原氏がいらっしゃるとのことでご挨拶。そこで最近気になっていた話を聞いてみました。

「なぜトライアスロン系ブランドのトップチューブバッグは後ろに行くに従って細くなっているのか?」という点。これに対して栗原さんの回答は「トライアスロンの人たちはかなりの前乗りが多いので、後ろが太いと膝に当たって不快だからだと思います。ロードだと少しサドルを引く人も多いけど、トライアスロンはそうではないので。」とのこと。
やはり第一人者の話は参考になります。
Panaracer

今回のPanaracerは新GRAVELKINGの展示が中心でしたが、その一方でEQUILIBRIUMとコラボを実施していました。

これはハンドメイドバイシクル展で制作途中が展示されていた3Dプリンタラグのフレームでしょうか?

個人的に目を引いたのがこちら。
公式サイトでは「ツーリング適正: 6」と低めの数値にされていたAGILEST FASTが「長距離を走る」に適したタイヤとして展示されていました。私はAGILEST FAST、かなり良いと思うんですよね。ブルベでも。
KABUTO

自転車用ヘルメットのトップブランド「OGK KABUTO」。



注目は、限定カラーでリリースされたMIPS対応版のAERO-R2。手に持った感じではそこまで重くなっていない感じ。他のカラーでも是非出して欲しいですね。

ヘルメット努力義務化の流れもあってか、街乗り用ヘルメットも多数展示。
ROCKBROS

中華ブランドの代名詞的な存在のROCKBROS。ついにサイクルモードに出展。オリジナルフレームを作ってたとは知らなかった。

今回は様々なブースで見かけた電動携帯ポンプをROCKBROSも展示。
いつの間にかAmazonでも買えるようになっています。


調光レンズのアイウェアも注目を集めていましたが、個人的に面白いと思ったのがBOA(風)ダイヤル「FITgo」を採用したフロントバッグ。3箇所のストラップをダイヤルで締め上げるというもの。そこまでしてダイヤルにしなくても……と思わなくもないですが、こういうチャレンジは好きです。
iGPSPORT

ツール・ド・フランス4回優勝のフルームをアンバサダーに迎え、勢いに乗るiGPSPORT。

今回の目玉は新型サイコン「iGS800」。Garminで言えばEdge1040辺りのポジションでしょうか。全部入りのフラグシップ機種となります。


地図の操作性も旧機種のiGS630よりも向上していそうでした。マウント接続部分は金属製で耐久性を強化。

ライト類も置いてありました。明るさを自分でアプリから設定できるということで、興味のあるライトです。
macchi

ハンドメイドフレーム工房が集まる一画で一際目を引く「macchi」。ブルベにも強いフレームを手掛けるフレームビルダーです。




こちらのカーボンハイブリッドフレームもブルベを楽しむお客さんからのオーダー品だそうで。フルフェンダー対応で電動油圧ディスク。ちゃんとダウンチューブ下にはボトルケージ用の穴も開いており、オーナーのこだわりが感じられるバイクです。
フレームビルダーである植田さんに今回お聞きしたかったのは「フレームを設計する際にタイヤ幅はどれくらい気にしますか?」という話。今はタイヤ幅の選択肢が幅広いので、かなりそこは設計に影響するとのことでした。貴重なお話をありがとうございました!
SUGINO

古くからクランク・チェーンリングを作り続けてきたSUGINO。今回は楕円チェーンリング(正確にはサイクロイド)を展示。

上記のチェーンリングを使った時にチェーンの暴れと弛みを抑制するのがこちらの偏芯プーリー。
通常の真円チェーンリングと合わせて使ってもメリットが有るのか?は聞き忘れました。
Karmor

韓国のヘルメットブランド「Karmor」。かつてはシマノが国内代理店をしていましたが、シマノがLAZERに鞍替えしたため現在は日本代理店がありません。
サイクルモードに出展しているということは代理店が付いたのかな?と思って聞いてみましたが、「まだ決まっていない」とのことでした。




台北ショーでも非常に質感が良くて物欲をそそられましたが、やっぱり良いですね。韓国ブランドなので日本人の頭にもフィットする確率が高いのも良い。
今回のサイクルモードで代理店が見つかっていればよいのですが……。また国内で買えるようになって欲しいブランドです。
CdEaK-JPN

「NEWプロダクツゾーン」にあったCdEak-JPN。ロードバイク用のエアロ風防を作ろうというブランドです。
クラファンを実施していましたが、惜しくも目標金額には未達。その後も改良を重ねているようです。




「ハンドルが取られそうだなー」と思っていましたが、よく見るとフレーム側にクランプされており、ハンドリングには影響を与えないようです。ライトマウントも付けられるなど、改良も加えられていました。
重量は400g前後とのこと。その重量増を上回る空力効果が出るのか、ちょっと気になるアイテムです。






