サイクルモード東京2025 参加レポート

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ブース紹介(東6ホール)

続いて東6ホールのブースの紹介です。

SPECIALIZED

アメリカ「SPECIALIZED」。自由=AETHOS、勝利=TARMAC、挑戦=ROUBAIXという3本柱の展示。

これと言って新しいものの展示はなかったのですが、SPECIALIZEDが出展している安心感。去年はいませんでしたからね。大手がサイクルモードから次々にいなくなっているので、頼もしいです。

CANYON

ドイツ「CANYON」。こちらもいると頼もしいブランド。CANYONはここ数年はずっとサイクルモードに出展しているので、大黒柱的な存在感があります。一時期はショップから蛇蝎のごとく嫌われていましたが、なんか最近はその空気も変わってきた気がしますね。

AEROADを後ろから見てみた図。やっぱり最近のエアロフレームは本当に薄い。

エンデュレース。やっぱりこのフレーム内収納は羨ましい。

AVEDIO

日本「AVEDIO」。スペシャルペイントのCHARISが中央に鎮座していました。

個人的に気になったのが「VENUS RS」の説明。

「ロード・ブルベ・トライアスロンとオールマイティなレーシングバイク」。かつてのVENUSはフレーム内にリブを設けるなど、「The剛性」という感じのフレームで、どう見てもロングライドに向くフレームではありませんでした。そのVENUSがブルベ向きとは。

スタッフの方に話を聞いてみると、「剛性が低いわけではないけれど、振動減衰が早くて結果的にロングライドに向く」とのお答えでした。ちょっと試乗してみたいですね。

Avedio (エヴァディオ) CHARIS R L(510) フレームセット【受注発注:1~2ヶ月】

Partington

オーストラリア「Partington」。独特な構造のホイールが有名です。

ワイズロードの展示で一度は見ましたが、あまり近寄れる雰囲気ではなかったので、今回は近くで見られてよかったです。このスポーク巻き付けハブは何度見てもすごい。

そして値段も凄く、前後セットで110万円です! フレームで100万は結構ありますが、ホイールで100万がついに出てきたか、という感じですね……。

Hotel Dory Bike Italy

イタリア「Hotel Dory Bike Italy」。東6ホールには旅行系のブースが色々出ていましたが、私はあまり興味惹かれず。その中で1つ目を引いたのが、こちらのブースでした。

イタリアでの7日間サイクリングツアーのブースでした。ロードバイクをたくさん保有しているホテルで、そこを拠点に北イタリアの毎日違う道を走るというもの。

ブースには3人の方がいたんですが、1人はイタリア人のツアーガイドの方。あと2人は去年このツアーに参加した参加者だそうで。お二人に「どこでそのツアーを知ったんですか?」と聞いたら、「去年まさにこのサイクルモードで知ったんですが、あれよあれよと……そして今年はスタッフをやっています」とのこと。ミイラ取りがミイラになっている!

私も気にはなるのですが、費用的にちょっとキツそうでした。

Tavelo/Pertual

中国「TAVELO」「PERTUAL」。同じ会社ですが、フレームブランドがTAVELO、ホイールブランドがPERTUALということのようです。今年の台北ショーで見かけて気になっていたブランドでした。

フレームはなかなかペイントに気合が入ってます。

私が気になっていたのは、PERTUALのホイールのほう。カーボンスポークの波型リム。これをいち早く手掛けていたブランドです。

SHAMAL DUAL PROFILEにそっくりながら、それよりも早く発売していたPERTUAL「SHARP」。ただ、スポークが付く位置が違っていて、SHAMALは波型リムの「山」部分、SHARPは「谷」部分に付いています。SHARPが何故「谷」に付けたのかを聞いてみましたが、山部分に付けるとリムの強度的に懸念があったのでこうしたそうです。

味の素

日本「味の素」。冷凍餃子が小さくなっていることは気に入りませんが、「アミノバイタルプロ」には物凄くお世話になってます。

今回改めてブースでお聞きしたのが、「アミノバイタルゴールド」の位置づけ。私はかつてよく調べずに「ゴールドはプロの強化版だろう」と思ってブルベ中に使ったんですが、全然効く感じが無く。プロに戻しました。

ブースの方の説明では、「ゴールドはリカバリー用。競技終了後に飲む。」「プロは競技中に向く。」とのことでした。私の体感としては正しかったようです。今後もブルベ中は「プロ」のお世話になります。

防災×サイクルフェス

今回のサイクルモードは、「防災×サイクルフェス」を併催していました。

会場は、ビッグサイトから少し離れた東京臨海広域防災公園でした。

5分くらい歩いて会場に到着。2日目の閉会間際だったので、片付けが始まっている状態でした。

KABUTO

サイクルモード会場に見当たらなかったKABUTOですが、今回は防災フェスの方に出ていたようで。

新城選手カラーのヘルメットが展示されていました。

「REZZA-2、REZZA-3用に、AIネットじゃない風通しの良いネットが欲しいです!」とアピールだけしておきました。夏場に暑いんですよ、REZZA……。

自転車乗りの間で噂のカプセルトイの展示も。午前中はここで実際にガチャが引けたようですが、早々に売り切れたそうです。

駐輪場

今年のサイクルモード公式駐輪場は防災サイクルフェスの会場内でした。中々厳重です。

自転車を持ち出す時も2枚の書類が必要など、かなり安心できる仕組みだったようですね。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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